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長引く全身の不調―甲状腺機能異常 ~症状思い当たれば検査を(金地病院 山田恵美子院長)~
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、通常一定量に保たれている。甲状腺の働きに異常が生じてバランスが崩れると、全身にさまざまな症状…
早産児の病気リスク軽減 ~新施設が稼働―母乳バンク(昭和大学 水野克己教授)~
「母乳バンク」は、早産で小さく生まれた赤ちゃんが自分の母親から母乳が得られない場合に、医師の要請に応じて、寄付された母乳「ドナーミ…
環境の常在菌が感染 ~患者が近年急増―肺MAC症(複十字病院呼吸器センター 森本耕三医長)~
自然や生活環境下の水や土壌などに広く生息する非結核性抗酸菌は、約200種類あるという。その1種であるMAC菌の感染による肺MAC症…
壊れたがん細胞が引き起こす腫瘍崩壊症候群 ~リスクのある患者に積極的予防策(福井大学医学部血液・腫瘍内科 森田美穂子助教)~
抗がん剤などによるがん治療で起こり得る副作用の一つに「腫瘍崩壊症候群」がある。命を脅かす状態になることが多い。福井大学医学部血液・…
「ランドセルが重い」 ~増える首、肩の痛み(みたき総合病院 鈴木悟部長)~
ランドセルが重くて心身が不調になる「ランドセル症候群」。その予防法について、名古屋市立大学医学部付属西部医療センター(名古屋市)名…
加齢による口の機能の衰え ~オーラルフレイルの対策(東京医科歯科大学病院 戸原玄教授)~
滑舌が悪くなったり、食事のときにむせたり、かめない食品が増えたりする「オーラルフレイル」。東京医科歯科大学病院(東京都文京区)摂食…
発作時のポイント覚えて ~子どもの熱性けいれん(千葉県こども病院 小俣卓部長)~
乳幼児の発熱時に起きる「熱性けいれん」。日本では7~11%の子どもが起こすといわれている。千葉県こども病院(千葉市)神経内科の小俣…
ファミレスで認知症本人ミーティング ~当事者らが思いや悩みを話し合う~
東京都千代田区は、認知症の当事者らが思いや悩みなどを語り合う「認知症本人ミーティング」を、区内のファミリーレストランなどで開催して…
薬物療法で回復も ~病状はさまざま―拡張型心筋症(新潟大学 猪又孝元教授)~
心臓が拡張して大きくなり、血液を送り出すポンプ機能が弱くなる状態はさまざまな原因により引き起こされるが、精査してもその原因が分から…
心身を癒やす「デジタル森林浴」 ~コロナ禍で注目(森林研究・整備機構 高山範理さん)~
コロナ禍で移動の機会が減る中、室内でも自然と触れ合う場を得られる「デジタル森林浴」が注目されている。その効果を検討した森林研究・整…
被害深刻化はこれから―新型コロナ ~十分な対策と警戒が必要~
感染者が過去最高を更新し続ける一方で、法律に基づく行動制限などの対策が取られない状態が続く新型コロナウイルス流行の第7波。8月初頭…
暑さ、夜間屋内でも警戒を ~「災害」との認識必要~
全国各地で猛暑日が続き、38度など通常の体温を超える報告も相次いでいる。これら気象庁などが発表する気温は風通しが良く、地上からの照…
男性の更年期障害―LOH症候群 ~定年退職もきっかけに(順天堂大学医学部付属順天堂医院泌尿器科 堀江重郎教授)~
更年期障害は女性特有のものと思われがちだが、男性も加齢に伴う男性ホルモンの減少により発汗やいらいら、性欲減退などの症状が表れる。医…
命に関わる便秘症 ~「いきみ」に注意(横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学教室 中島淳教授)~
便秘症は症状があっても軽く見られる傾向がある。しかし多くの研究から便秘症が生存率を低める疾患だということが分かってきた。慢性便秘症…
ピロリ菌感染と関連―十二指腸潰瘍 ~30年で1割に減少、高齢者は注意(昭和大学横浜市北部病院消化器センター 宮地英行准教授)~
医師が日常の診療で遭遇する頻度が高い病気の一つとされてきた十二指腸潰瘍。患者が減っているというが、なぜなのか。昭和大学横浜市北部病…
飼育前にリスク理解を―ペットアレルギー ~鼻炎やアトピーの人は起きやすい(昭和大学病院呼吸器・アレルギー内科 鈴木慎太郎講師)~
犬や猫、鳥などの動物が原因で起きるペットアレルギー。飼い主が皆発症するわけではないが、リスクを抱える人は多く、別のアレルギーを引き…
運動中の呼吸困難、喉の詰まり ~運動誘発性喉頭閉塞症(和歌山県立医科大付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科大谷真喜子講師)~
運動のピーク時に突然喉が詰まり、息ができなくなる運動誘発性喉頭閉塞(へいそく)症(EILO)。「運動量が多くなる思春期から増え始め…
「免罪符型」健康食品広告は改善を ~不健康行動を助長(東京大学大学院医学系研究科)~
脂っこい物を食べても、このお茶さえ飲んでいれば大丈夫―。そんな印象を与える「免罪符型」健康食品の広告がテレビやインターネットで多く…
まぶたが下がったり、腕が脱力したり ~理解されにくい難病「重症筋無力症」~
車の運転中に片方の目のまぶたが下がる。右目と左目の視界がずれて距離感が狂ってしまう。髪の毛を乾かしている時に急に腕の筋力が低下して…
治療薬の選択肢広がる―片頭痛 ~上手に使ってセルフケアを~
頭が痛くて寝込んだり、吐いたりすることもある片頭痛。日常生活に支障があっても「たかが頭痛」と、周囲だけでなく患者本人も軽視しがちで…
盛り上がる赤いあざ―いちご状血管腫 ~信頼できる医療機関に相談を(埼玉県立小児医療センター 渡辺彰二副病院長)~
頭や顔などに赤く盛り上がったあざができる乳児血管腫(いちご状血管腫)は、乳児の中では最もよく見られる良性腫瘍だ。埼玉県立小児医療セ…
排尿障害、認知症も疑うべき ~加齢のせいにせず早期受診を(東邦大学医療センター佐倉病院脳神経内科 榊原隆次教授)~
頻尿や尿失禁などの排尿障害と、歩行障害―。高齢者に多いこれらの症状は、認知症と関係している場合がある。東邦大学医療センター佐倉病院…
音楽に乗って心を動かし体を解放 ~パーキンソン病患者のQOL改善目指すダンス~
高齢化とともに患者数が増えているパーキンソン病は、脳内の神経細胞が減ることによって体が動かしにくくなったり、震えや硬直が起きたりす…
ICU患者とのオンライン面会 ~コロナ下で有用(東京医科歯科大学大学院生体集中管理学分野 野坂宜之講師)~
コロナ下では、多くの病院で入院患者への面会が制限されている。特に、重症患者の治療を行う集中治療室(ICU)では、原則面会禁止にする…
HPVワクチンの勧奨再開 ~子宮頸がん予防、キャッチアップ接種も(自治医科大付属さいたま医療センター産婦人科 今野良教授)~
毎年1万人以上が罹患(りかん)し、約3000人が死亡する子宮頸(けい)がん。4月からは、子宮頸がんの「ヒトパピローマウイルス(HP…