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肥満、高血圧や低体力と関連 ~社会的認知機能の低下(玉川大学脳科学研究所 松田哲也教授)~
認知機能には記憶や計算など、脳のさまざまな機能が含まれる。他人の気持ちや行動を理解し、それに反応するなど、人との関わりの基本となる…
ガスでおなか張って苦しい ~ガス型過敏性腸症候群(おおこうち内科クリニック 大河内昌弘院長)~
過敏性腸症候群(IBS)の中でも、ガスが多く、腹部膨満感が強いといった症状があるケースを「ガス型IBS」と呼んでいる。おおこうち内…
「赤ちゃんとの初めて」大切にマイペース育児 ~発育差の不安払拭、低体重児の母親に寄り添う~
早産などで小さな赤ちゃんを産んだ母親が、母子健康手帳(母子手帳)とは違い、子どものゆっくりした成長を大切に記録できるサブブック「リ…
ビタミンCが不可欠 ~筋肉の機能維持に(東京都健康長寿医療センター研究所 石神昭人部長)~
ビタミンCが不足すると、筋肉量が減ったり運動能力が低下したりすることがマウスを使った実験から分かった。実験を行った東京都健康長寿医…
栄養不良との関係が明らかに ~血液透析患者のサルコペニア(大阪公立大学大学院 蔵城雅文講師)~
筋肉量の減少に加え、筋力の低下または身体機能の低下が認められる状態を「サルコペニア(筋肉減少症)」と呼ぶ。高齢者をはじめ、特に多い…
高齢になるほど増加 ~重症化で壊疽も―末梢動脈疾患(東邦大学医療センター大橋病院 中村正人診療部長)~
心臓と脳の動脈以外を指す末梢(まっしょう)動脈が、何らかの原因で狭くなる「末梢動脈疾患(PAD)」。潜在的な患者を含めると300万…
子どもの自傷行為 ~つらさ知ろうとする姿勢を(国立成育医療研究センター 山口有紗医師)~
手首をカッターで切るなどの子どもの自傷行為は、周囲の大人にとって衝撃的だ。なんとかやめさせようとする大人も多いが、国立成育医療研究…
ヒトからヒトへの感染まれ―サル痘 ~多くは濃厚な飛沫・接触で感染(岡山理科大学 森川茂教授)~
アフリカ中央部・西部の風土病とされるウイルス感染症の「サル痘(とう)」。その集団感染が5月以降、欧米を中心に相次いで起きている。世…
寿命が10年縮む糖尿病 ~大切な血糖値の自己管理~
日本で糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない人は合わせて2000万人に上る。国立国際医療研究センターの大杉満・糖尿病情報センター…
生涯通じて歯と口の健康を ~大切な歯科検診(日本歯科医師会 小山茂幸常務理事)~
6月に発表された政府の「経済財政運営と改革の基本方針2022」に、全ての国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」の具体的…
青魚に豊富なEPAとDHA ~脳梗塞の前病変を抑制か(滋賀医科大学NCD疫学研究センター 近藤慶子助教)~
動脈硬化を抑える働きがあるとされるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)。体内ではほとんど作ることができず、…
医師不足地域との連携で加算~子育て支援枠は見送り―来年度シーリングで専門医機構~
日本専門医機構は地域や診療科による医師の偏在を是正するための2023年度の専攻医のシーリング(採用上限の設定)に関し、医師不足が顕…
膝の痛みを諦めない ~身近になった手術支援ロボット(帝京大学病院 中川匠教授)~
加齢とともに膝が痛くなり、旅行や趣味が楽しめなくなったという人は少なくない。中高年世代を悩ませる代表的な膝の疾患「変形性膝関節症」…
パートナーが発達障害 ~カサンドラ症候群(医療法人社団惟心会 吉田健一理事長)~
発達障害を持つパートナーと関係性がうまく築けずに苦しむ「カサンドラ症候群」。周囲の理解が得づらく、ストレスが募る。東京都内で精神科…
成長期に多いジャンパー膝 ~ストレッチで改善も可能(丸太町リハビリテーションクリニック 森原徹院長)~
ジャンプやランニング、スクワットの姿勢で構えるなど、膝の曲げ伸ばし動作を頻繁に繰り返すことで、膝のお皿部分に痛みが生じるジャンパー…
うまく適応すると良い結果に ~職場、学校の人間関係ストレス(東京成徳大学 夏原隆之准教授)~
職場や学校などでは「考えが合わない」「信頼されていない」など、人間関係に悩むことが少なくない。どうしたら各自の悩みを解決しつつ、集…
化粧療法で症状の改善効果 ~「喜び」が増加―認知症(岡山大学病院 田所功医師)~
認知症の治療は、薬物療法と非薬物療法を組み合わせることで症状の進行を抑え、生活の質の向上を図るのが基本だ。睡眠障害、徘徊(はいかい…
テレビの「ながら見」はしないで ~惨事報道とメンタルヘルス(目白大学 重村淳教授)~
昨今、災害や戦争、殺人事件などの惨事が頻繁に報道されている。直接被害に遭わなくても、惨事を伝えるテレビやインターネットの衝撃的な映…
「糖尿病」の名称変更へ ~患者の9割が不快感—糖尿病協会~
日本糖尿病協会は7日、「糖尿病」という名称の変更を検討する方針を明らかにした。患者の大半が不快感を抱いていることなどを踏まえたもの…
思春期の少女に多い脊柱側弯症 ~早期発見に有効なモアレ検査(慶応大学病院 渡辺航太准教授)~
思春期の少女に発症することが多い脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)は、脊柱(背骨)がねじれるように側方に曲がってしまう病気。早…
身近な物質も原因に ~化学物質過敏症(典子エンジェルクリニック 舩越典子院長)~
化学物質過敏症は、空気中を漂う化学物質を吸い込むことで、さまざまな症状が表れる病気。自身も症状に苦しみながら、専門外来を設けて治療…
認知症は人生の終わりではない ~一人受診、本人の会で変わる状況~
認知症という病名はよく知られているが、いまだに誤解も多い。決して「認知症イコール人生の終わり」ではない。東京慈恵会医科大学の繁田雅…
8%が週1回以上「ネットいじめ」 ~コロナ下の職場で(筑波大学 池田朝彦助教)~
コロナ下でリモートワークが普及するなど、労働環境が変化する中、職場におけるインターネットを介したいじめ(ネットいじめ)が世界中で目…
溶連菌感染で「リウマチ熱」 ~発熱や関節痛(日本医科大学付属病院 楢崎秀彦准教授)~
溶連菌感染後の免疫反応によって発症するリウマチ熱。しっかりと治療を行わないと、心臓に障害が残るケースもあるという。日本医科大学付属…
ギプス固定中の過ごし方 ~患部に負担掛けないで(とらたに整形外科 虎谷達洋院長)~
骨折や靱帯(じんたい)損傷などの治療で、患部をギプスで固定する場合がある。ギプス装着中は不便な生活を強いられるが、どのようなことに…