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睡眠時に突然大きな音 ~頭内爆発音症候群(日本大学医学部付属板橋病院 金子宜之助教)~
寝入りばなや夜中に目が覚めたとき、頭の中で突然大きな音を感じる頭内(とうない)爆発音症候群。命に関わるような病気ではないが、恐怖や…
大きく変わったオンライン診療 ~初診から受診が可能に(中野島糖尿病クリニック 渡部ちづる医師)~
医師と直接対面せずに、パソコンやスマートフォン、タブレットなどでリアルタイムに診療を受けられる「オンライン診療」。コロナ禍で注目を…
視界全体にノイズ ~認知度低い、小雪症候群(井上眼科病院 若倉雅登名誉院長)~
視界全体にいつも小雪が降っているように見える「小雪症候群」は、眼科医にもあまり知られていない病気だ。小雪症候群の患者を多く診ている…
「汗をかかない」「手足が痛い」-ファブリー病 ~患者少なく、低い認知度が治療の障害に~
小児期に発症すると、汗をかかない「無汗症」が多く、成長するにつれて手足の関節の痛み、心臓や腎臓の機能障害などを引き起こす「ファブリ…
災害時の栄養管理 ~持病がある人は注意(国立健康・栄養研究所 坪山宜代室長)~
地震や水害などの災害発生時に避難所での生活が長期化すると、持病が悪化したり、病気を発症したりすることがある。避難所での栄養管理の現…
4歳過ぎても続けば相談を ~子どものよだれ(兵庫県立尼崎総合医療センター 日馬由貴医長)~
赤ちゃんのよだれは口の機能が発達途上にあるためで、一般的には成長とともに治まる。では、何歳くらいがめどなのか、治まらない場合はどう…
読み書き、算数が苦手 ~限局性学習症(白百合女子大学 宮本信也教授)~
学習障害(LD)は「読字(読む)」「書字(書く)」「算数(計算する)」の3分野の障害に分けられていたが、それぞれの障害を併せ持つ子…
援助者のストレス ~心のSOSに気付いて―共感疲労(北参道こころの診療所 庄司剛院長)~
医療や介護など対人援助に携わる人が、心的外傷(トラウマ)を受けた患者の話を聞きケアをすることで、自分も心が苦しくなって疲れてしまう…
在宅勤務で増えるベランダ喫煙 ~ウィズコロナ時代のタバコ(産業医科大学産業生態科学研究所 大和浩教授)~
新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務やステイホームが広がり、集合住宅のベランダや自宅玄関先でタバコを吸う人が増え、受動喫煙をめぐる…
がん治療の転換点に ~陽子線治療装置の小型化に成功~
日本のがん治療の進歩は目覚ましいが、欧米に比べて外科手術が主流だ。手術より患者の負担が少ない放射線治療の専門家が、その壁を越えよう…
毎日の食事でフレイル予防を ~要介護防ぐ栄養の重要性(東京都健康長寿医療センター研究所 本川佳子研究員)~
日本は、65歳以上の高齢者が総人口の29.1%を占める超高齢社会である(総務省調査、2021年9月)。平均寿命と介護状態に陥らない…
肥満、高血圧や低体力と関連 ~社会的認知機能の低下(玉川大学脳科学研究所 松田哲也教授)~
認知機能には記憶や計算など、脳のさまざまな機能が含まれる。他人の気持ちや行動を理解し、それに反応するなど、人との関わりの基本となる…
ガスでおなか張って苦しい ~ガス型過敏性腸症候群(おおこうち内科クリニック 大河内昌弘院長)~
過敏性腸症候群(IBS)の中でも、ガスが多く、腹部膨満感が強いといった症状があるケースを「ガス型IBS」と呼んでいる。おおこうち内…
「赤ちゃんとの初めて」大切にマイペース育児 ~発育差の不安払拭、低体重児の母親に寄り添う~
早産などで小さな赤ちゃんを産んだ母親が、母子健康手帳(母子手帳)とは違い、子どものゆっくりした成長を大切に記録できるサブブック「リ…
ビタミンCが不可欠 ~筋肉の機能維持に(東京都健康長寿医療センター研究所 石神昭人部長)~
ビタミンCが不足すると、筋肉量が減ったり運動能力が低下したりすることがマウスを使った実験から分かった。実験を行った東京都健康長寿医…
栄養不良との関係が明らかに ~血液透析患者のサルコペニア(大阪公立大学大学院 蔵城雅文講師)~
筋肉量の減少に加え、筋力の低下または身体機能の低下が認められる状態を「サルコペニア(筋肉減少症)」と呼ぶ。高齢者をはじめ、特に多い…
高齢になるほど増加 ~重症化で壊疽も―末梢動脈疾患(東邦大学医療センター大橋病院 中村正人診療部長)~
心臓と脳の動脈以外を指す末梢(まっしょう)動脈が、何らかの原因で狭くなる「末梢動脈疾患(PAD)」。潜在的な患者を含めると300万…
子どもの自傷行為 ~つらさ知ろうとする姿勢を(国立成育医療研究センター 山口有紗医師)~
手首をカッターで切るなどの子どもの自傷行為は、周囲の大人にとって衝撃的だ。なんとかやめさせようとする大人も多いが、国立成育医療研究…
ヒトからヒトへの感染まれ―サル痘 ~多くは濃厚な飛沫・接触で感染(岡山理科大学 森川茂教授)~
アフリカ中央部・西部の風土病とされるウイルス感染症の「サル痘(とう)」。その集団感染が5月以降、欧米を中心に相次いで起きている。世…
寿命が10年縮む糖尿病 ~大切な血糖値の自己管理~
日本で糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない人は合わせて2000万人に上る。国立国際医療研究センターの大杉満・糖尿病情報センター…
生涯通じて歯と口の健康を ~大切な歯科検診(日本歯科医師会 小山茂幸常務理事)~
6月に発表された政府の「経済財政運営と改革の基本方針2022」に、全ての国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」の具体的…
青魚に豊富なEPAとDHA ~脳梗塞の前病変を抑制か(滋賀医科大学NCD疫学研究センター 近藤慶子助教)~
動脈硬化を抑える働きがあるとされるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)。体内ではほとんど作ることができず、…
医師不足地域との連携で加算~子育て支援枠は見送り―来年度シーリングで専門医機構~
日本専門医機構は地域や診療科による医師の偏在を是正するための2023年度の専攻医のシーリング(採用上限の設定)に関し、医師不足が顕…
膝の痛みを諦めない ~身近になった手術支援ロボット(帝京大学病院 中川匠教授)~
加齢とともに膝が痛くなり、旅行や趣味が楽しめなくなったという人は少なくない。中高年世代を悩ませる代表的な膝の疾患「変形性膝関節症」…
パートナーが発達障害 ~カサンドラ症候群(医療法人社団惟心会 吉田健一理事長)~
発達障害を持つパートナーと関係性がうまく築けずに苦しむ「カサンドラ症候群」。周囲の理解が得づらく、ストレスが募る。東京都内で精神科…