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専門医の名称3月までに正式決定 ~日本専門医機構理事長~
内科や外科など各診療科に対応する基本領域の専門医の名称について、日本専門医機構の寺本民生理事長は24日の記者会見で「厚労省と相談し…
自然治癒見込めず―爪甲縦裂症 ~皮膚科で気長に治療(秋葉原スキンクリニック 広沢朋子医師)~
爪が縦に裂ける爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)は爪そのものに原因があることもあれば、他の病気や化学物質の刺激などが原因になる…
検査で見つかりにくい心不全―HFpEF ~循環器専門医に相談を(横浜市立みなと赤十字病院 伊藤宏院長)~
心不全のうち、HFpEF(ヘフペフ)と呼ばれるタイプは検査では見つかりにくい上、現状では治療薬も限られる。心不全の約半数を占めるこ…
手術で治る認知症―特発性正常圧水頭症 ~見極めるポイントは歩行障害(洛和会音羽病院正常圧水頭症センター 石川正恒医師)~
特発性正常圧水頭症(iNPH)は、歩行や認知障害、尿失禁などが表れる病気で、65歳以上の1%程度に起こるとされるが、「手術で治る認…
糖尿病患者が病院で学ぶ ~教育入院で生活習慣改善(順天堂大学医学部付属順天堂医院糖尿病・内分泌内科 綿田裕孝教授)~
糖尿病患者が病気や生活習慣について学ぶことを目的とした「教育入院」と呼ばれる仕組みがある。期間は通常1~2週間だが、時間が取れない…
感じ方が変わる味覚障害 ~コロナの初発症状としても(東京女子医科大学病院耳鼻咽喉科 山村幸江准教授)~
食べ物の味が分からない、甘い物を苦いと感じるなど、味の感じ方に異常を生じる味覚障害。新型コロナウイルス感染症では嗅覚障害とともに特…
早期発見、じっくり治療 ~思春期特発性側彎症(国立病院機構村山医療センター整形外科許斐恒彦医師)~
正常ならほぼ真っすぐの脊柱(背骨)が横方向に曲がってくる脊柱側彎(そくわん)症。人口の2~3%に見られるが、このうち10歳以降の思…
日常生活にも支障―口臭恐怖症 ~自分で臭いと思い込む(日本歯科大学付属病院総合診療科 小川智久准教授)~
実際には明らかな口臭はないにもかかわらず、「臭いがする」と自分で思い込んでしまう「口臭恐怖症」について、日本歯科大学付属病院(東京…
尿からナトリウムを過剰排出 ~ギッテルマン症候群(神戸大学医学部付属病院小児科 野津寛大教授)~
ナトリウムが尿から過剰に排出され、塩分が無性に欲しくなったり、夜中に何度もトイレに起きたりするギッテルマン症候群は、あまり知られて…
なぜ医師として福島で働くのか(1) ~初期研修時に震災、募った無力感~
筆者は、福島県・浜通り地方(沿岸部)のいわき市で、乳がんの治療を専門として働いている大学医学部卒業後12年目の医師です。現在勤務して…
軽快には正確な診断必要 ~専門医の下で鑑別を―静脈奇形(信州大学医学部付属病院形成外科 杠俊介科長)~
血管にできる塊、血管腫には、さまざまな分類がある。信州大学医学部付属病院(長野県松本市)形成外科の杠俊介科長は「性質も経過も治療法…
過剰な心配より生活充実を ~アルツハイマーの遺伝性(川崎幸クリニック 杉山孝博院長)~
50歳前後で多く発症する家族性アルツハイマー病は非常にまれな遺伝病だが、高齢で発症するアルツハイマー型認知症にも遺伝のほか、さまざ…
ビッグデータ活用で医療費適正化推進 ~総務大臣賞の佐賀市の介護予防DX(1)~
デジタルトランスフォーメーション(通称DX)は、スウェーデンの大学教授のエリック・ストルターマンが提唱した概念であり、「ICTの浸透が…
思春期と成人で異なるにきび ~ストレス避け、日々のケアを(東京薬科大学薬学部生化学教室 佐藤隆教授)~
毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こすにきびは、思春期に多いが、大人でも悩まされることは少なくない。にきびの原因となるストレスとの関係に…
その尿漏れ、腹圧性尿失禁かも ~減量や訓練で改善も可能(東京女子医科大学東医療センター骨盤底機能再建診療部 巴ひかる教授)~
無意識に尿が漏れてしまう尿漏れ(尿失禁)は、40歳以上の女性の4割強が経験しているという。このうち、ふとした拍子におなかに力が入り…
繰り返す嘔吐―アセトン血性嘔吐症 ~大半は自然に治癒(国立成育医療研究センター病院総合診療部 窪田満統括部長)~
かつては自家中毒と呼ばれることもあったアセトン血性嘔吐(おうと)症は、欧米では周期性嘔吐症という病名が付いている。聞き慣れないが、…
繰り返す脇や尻のしこり―化膿性汗腺炎 ~慢性化でがんの危険も(虎の門病院皮膚科 林伸和部長)~
脇や臀部(でんぶ)などにできたにきびのような複数のしこり(結節)が化膿(かのう)して再発を繰り返す化膿性汗腺炎。虎の門病院(東京都…
思春期に多い「起立性調節障害」 ~脳血流低下、家族・学校の理解カギ~
思春期に発症しやすい起立性調節障害(OD)の認知度が高まりつつある。朝の起床が難しくなり「怠けている」などと誤解されがちな病気で、不…
一歩踏み出して違いを楽しもう ~パラリンピック閉会式のその先へ~
多くの障害者アスリートが活躍し、社会の多様性への関心も高まった東京パラリンピック。閉会式では障害の有る人、無い人が混然一体となって…
異常なタンパク質が沈着―心アミロイドーシス ~他の病気との合併も(慶応大学病院循環器内科 福田恵一教授)~
心アミロイドーシスは、心臓の組織に異常なタンパク質(アミロイド)が沈着し、心臓の働きが悪くなる病気だ。慶応大学病院(東京都新宿区)…
周期的に発熱を繰り返す―PFAPA症候群 ~扁桃炎や咽頭炎と区別が重要(東京医科歯科大学医学部付属病院小児科 森尾友宏科長)~
喉の腫れを伴うPFAPA症候群は耳鼻咽喉科などで反復性の扁桃(へんとう)炎などと診断されるケースもある。東京医科歯科大学医学部付属…
災害時の行政職員のメンタル ~精神的負担大きく(東北大大学院教育学研究科臨床心理学 若島孔文教授)~
台風や地震などで大きな被害を受けると、被災住民の支援に当たる行政職員も強いストレスにさらされ、心身に不調を来すことも少なくない。東…
年末年始の帰省は可能? ~感染症に詳しい濱田教授に聞く~
2021年末、新型コロナウイルスの流行は収束したかに見られてきた。しかし、新しい変異株・オミクロンが出現し、世界各地で患者数が急増。東…
皮膚が擦れただけで水膨れ ~有効な治療法がない表皮水疱症(北海道大学医学部皮膚科学 夏賀健准教授)~
生まれつき皮膚が弱く、擦れたり、軽くぶつけたりしただけで水膨れができてしまう―。重症の場合、手や足の指同士がくっつき、指が使えなく…
「不妊治療」を受けやすい職場環境を ~東大医学部・原田美由紀准教授インタビュー~
2022年度から保険適用化が予定されている不妊治療。 希望するカップルの経済的な負担が軽減されることは期待できるが、当事者が抱える…