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補聴器でも聞き取りにくい ~治療手段は人工内耳(九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 中川尚志教授)~
「声は聞こえているのに何を話しているか聞き取れない」。補聴器を使う高齢者からよく聞かれる悩みだ。九州大学病院(福岡市東区)耳鼻咽喉…
各県にコロナ重症者の専門施設を ~未知の感染症にも対応―昭和大学病院長~
新型コロナウイルスの感染者数はピークを越えたが、各地で増減を繰り返している。オミクロン株は既存の変異株に比べて重症化率は低い。しか…
子宮体がんの自覚症状 ~別の部位との混同にも注意(慶応大学病院婦人科 青木大輔教授)~
子宮がんは、入り口付近に発生する子宮頸(けい)がんと、奥の袋状の部分に発生する子宮体がんに分別される。慶応大学病院(東京都新宿区)…
早産児の気管支肺異形成症 ~多くは日常生活に制限なし(大阪母子医療センター新生児科 平田克弥副部長)~
気管支肺異形成症(BPD)は、早産の新生児に特有の肺疾患で、酸素投与や人工呼吸などのサポートが必要となる。「時に在宅酸素療法が必要…
ふとした動作で起こる頸性めまい ~姿勢に注意して予防を(東京医科大学病院整形外科 遠藤健司准教授)~
首を後ろに反らしたり、回転させたりした時に起きる「頸(けい)性めまい」は、あおむけの姿勢で洗髪してもらう時や長時間何かを見上げた時…
食べ物のつかえや嘔吐―食道アカラシア ~内視鏡治療も可能(昭和大学江東豊洲病院消化器センター長 井上晴洋教授)~
食べ物が食道につかえたり、嘔吐(おうと)したりする「食道アカラシア」は最近まで外科手術以外に有効な治療手段がなかったが、内視鏡での…
生活に支障、つらい片頭痛 ~においで誘発する場合も(仙台頭痛脳神経クリニック 松森保彦院長)~
芳香剤など生活の中のにおいで悩む人が増え、中には頭痛に苦しむ人もいる。「においで誘発される頭痛は片頭痛が多いです。患者さんの9割が…
背が低くても、悲観しないで ~子どもの個性と受け止めよう~
周りの子どもに比べて自分の子どもは身長が低い。この事に気付くと親は悩む。「低身長」の一部には希少・難治性疾患の一つとされるものもあ…
土踏まず内側に痛み ~中高生にも起こる外脛骨障害(足のクリニック表参道 桑原靖院長)~
土踏まずの内側の出っ張りが痛むなら、それは通常では存在しない余分な骨(過剰骨)によって生じる外脛骨(けいこつ)障害かもしれない。そ…
高齢者に大切な嚥下機能 ~生活の改善で好循環に(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 中川量晴助教)~
高齢になると衰える摂食嚥下(えんげ)機能に特化したリハビリテーションの有効性が注目されているが、「日常生活の動作(ADL)」が低下…
多くが無症状の胆石 ~がん化するリスクも(四谷メディカルキューブ 梅澤昭子外科・内視鏡外科部長)~
胆汁に含まれるさまざまな成分が結晶化し、結石ができる胆石症。多くは無症状だが、強い痛みを引き起こすこともある。その原因と治療、日常…
チーム医療でアレルギー患者をサポート ~診療の地域格差をなくす(東京慈恵会医科大学付属第三病院小児科 勝沼俊雄診療部長)~
国民の2人に1人が罹患(りかん)しているアレルギー疾患診療の地域格差をなくそうと、東京慈恵会医科大学付属第三病院(東京都狛江市)小…
高齢者は5年ごとに専門的検診を ~心筋梗塞などの前兆把握~
心臓トラブルの多くは急性心筋梗塞など直ちに生命の危機に直結する。しかし、トラブルの前兆となる軽度の不整脈などについて、継続的に把握…
油断できない前立腺がん
前立腺がんについて、「発症は高齢になってからで、進行も遅い。あまり心配しなくてもいい」と考える人がいるが、中には悪性のものがある。…
肌老化で起こる脂漏性角化症 ~紫外線対策とビタミン摂取で予防(日本赤十字社さいたま赤十字病院皮膚科 三石剛部長)~
脂漏性角化症は、薄いシミから盛り上がってできるいぼで、老人性疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれる。皮膚がんを心配する人も少なくないが、肌の…
認知症での身体拘束増加 ~新型コロナで医療窮迫(京都大学大学院医学研究科医療経済学分野 奥野琢也医師)~
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う2020年の1回目の緊急事態宣言で、ウイルス陽性患者の受け入れ病院が過酷な勤務状況に置かれたこと…
サブスペ3領域を追加認定へ―日本専門医機構 ~放射線カテーテル治療、集中治療科、脊椎脊髄外科~
日本専門医機構の寺本民生理事長は18日のオンライン記者会見で、新専門医制度で認定するサブスペシャルティ領域について、「放射線カテー…
中年以降に増える女性の脱毛症 ~治療前の検査が重要(池袋駅前のだ皮膚科 野田真史院長)~
脱毛症は男性に多いイメージだが、女性でも悩んでいる人は少なくない。女性の場合は、症状や原因が男性とは異なることが多く、治療法も違う…
新しい治療法も―鼻腔腫瘍 ~出血抑え、機能を温存(東京慈恵会医科大学付属病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 大村和弘診療医長)~
鼻の内部や周囲の副鼻腔(びくう)の空洞にできる鼻腔腫瘍は、鼻が上顎や目、脳にも隣接しているため、進行によっては耳鼻咽喉科以外での診…
昼下がりの仮眠で活力を ~パワーナップの効果とは(広島大学大学院人間社会科学研究科 林光緒教授)~
午後の作業を再開した途端、睡魔に襲われ舟をこぐ―。そんな昼下がりの眠気対策に「パワーナップ(積極的仮眠)」が効果的という。短時間の…
内視鏡で胃を縮小化 ~傷を残さない減量手術(東京慈恵会医科大学内視鏡医学 炭山和毅教授)~
太る原因の一つは、食べる量が多過ぎること。重度の肥満に対して胃を外科手術で小さくする手法が既に効果を上げているが、最近、口から内視…
下痢、便秘に襲われる過敏性腸症候群 ~学業や仕事に悪影響~
一日に何度も激しい腹痛や下痢、便秘に襲われるが、検査をしても炎症やポリープなどの異常は見つからない-。そんな症状が続くのが過敏性腸…
新内服薬で「こぶ」が縮小 ~管腫などのリンパ管疾患(岐阜大学医学部付属病院小児科 小関道夫臨床准教授)~
体の隅々から老廃物を回収するリンパ管が膨らむリンパ管腫などの疾患は、有効な治療が手術などに限られていたが、2021年9月に新たな内…
4回目接種も視野に ~新型コロナ、専門家が提言~
まん延防止等重点措置が全国で解除されたが、新型コロナウイルス・オミクロン株の新規感染が終息する気配はない。デルタ株の新規患者数や死…
軽い動作で息切れや疲れ―肺動脈性肺高血圧症 ~女性は妊娠・出産に影響も(国際医療福祉大学三田病院 田村雄一教授)~
心臓から肺に向かう肺動脈が狭まり、肺の血圧が上昇する肺動脈性肺高血圧症(PAH)。軽い動作でも息切れや疲れやすさなどの症状が表れ、…