越智光夫 医師 (おちみつお)

広島大学病院

広島県広島市南区霞1-2-3

  • 整形外科
  • 学長、教授

整形外科 外科

専門

膝関節外科、再生医学、スポーツ医学、末梢神経外科、関節鏡視下手術、変形性膝関節症

越智光夫

広大整形越智光夫医師は1996年の島根医科大学在任以来、スポーツ障害や外傷の限局する関節軟骨欠損を対象に、世界に先駆けてコラーゲンゲル包埋自家培養軟骨細胞移植を開始した。2002年からは広島大学で継続させた。この移植は極めて高い成果を上げた。
2004年に日本学術会議会長賞、また2010年に文部科学大臣表彰 科学技術賞を、2015年には紫綬褒章を受章した。靭帯再建を含め膝全般の功績に対し2016年にはMasaki Watanabe Awardが授与された。大学病院院長、理事の後、現在、大学の学長を務めながらも、断りきれない県外、海外からの患者さんの外来診察は続いている。

診療を受けるには

越智医師の診療は、2ヶ月に1~2回の頻度で水曜の午前(膝専門外来)8:30~11:00。早めの時間の来院を推奨。初診には紹介状が必要。地域連携室を通じた紹介も可能であるが、診察予定日の確認が必要。

医師プロフィール

1977年3月 広島大学医学部 卒業
1995年4月 島根医科大学整形外科教授
2002年4月 広島大学大学院整形外科教授
2007年4月 広島大学病院 病院長
2011年5月 広島大学理事・副学長(医療担当)
2012年4月 広島大学学長特命補佐
2013年9月 広島大学病院スポーツ医科学センター長
2015年4月 国立大学法人 広島大学長(現在に至る)

所属学会

日本整形外科学会学術総会会長(2013)、1st APKASS会長(2014)、6th JOSKAS会長(2014)、日本関節鏡・膝・スポーツ学会名誉会員、日本末梢神経学会名誉会員、Honorary Member of International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine、日本整形外科学会専門医、スペイン関節鏡学会名誉会員、北米関節鏡学会名誉会員、日本学術会議連携会員、公益財団法人山階鳥類研究所評議員、E-JUST(エジプト日本科学技術大学)理事

主な著書

『最新整形外科学大系1-25巻』(中山書店/共同編集)
『標準整形外科学第9版 筋、神経の構造、生理、科学』(2005年 医学書院)
『講義録運動器学』(メジカルビュー社/共同編集)
『カラーアトラス膝・足の外科 』(2010年 中外医学社/編集)
(更新日:2023年7月11日)