青柴和徹 医師 (あおしばかずてつ)

東京医科大学茨城医療センター

茨城県稲敷郡阿見町中央3-20-1

  • 内科(呼吸器)
  • 教授

内科 呼吸器科

専門

呼吸器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息、間質性肺炎、肺気腫など

青柴和徹

呼吸器疾患の専門医として同科の診療にあたる中心的な存在である。特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息、間質性肺炎などの慢性の呼吸器疾患や高齢者における呼吸器疾患の診断と治療に詳しい。実際の診療にあたっては、丁寧な問診と診察から患者のバックグラウンドを十分に把握したうえで、患者それぞれにあわせた検査や治療を行っている。また研究面においては、高齢化を背景に増加しているCOPDの原因や病気の起こる機序を解明し、新たな治療法を開発することに力を注いでいる。

診療内容

「COPDは中高齢者の4人に1人が罹るといわれているポピュラーな病気ですが、タバコや年齢のせいと思い込み、病気の初期には本人も気がついていないことがほとんどです」と青柴医師は言う。
「タバコを吸っている、あるいは吸ったことがある人で、最近、階段や坂道を登ると息が切れるようになった、長い平地を歩くと呼吸が苦しく感じるようになった、咳や痰が続いている、風邪が長引いているなどの症状がある人ではCOPDの可能性があり、注意が必要です」
COPDの主な原因はタバコであるが、早期に禁煙すれば予防ができる。しかしCOPDの発病に気がつかずにタバコを吸い続けると気管支や肺が破壊されて呼吸をするのがだんだんと苦しくなり、病気が進行すると普段の日常生活でも息切れを感じて不自由になる。
「したがってタバコを吸ったことがある人、身体を動かすと以前よりも息切れを感じるようになった人、咳や痰が長引いている人では、スパイロメトリーという肺機能検査(肺活量の検査)を行い、早期に病気を発見して治療してもらうことが大事です。わが国には500万人以上のCOPD患者さんがいますが、そのうちきちんと検査を受けて治療をされているのは5%程度です。したがってCOPDの可能性がある人では、まずスパイロメトリーという肺機能検査を受けて正しく診断してもらうことが重要です」と青柴医師。
「COPDの治療は、まず禁煙を徹底することですが、息切れを改善するためには気管支拡張薬という薬が必要になります。最近では多くの種類の気管支拡張薬が開発されていますので、個人の症状にあった薬を組み合わせて治療を行うことも可能になりました。詳細は呼吸器内科の専門医にお訊ねください」と青柴医師は話している。

医師プロフィール

1984年3月 日本医科大学 卒業
1984年5月 東京女子医科大学第一内科(呼吸器内科)入局
1994年4月 東京女子医科大学呼吸器内科助手
1996年~1998年 米国ネブラスカ大学留学
2003年4月 東京女子医科大学呼吸器内科講師
2009年4月 東京女子医科大学大学院呼吸病態制御学教授
2013年9月 東京医科大学茨城医療センター内科(呼吸器)教授