宮崎道彦 医師 (みやざきみちひこ)

道仁病院

大阪府寝屋川市仁和寺町31-1

  • 大腸・肛門外科、消化器外科
  • 院長

消化器科 肛門科

専門

排便障害(便秘)、大腸・肛門疾患

宮崎道彦

宮崎道彦医師は「肛門・便秘専門外来」を掲げ、専門医として地域に密着した厚いサポートをベースに展開。「いかなる肛門疾患に関しても根拠のある適切な治療を提供します」とし、あらゆる大腸・肛門疾患に対し多角的なアプローチで患者を導く。その傍ら、国立病院機構大阪医療センター・便秘外来の非常勤医師を兼任。通常の施設では対応困難な症例に対しても辣腕を振るう。7年間で2,000例以上の手術を行ってきた豊富な経験を誇る一方、保存的な内服治療にも定評があるスペシャリスト。

診療内容

排便障害(便秘)には大きく分けて結腸型(大腸型)と直腸肛門型があるとし、それぞれに治療法は異なる。
宮崎医師は「しかし、多くの医療機関ではこれらの原因を無視した、単なる刺激性下剤(センナ系、漢方系薬剤)の投与で済まされているのが現状です」(病院ホームページより)と語り、「最初は良いのですが耐性があるためそのうち効かなくなり、挙句の果てに腸が動かなくなることもありますのでご注意下さい」(宮崎医師)と警鐘を鳴らす。
同院の肛門・便秘専門外来では、院長の宮崎医師、自らその豊富な治療経験をもとに患者と向き合い、結腸型・直腸肛門型のどちらかを見極めそれぞれに適した治療を提供していくのである。
結腸型排便障害は、水道に例えると「水道管に問題がある」という状態。多くの便秘症はこれにあたるとしている。
宮崎医師は「がんやポリープに代表される腫瘍性疾患の他、クローン病、潰瘍性大腸炎、感染症などの炎症性腸疾患や最近話題の過敏性腸症候群が原因のことがありますのでこのような方は一度大腸の精査をお勧めします」と述べ、同院では、これらの疾患でないことが確認されると、内服治療を開始することになる。
一方、直腸肛門型排便障害は「蛇口の問題」ということになり、便は直腸まで来るがそこから「出せない状態」や「出っ放しの状態」を指す。原因は多く考えられ、次のような疾患が挙げられる。
加齢による排出障害、便失禁をはじめ、痔核、裂肛などの肛門疾患、直腸がん、ポリープなどの腫瘍性疾患、直腸脱、直腸重積(過度のいきみで直腸が陥入し便が出せない状態)、直腸瘤(直腸と膣の壁が薄く排便のいきみで膣側に直腸がポケット状に突出し便を出せない状態。子宮摘出の既往のある女性に多い)、恥骨直腸筋奇異性収縮(肛門括約筋の一つである恥骨直腸筋が排便時に本来、緩まなければならないのが緩まない状態)、直腸癌術後症候群(直腸癌の手術を受け人工肛門にはならなかったが便の排出で困る・排便回数は多いが量が少ない・便とガスの区別がつきにくい・残便感があるなどの症状)などの機能性疾患がある。子宮脱、膀胱脱などの婦人科、泌尿器科疾患が原因のこともある。
痔核、裂肛、直腸がん、ポリープ、直腸脱などは手術が必要なケースが多く、その他のものは先ず保存的な内服治療が原則となる。
宮崎医師は「便秘は治療には長期間かかることが多く即効性、短期決戦は無理なことが多い疾患です。世間一般では“便が出ない”と言えば即“下剤”と簡単に済むように思われがちですが実際はそうではありません。便が毎日出ていても1日の排便回数が数回あっても便秘のことがあります。巷でインターネットや通販などで簡単に下剤や洗腸療法キットが手に入ることができることも問題です」と語り、大腸肛門科への相談を薦めている。

医師プロフィール

1965年 大阪府生まれ
1990年 関西医科大学を卒業後、大阪大学消化器外科(旧第二外科)へ入局
1990年 国立大阪病院(現国立大阪医療センター)外科
1993年 市立川西病院外科
1994年 国立大阪病院(現国立大阪医療センター)麻酔科
1995年 大阪大学消化器外科(旧第二外科)
1999年 九州・福岡高野病院(大腸肛門病専門病院)外科
2003年 洛和会音羽病院 大腸肛門科 副部長
2005年 国立大阪医療センター 外科(大腸肛門疾患担当)
2008年 医療法人道仁会 道仁病院 院長