金森豊 医師 (かなもりゆたか)

国立成育医療研究センター病院

東京都世田谷区大蔵2-10-1

  • 臓器・運動器病態外科部 外科
  • 医長

小児外科 外科

専門

小児外科

金森豊

国立成育医療研究センター病院は、新生児から成人に成長・発達する過程を総合的に診る「成育医療」専門の機関。臓器・運動器病態外科部で外科医長を務める金森豊医師は、高度医療・難易度の高い手術を必要とする小児に関わり、数々の実績を重ねてきた名医である。手術中もその前後もなるべく痛みが少ない方法を追求し、患者やその家族に大きな安心を与える小児外科のスペシャリスト。同センターではチーム医療を基本とし、各科の連携・結束で質の高い治療を提供できることも大きな特長である。また、消化管機能障害の治療をライフワークとしており、腸内細菌叢のコントロールを主体とした新しい治療開発の研究を行っている。

診療内容

臓器・運動器病態外科部は内臓・脳脊髄・四肢の外科治療を行う診療部門とリハビリテーション部門によって構成されている。胸部・腹部の手術治療が必要と考えられる場合は、金森医師を中心とした外科診療部が診る。特殊な手術部位として、心臓疾患は心臓血管外科、脳神経疾患は脳神経外科、泌尿器疾患は泌尿器科、四肢や骨の病気は整形外科が担当する。子供の疾患において、手術が必要不可欠である病気は少なくない。同診療部を訪ねる患者の中には高度医療・難易度の高い手術を必要とするケースも多く、幼い患者自身はもとより、家族にとっても危険な治療のように感じられ、不安も大きいものであろう。金森医師らは、手術方法・手術後の生活・合併症・危険性などについて十分に理解を求め、しっかり話し合いを重ねて手術へと導くことが重要だとしている。さらに、手術の前も手術中も手術の後も、なるべく痛みが少なく、しかも安全に的確に手術を行うように種々の専門的な工夫を施す。このような専門性・安定性を求めて、同診療部には全国からたくさんの患者が訪れているのである。
同センターが誇りとする「チーム医療の充実」が、さらに質の良い最先端医療の提供を可能にしている。金森医師の小児外科治療においても、他の外科系の診療科・総合診療部、内科系の専門診療科、放射線科、麻酔科を含め包括的医療を実現。各種腫瘍疾患、新生児外科疾患、肝胆膵疾患、呼吸器疾患、小児における生殖器疾患、体表腫瘤、鼠径・臍ヘルニア、など幅広い領域の疾患を扱っている。必要な場合は複数の診療科が同時に診療や手術を担当し、できるだけ侵襲が少ない(痛みの少ない)手術ができるような取り組みがなされている。各科の万全の協力体制と結束の固さが、同センター最大の強みと言っても過言ではないだろう。

医師プロフィール

1984年 東京大学医学部医学科 卒業
1985年 旭中央病院外科
1987年 東京大学医学部小児外科
1988年 日本赤十字社医療センター小児外科
1989年 東京大学医学部小児外科
1997年 東京大学大学院医学系研究科病院病理学専攻博士課程修了
1997年 東京大学医学部小児外科
1999年 東京大学医学部小児外科講師
2007年 東京大学医学部小児外科准教授
2011年 現職