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先天的に子宮と腟が欠損―ロキタンスキー症候群 議論進む移植手術という選択肢
ロキタンスキー症候群は、子宮と腟の一部または全てが欠損する先天性の病気だ。通常であれば中学生くらいまでに訪れる初潮が、高校生になっ…
うおのめにそっくり―ミルメシア 痛みで歩行に支障も
いぼの中でも、主に足の裏や手のひらにできる「ミルメシア」は、見た目はうおのめによく似ている。皮膚の奥まで病変が進行すると強い痛みを…
若い男性に多い自然気胸 気圧の変化やストレスが原因に
胸の痛みに突然襲われて息苦しさを感じた場合、狭心症、心筋梗塞などの心臓の病が真っ先に頭に浮かぶ。しかし、長身、やせ型の若い男性の場…
ヒラメの刺し身で起こるクドア食中毒 一過性の下痢や嘔吐
夏から秋の時期にヒラメの刺し身やマリネを食べて気分が悪くなったという経験があれば、それはクドアという寄生虫による食中毒の可能性があ…
帯状疱疹「人生最悪の痛み」 患者は増加傾向へ
体の左右のどちらかに赤い斑点と水膨れが帯のように現れ、痛みを感じるのが帯状疱疹(ほうしん)だ。通常は2、3週間で治るが、油断ができ…
失禁の原因見極め対応 認知症患者の排せつケア
認知症患者の尿失禁や便失禁は、その屈辱感や不快感によって患者を傷つける。そして、徘徊(はいかい)や妄想といった認知症の症状を悪化さ…
胃がん検診はどちらを選ぶ? X線撮影か内視鏡検査か
胃がんは国内で年間約13万5000人が罹患(りかん)し、トップの大腸がんに次いで多いがんだ。初期は自覚症状に乏しいことや、早期発見…
寝起きに多い手首の違和感―橈骨神経まひ 動かせない、上がらない、甲にしびれも
橈骨(とうこつ)神経まひは、ある朝突然、手首を反らすことができないという症状に見舞われる病気で、腕枕をすることによって生じる場合が…
男児に多い片目の視力低下―コーツ病 重症化で失明の危険も
左右どちらかの目だけに網膜剥離が起こり、そのために視力が低下する「コーツ病」は、幼い男の子に多い目の病気だ。近畿大学病院(大阪府大…
胸焼けや痛みを感じたら―逆流性食道炎 食べ過ぎや高脂肪食に注意
胸焼けや胸の痛みといった不快な症状が表れる「逆流性食道炎」。患者数は増加しており、食事の欧米化、ヘリコバクター・ピロリ菌感染者の減…
まぶたや顎が腫れる―IgG4関連疾患 臓器にこぶ、がんと混同される例も
左右のまぶたや耳の下、顎の下などが腫れる「IgG4関連疾患」。顔面だけでなく、全身のさまざまな臓器が腫れるなどの異常が見つかる場合…
診断に苦慮する難病―肺高血圧症 呼吸困難以外に乏しい症状
難病として知られる肺高血圧症は、多くの場合、体を動かしている(労作)時や安静時の呼吸困難を初発症状とし、他の特徴的な所見は乏しい。…
気付きにくく治りにくい 高齢者に多い血管性認知症―ビンスワンガー病
ビンスワンガー病は血管性認知症の一つで、脳に広範囲に広がる白質病変を特徴とする。白質病変は、脳の深部で気付かずに起こった血流低下や…
「糖化」は老化を早める?! 糖尿病や動脈硬化、認知症にも関連
老化を促進する原因として注目されている「糖化」。体内のタンパク質が余分なブドウ糖と結合して細胞を変性させる現象で、老化を早めたり、…
汗をかけない難病―特発性後天性全身性無汗症 20~40代男性が危ない
人間は、気温が高いと汗をかいて体温の上昇を防ぎ、脳を冷やしている。特発性後天性全身性無汗症(無汗症)は、明らかな原因がないのに突然…
高血圧が招く腎機能低下―腎硬化症 透析になる原因の第3位
高血圧が原因となる病気の一つに腎臓の機能を悪化させる腎硬化症がある。大阪急性期・総合医療センター(大阪市)の腎臓・高血圧内科の林晃…
難聴や耳鳴りが表れる「耳硬化症」 手術で聴力が劇的に回復
鼓膜の振動を内耳に伝えるアブミ骨が、周囲の骨に付着して動きにくくなり、音が伝わりにくくなる「耳硬化症」。思春期に発症する例が多く、…
同じ動作繰り返す「チック症」 早寝・早起き、運動で改善も
自分の意思とは無関係に、まばたきやせき払いなど同じ動作を何度も繰り返す「チック症」。子どもに多い脳の神経系疾患で、多くは成長ととも…
認知度低く、進まぬ理解―聴覚情報処理障害 聴力正常でも聞こえに難
職場で上司の指示を何度も聞き間違う、テレビの音も字幕がないと分からない、耳が悪いのかと思って耳鼻科を受診しても聴力には問題がない―…
治療法の開発進む―急性骨髄性白血病 社会復帰する患者も多く
白血病は血液のがんであり、がん化した血液が体内を巡ってさまざまな症状を引き起こす。日本では年間10万人に約6人の割合で発症する。白…
変わるアルコール依存症の治療 「減酒」で回復目指す
長い間、お酒を一切断つという「断酒」のみだったアルコール依存症の治療。近年、飲酒量を減らす「減酒」の取り組みが始まっている。201…
腎がん薬物療法が10年ぶり進歩 免疫療法薬の併用療法で
血液をろ過して尿を作る腎臓に発生する腎がん(腎細胞がん)。周囲の臓器に広がる、離れた臓器に転移するなど進行した場合、5年生存率は2…
子どもの幻聴は心が発するサイン 傾聴と見守りが自殺抑止にも
日本では、10~14歳の子どもの死因の第2位は自殺だ。自ら命を絶つ子どもの低年齢化が問題視される中、新たな自殺リスクとして「幻聴体…
発症前に嗅覚異常―パーキンソン病 早期発見・治療の一助に
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質を作る神経細胞の減少により、体が動かしにくくなり、震えや硬直などの運動症状が起こる難病だ。日本…
変わる多発性骨髄腫の治療 近い将来治癒も可能な段階に
「血液の製造工場」である骨髄で異常な細胞が増え、正常な血液細胞を作れなくなる多発性骨髄腫。この15年間に新薬が相次いで登場し、治療…