東田有智 医師 (とうだゆうぢ)

近畿大学医学部附属病院

大阪府大阪狭山市大野東377-2

  • 呼吸器・アレルギー内科
  • 病院長
  • 主任教授

呼吸器科 アレルギー科 内科

専門

喘息、呼吸器疾患、アレルギー性疾患

東田有智

西日本有数の呼吸器・アレルギー専門科を同科の設立当初から率いている。「患者さんを自分の身内、すなわち親、兄弟、子供として治療すること」を日々心がけて診療にあたる。気管支喘息の治療には最新の薬物を用い、吸入薬に対する正しい知識を与え、適切な吸入指導をしている。喘息発作に対しては、24時間診療体制を取っている。また、慢性呼吸器疾患に対する呼吸リハビリテーションを実施しているほか、在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法、持続陽圧呼吸療法などを積極的に導入している。

診療内容

現在、高齢化社会の進行および環境の変化に伴い、呼吸器疾患とアレルギー疾患が急増している。その一方、日本の呼吸器専門医、アレルギー専門医は未だに数が限られている。専門医が揃う同科には、最先端の治療を求め多くの患者が訪れている。同科では呼吸器・アレルギー領域全般の診療を行っている。呼吸器疾患としては、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、呼吸器感染症、気管支拡張症、肺結核、急性・慢性呼吸不全、肺血栓塞栓症、間質性肺炎(肺線維症)、サルコイドーシス、アスベスト肺などの職業性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、肺がん、胸膜炎、自然気胸などを診察している。また、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、過敏性肺炎、好酸球性肺炎、薬剤性肺炎などのアレルギー性肺疾にも対応。食物アレルギー、ハチアレルギー、薬剤アレルギー、アレルギー性肉芽腫性血管炎、好酸球増多症候群などのアレルギー疾患も診療している。
年間外来患者数は新患約1,700名、再診約26,000名。2008年度の外来患者の主な疾患別内訳は喘息の2,233名が突出。その後に肺炎589名、慢性閉塞性肺疾患514名、睡眠時無呼吸症候群434名、間質性肺炎336名が続く。同年の新入院患者数は約600名で、肺炎153例、肺がん88例、睡眠時無呼吸症候群55例、間質性肺炎48例、喘息41例、慢性閉塞性肺疾患34例、自然気胸34例、胸膜炎22例、サルコイドーシス11例、血管炎症候群8例、急性好酸球性肺炎4例、気道異物3例となっている。
これらの患者には必要に応じて、気管支内視鏡、経皮肺生検、胸膜生検、肺機能検査、気道過敏性検査、咳感受性検査、運動負荷テスト、アレルギーに対する皮膚テスト、終夜睡眠ポリソムノグラフィーなどの検査をする。
気管支喘息患者には徹底した治療と管理を行い、喘息発作には24時間診療体制を取っている。治療には最新の薬物を用い、患者に対して吸入薬に対する正しい知識と適切な吸入指導をしている。睡眠時無呼吸症候群に対しては持続陽圧呼吸、口腔内スプリントなどの治療を行う。ハチアレルギーには免疫療法(減感作療法)を行っている。新しい喘息治療薬の臨床開発や気管支喘息の病因機序の解明などを目指し、研究にも積極的に取り組んでいる。

医師プロフィール

1980年 近畿大学医学部 卒業
1980年 近畿大学医学部第4内科 入局
1982年 近畿大学医学部第4内科 助手
1989年 近畿大学医学部第4内科 病院講師
1991年 近畿大学医学部第4内科 医学部講師
1991年~1992年 アメリカ Mayo clinic Research Fellow 留学
1995年 近畿大学医学部第4内科 講師
1999年 近畿大学医学部第4内科 助教授
2002年 近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科 教授
2003年 近畿大学医学部附属病院 薬剤部長兼務
2004年 近畿大学医学部附属病院 臨床試験管理センター長兼務
2006年 近畿大学医学部附属病院 副院長
2008年 近畿大学大学院 医学研究科長
2012年10月~2014年9月 近畿大学医学部附属病院 副院長
2014年10月 近畿大学医学部 学部長代理・臨床系統括教授・3病院統括
2016年10月 近畿大学医学部附属病院 病院長(3病院統括)