内尾祐司 医師 (うちおゆうじ)

島根大学医学部附属病院

島根県出雲市塩冶町89-1

  • 整形外科
  • 教授

整形外科 外科

専門

膝関節外科、スポーツ整形外科、手の外科、軟骨変性・代謝・再生、末梢神経変性と再生

内尾祐司

内尾祐司医師は整形外科で、膝関節外科及びスポーツ障害、手の外科領域などを担当。幅広い年齢層の多岐に渡る疾患に対して、出来るだけ侵襲が少なく、早期に社会復帰できる有効な治療法の確立を目的としている。特に膝スポーツ障害では、関節鏡(内視鏡)を用いて低侵襲手術を行うとともに、靱帯の最適張力を術中測定できる機器を開発し臨床応用している。これまでに自ら執刀した膝関節の十字靱帯再建術は788例、半月板切除術246例、半月板縫合術175例、骨軟骨移植術160例(2015年3月現在)である。また、リハビリテーションにも力を入れており、筋力や可動域だけでなく、アスリートが早期にフィールドに戻れるように、関連病院と連携して運動認知能力の回復を促すアスレチックリハビリテーションを導入している。

診療内容

内尾医師は、スポーツ整形外科、膝関節外科、手の外科、軟骨再生などを専門としている。スポーツ外来では、若年者から壮年までのスポーツによる膝、足、肩、肘、手に対する障害・傷害のある患者が対象者となる。障害・傷害の原因を正確に診断するため、MRI、CTスキャンなどの画像診断や筋力テスト、膝不安定性検査を実施。これらの疾患に対する手術では、できる限り関節鏡を用いた最小侵襲手術を行い、その後早期のリハビリテーションを取り入れ、スポーツへの早期復帰を目指す。
加齢や外傷により膝関節の痛みや変形があり、歩行や日常生活に支障がある変形性膝関節症患者に対しては、関節変形の程度に応じて、装具療法、理学療法、関節注射、薬物療法を行う。こうした保存療法で効果のない場合には手術を実施する。手術では病態に応じて関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、人工関節置換術などを行う。高位脛骨骨切り術は島根大学で開発された創外固定を使用。人工関節は皮切を可能な限り小さくした最小侵襲手術を導入し、日本人の体型にあった形状のインプラントを用いる。手指の外傷や痛み、しびれ、運動障害のある患者が対象となる手の外科外来では、末梢神経の絞扼障害に対しては神経の除圧だけではなく、同時に機能再建も実施する。同科では、軟骨再生医学において、これまで治療が困難とされてきた若年者の関節軟骨損傷に対して、先代の越智光夫教授が開発された、コラーゲンゲルを用いた培養自家軟骨細胞移植術を多数施行。現在では青壮年の軟骨損傷に対して、積極的に骨軟骨柱移植や関節鏡視下マイクロフラクチャーを使用した軟骨修復手術を行っている。

医師プロフィール

1990年3月 島根医科大学大学院医学研究科単位修得 退学
1990年4月 島根医科大学医学部附属病院助手
1990年10月 大阪府市同和地区医療センター芦原病院医師
1991年2月 島根医科大学医学部附属病院助手
1992年4月 大阪府市同和地区医療センター芦原病院医長
1994年4月 島根医科大学医学部附属病院助手
1995年2月 島根医科大学医学部外科学講座整形外科学講師(学内)
1998年4月 英国 Leeds大学Rheumatology and Rehabilitation Research Unit留学
1999年8月 島根医科大学医学部附属病院講師
2002年6月 島根医科大学医学部外科学講座整形外科学教授
2003年10月 島根大学医学部整形外科学教授(大学統合による)
2005年1月 島根大学医学部整形外科学講座 教授
2009年10月~2011年9月 島根大学医学部副学部長兼務
2013年10月~2015年9月 島根大学医学部副学部長兼務
現在に至る