伝染性軟属腫(水いぼ)〔でんせんせいなんぞくしゅ〕
半球状、ドーム状に盛り上がった1~5mm大の半透明な丘疹(きゅうしん)で、中心におへそのようなヘこみがあります。ふつう、周囲に何個かの成長時期が異なる丘疹をもちます。数週間かけて徐々に大きくなり、5mm前後で成長がとまります。ウイルス感染により起こるもので、接触して伝染します。丘疹ができるだけで、からだにはなんの異常も起こしません。
ほとんどは自然治癒しますが、数カ月かかることもあります。小学生の間に約80%がかかるともいわれています。
[治療]
治療としては、ピンセットでつまんで取り除く方法がよくおこなわれていますが痛いのであまりすすめられません。消毒による治療もおこなわれます。感染がひろがっている場合は、取ってもあとからまた出てきます。伝染予防効果はあきらかではありません。
自然治癒するので、放置してもよいという考えかたもあります。その間、周囲に伝染させることもありますので、大きさや数、環境などを考えて治療方針を決めます。
(執筆・監修:地方独立行政法人 栃木県立リハビリテーションセンター 理事長兼所長/自治医科大学 客員教授〔小児科〕 山形 崇倫)
ほとんどは自然治癒しますが、数カ月かかることもあります。小学生の間に約80%がかかるともいわれています。
[治療]
治療としては、ピンセットでつまんで取り除く方法がよくおこなわれていますが痛いのであまりすすめられません。消毒による治療もおこなわれます。感染がひろがっている場合は、取ってもあとからまた出てきます。伝染予防効果はあきらかではありません。
自然治癒するので、放置してもよいという考えかたもあります。その間、周囲に伝染させることもありますので、大きさや数、環境などを考えて治療方針を決めます。
(執筆・監修:地方独立行政法人 栃木県立リハビリテーションセンター 理事長兼所長/自治医科大学 客員教授〔小児科〕 山形 崇倫)