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身近な物質も原因に ~化学物質過敏症(典子エンジェルクリニック 舩越典子院長)~
化学物質過敏症は、空気中を漂う化学物質を吸い込むことで、さまざまな症状が表れる病気。自身も症状に苦しみながら、専門外来を設けて治療…
認知症は人生の終わりではない ~一人受診、本人の会で変わる状況~
認知症という病名はよく知られているが、いまだに誤解も多い。決して「認知症イコール人生の終わり」ではない。東京慈恵会医科大学の繁田雅…
8%が週1回以上「ネットいじめ」 ~コロナ下の職場で(筑波大学 池田朝彦助教)~
コロナ下でリモートワークが普及するなど、労働環境が変化する中、職場におけるインターネットを介したいじめ(ネットいじめ)が世界中で目…
溶連菌感染で「リウマチ熱」 ~発熱や関節痛(日本医科大学付属病院 楢崎秀彦准教授)~
溶連菌感染後の免疫反応によって発症するリウマチ熱。しっかりと治療を行わないと、心臓に障害が残るケースもあるという。日本医科大学付属…
ギプス固定中の過ごし方 ~患部に負担掛けないで(とらたに整形外科 虎谷達洋院長)~
骨折や靱帯(じんたい)損傷などの治療で、患部をギプスで固定する場合がある。ギプス装着中は不便な生活を強いられるが、どのようなことに…
臨床研究医の研修参加者を追加募集—専門医機構
日本専門医機構は24日の定例会見で、2023年4月に研修が始まる臨床研究医コースについて、参加者の2次募集を始めたと発表した。1次…
薬物治療が有効―重症筋無力症 ~筋力低下する自己免疫疾患(脳神経内科千葉 川口直樹医師)~
重症筋無力症は、神経と筋肉との接合部での異常で起こり、短時間に筋力の低下が生じる自己免疫疾患。国が指定する難病で、2018年の全国…
病と闘う子どもの「お友達」 ~活躍する「応援犬」マサ~
国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)に入院し、病気と闘う子どもたちの支えとなるファシリティドッグ(応援犬)のマサが、活動開始…
子どもの医療脱毛 ~「濃い」悩みを解消(ディカルエピレーションクリニック心斎橋院 窪田昭男院長)~
「脱毛」は成人の美容目的とのイメージが強いが、体毛を気にする子どもにとっても悩みを解消する有効な手段だ。特に子どもには脱毛時の痛み…
診断に時間かかる難病・希少疾患 ~遺伝子解析で進展も(大阪大学大学院 加藤和人教授ら)~
診断や治療法が確立していない難病・希少疾患は多い。大阪大学大学院医学系研究科(大阪府吹田市)「医の倫理と公共政策学」の加藤和人教授…
ヘルパーはやりがいがある ~介護される人との濃密な時間~
ホームヘルパー(訪問介護員)とサービスの利用者は濃密な時間を共有するパートナーである―。約20年間、東京でヘルパーを務めた経験を生…
マインドフルネスで心豊かに ~うつ病の再発予防効果も(慶応大学保健管理センター 佐渡充洋教授)~
うつ病の再発予防効果やメンタルヘルスへの好影響が注目されている「マインドフルネス」。慶応義塾大学ストレス研究センター(東京都新宿区…
「お口ぽかん」は歯科医に相談を ~口唇閉鎖不全症(日本大学歯学部付属歯科病院 宮崎真至教授)~
日常的に口をぽかんと開けている、いわゆる「ぽかん口」は、子どもの場合、放置すると口腔(こうくう)内だけでなく成長にも影響するため、…
便秘の解消で健康に ~腸内環境整えるビフィズス菌~
大腸の機能劣化は健康へのリスクに直結する。私たちに身近な大腸のトラブルは便秘で、肌の荒れや肥満にとどまらず、糖尿病や脂質異常症、免…
大人もかかる百日ぜき ~うつさないためにも早期治療を(大阪大学微生物病研究所 堀口安彦教授ら)~
せきがしつこく続く「百日ぜき」は一般的に、子どもの感染症だというイメージが強いが、大人もかかることが分かってきた。感染力が強く、周…
多剤服用はデメリットも ~ポリファーマシーへの対処(敦賀市立看護大学 林祐一教授)~
高齢者はさまざまな病気にかかりがちだが、多くの飲み薬を常用すると、安全性や効果の面で問題が起きかねない。そのような多剤服用は「ポリ…
日光で皮膚トラブル ~光線過敏症(巣鴨千石皮ふ科 小西真絢院長)~
紫外線を主とする日光を浴びた部分の皮膚に、かゆみを伴う赤みや発疹などが表れる光線過敏症。俗に「日光アレルギー」とも言われる。通常で…
心不全を防ぐ ~糖尿病の治療薬が有効~
心不全は恐ろしいというイメージは浸透している。しかし、心不全は繰り返すことで症状がどんどん悪化し、死に至るということを知らない人も…
ふくらはぎの強い痛みとけいれん ~「こむら返り」は他の病気が原因かも(アキ循環器・血管外科クリニック 秋顕院長)~
運動時や睡眠中などに突然、ふくらはぎの筋肉がけいれんして激痛に襲われる「こむら返り」。ほとんどの場合は心配ないが、「こむら返りを起…
物が二重に見える ~スマホ内斜視(井上眼科病院 若倉雅登名誉院長)~
スマホの使い過ぎで、体の不調を訴える人が増えている。物が二重に見える「複視」を訴える急性内斜視、いわゆる「スマホ内斜視」もその一つ…
座り過ぎと死亡リスク ~30分に1回、3分の休憩を(早稲田大学 岡浩一朗教授)~
デスクワークなどで座っている時間が長いと、肩凝りや腰痛に悩まされがちだが、近年は死亡率が上昇することが分かってきた。その実態と対策…
香山リカ・北海道むかわ町国民健康保険穂別診療所副所長~医療の原点で「住民に寄り添う」~
北海道むかわ町の国民健康保険穂別診療所に4月、精神科医の香山リカさん(かやま・りか、本名中塚尚子=なかつか・なおこ=62)が常勤医の…
消化管に起こる好酸球性胃腸炎 ~日本人に多く、生活に影響も(国立成育医療研究センター 野村伊知郎室長)~
好酸球性胃腸炎(EGE)は、消化管に好酸球という白血球が多く集まり、炎症を起こす病気。日本人に多く、難病に指定されている。国立成育…
家族の世話をする子ども ~多様な支援を―ヤングケアラー(早稲田メンタルクリニック 益田裕介院長)~
ヤングケアラーとは、慢性的な病気や障害、精神的な問題を抱える家族の世話をする、18歳未満の子どもをいう。幼いきょうだいや祖父母の見…
リハビリでゆっくり回復も ~会話、読み書き難しくなる失語症(京都協立病院 渡辺俊之医師)~
会話や読み書きが困難になった状態を「失語症」という。脳卒中や交通事故などで脳の一部が損傷し、言葉の理解や表現に障害が起きたために発…