医師の紹介
田中克己医師は再建外科手術のエキスパート。形成外科の若手医師に対して再建外科手術の技術指導を行うとともに院内の他科および他の施設における再建外科手術も行っている。また、初期臨床研修医や学生にも形成外科・再建外科の重要性を教育している。
形成外科分野の診療・研究を重ねること28年。これまでは、手指再接着における骨髄内静脈還流の意義や皮弁の微小循環、悪性腫瘍切除後の再建など、さまざまな研究を発表。これらはいずれも、今後の再建医療を考えるうえで大切なテーマである。熱傷領域では新鮮熱傷はもとより、熱傷後遺症である瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイドの治療にも力を注いでいる。とくに小児の熱傷に関しては、患児の成長に伴う心身のサポートが重要で、同時に親を含めた家族とのつながりも重要と考えている。
診療を受けるには
医師プロフィール
1984年6月 長崎大学医学部 形成外科入局(研修医)
1984年8月 山口県立中央病院 形成外科(研修医)
1988年6月 長崎大学医学部 形成外科医員
1988年12月 佐世保市立総合病院 形成外科医員
1989年9月 松江赤十字病院 形成外科医員
1992年9月 大分中村病院 形成外科医長
1999年4月 長崎大学医学部 形成外科助手
2003年12月 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科形成外科 助教授
2007年4月 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科形成外科 准教授
2015年11月 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 展開医療科学講座 形成再建外科学 教授
所属学会
主な著書
『Orthoplastic Surgery―四肢再建手術の実際』(2013年 克誠堂出版株式会社/共著)
『創傷のすべて』(2012年 克誠堂出版株式会社/共著)
『形成外科診療プラクティス、皮弁外科・マイクロサージャリーの実際』(2010年 文光堂/共著)
『形成外科診療プラクティス、形成外科医に必要な皮膚腫瘍の診断と治療』(2009年 文光堂/共著)
『各種局所皮弁による顔面の再建 最近の進歩』(2009年 克誠堂出版株式会社/共著)
『熱傷治療 最近の進歩』(2003年 克誠堂出版株式会社/共著)
同じ疾病を専門とする医師一覧
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川上重彦 医師 (かわかみしげひこ)
金沢医科大学病院
形成外科 名誉教授
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櫻井裕之 医師 (さくらいひろゆき)
東京女子医科大学病院
形成外科 主任教授
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鈴木茂彦 医師 (すずきしげひこ)
労働者健康安全機構 浜松ろうさい病院
形成外科 名誉院長・顧問
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仲沢弘明 医師 (なかざわひろあき)
日本大学医学部附属板橋病院
形成外科 客員教授
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中西秀樹 医師 (なかにしひでき)
社会医療法人石川記念会 HITO病院
形成外科・美容外科 部長
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百束比古 医師 (ひゃくそくひこ)
スクエアクリニック
形成外科、皮膚科、美容外科、美容皮膚科 院長
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安田浩 医師 (やすだひろし)
新田原聖母病院
形成外科・皮膚科 理事長
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渡邊克益 医師 (わたなべかつえき)
山本メディカルセンター
形成外科