最新医療ニュース

「大きな一歩」「体制整備を」＝認知症新薬、保険適用で患者団体

　アルツハイマー病治療薬レカネマブの保険適用が承認されたことを受け、認知症患者の団体からは１３日、「必要な人が薬を使えるという意味で、大きな一歩になった」と期待を寄せる声が上がった。検査体制の整備や、…

人工心臓装着の重症心不全にアスピリン不要

人工心臓装着の心不全にアスピリン不要

診療報酬「本体」引き上げへ＝賃上げ原資確保―２４年度改定

　政府は１３日、２０２４年度診療報酬改定について、医師や看護師らの人件費に当たる「本体」部分を引き上げる方向で検討に入った。物価高で賃上げ機運が高まる中、医療従事者の賃上げを実現するには本体部分の引き…

認知症新薬を保険適用＝「レカネマブ」年２９８万円―中医協

　中央社会保険医療協議会（厚生労働相の諮問機関、中医協）は１３日、製薬大手エーザイなどが開発したアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ」（商品名・レケンビ）への公的医療保険適用を承認した。公定価格…

認知症新薬を保険適用＝「レカネマブ」年２９８万円―中医協

　中央社会保険医療協議会（厚生労働相の諮問機関、中医協）は１３日、製薬大手エーザイなどが開発したアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ」（商品名・レケンビ）への公的医療保険適用を承認した。公定価格…

アロマターゼ阻害薬、予防効果が高いのは？

アナストロゾールの乳がん予防効果

アンメットメディカルニーズ、写真展で啓発

医療の課題、写真展で啓発

レカネマブが保険適用、費用は年298万円

レカネマブ保険適用、費用は年298万

三井化学、米創薬支援プラットフォーム企業に投資

　三井化学は１３日、運用する投資事業有限責任組合を通じ、創薬支援プラットフォームの開発を手掛ける米ザフレンズに投資したと発表した。金額は非開示。将来の成長分野と位置付ける細胞培養分野での事業創出の機会…

石綿被害、１１３３事業所公表＝２２年度労災認定など―厚労省

　厚生労働省は１３日、アスベスト（石綿）が原因で肺がんなどを発症し、２０２２年度に労災認定を受けたり、遺族が給付金を受け取ったりした人が働いていた１１３３事業所を公表した。このうち初公表は８６０事業所。

プログラム出展登録と企業募集を開始＝韓国ＢＩＯ・ＫＯＲＥＡ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】韓国保健産業振興院と忠清北道が共同で主催するＢＩＯ・ＫＯＲＥＡ２０２４は、１２月４日からエントリー登録と企業参加募集を開始した。韓国ＣＯＥＸで２０２４年５月８日から１０日まで開催予…

高脂血症治療薬、糖尿病発症の懸念を払拭

高脂血症薬、糖尿病の懸念を払拭

ｉＰＳで子宮頸がん治療＝免疫細胞投与、来夏にも治験―順天堂大など

　順天堂大などは１３日、人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）から作製した免疫細胞で子宮頸（けい）がんを縮小させることに成功したと発表した。ゲノム編集技術によって拒絶反応を起こしにくくしており、来年夏にも治験…

ベネフィット社へのＴＯＢ期間延長＝来年１月１７日まで―エムスリー

　医療情報サイトを運営するエムスリーは１２日、福利厚生サービスを手掛けるベネフィット・ワンへのＴＯＢ（株式公開買い付け）期間を、今月１３日までから来年１月１７日までに延長すると発表した。　（Ｃ）時事通…

マイナ保険証、利用低迷＝意義強調も浸透遠く

　岸田文雄首相は、現行の健康保険証を２０２４年秋に廃止しマイナンバーカードに一本化する方針を改めて表明した。保険証と一体化した「マイナ保険証」を巡っては、別人の情報が誤って登録されるケースが多数発覚し…

「理解進んでない」「便利」＝マイナ保険証移行、懸念と期待

　岸田文雄首相が１２日、来年秋に現行の保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に移行する方針を改めて表明した。医療機関や高齢者からは「国民の理解が進んでいない」などと懸念の声が上…

光療法でADの睡眠／精神行動症状を改善

AD患者に対する光療法の効果

オミ株感染の男性で海馬容積が減少

新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）オミクロン株感染後の急性期における臨...

バリシチニブで糖尿病の膵β細胞機能維持

バリシチニブで膵β細胞機能維持

少子化財源、甘い想定＝歳出改革・賃上げ不透明

　政府が１１日公表した「こども未来戦略」案は少子化対策の安定財源として、年３．６兆円規模を確保すると明記した。そのカギを握る「歳出改革」と「賃上げ」は、実現の行方が不透明。内閣支持率の低迷で、「痛み」…

医療保険上乗せ、２６年度から＝月数百円の負担―こども家庭庁

　こども家庭庁は１１日、少子化対策の財源に充てる支援金制度について話し合う有識者会議を開き、２０２６年度から公的医療保険に上乗せして徴収する案を示した。支援金の総額を段階的に増やし、２８年度から本格的…

負担軽減へ委員会設置義務化＝２４年度介護報酬改定で報告案―厚労省

　厚生労働省は１１日、２０２４年度介護報酬改定の基本的な方向性をまとめた審議報告案を社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の分科会に示した。介護現場の負担軽減のため、入所や居住系サービスの提供施設を対象に…

SGLT2阻害薬中止の主因は頻尿

京都府立医科大学大学院内分泌・代謝内科学の西條優斗氏らは、同大学で進行中のKA...

親の勧めがHPVワクチン接種を促進

親の勧めがHPVワクチン接種行動を促進

乳がんリスク、７時間以上座ると上昇＝１日当たり、「未満」の１．３６倍―京都府立大、大規模追跡調査

　乳がんに罹患（りかん）するリスクが、座っている時間が１日当たり「７時間未満」の人より、「７時間以上」の人の方が１．３６倍高いとする研究結果を、京都府立医科大の研究グループが１１日までに発表した。座位…

ツムラ、消費者向けＡＩチャットボット公開

　ツムラは１１日、消費者向けのＡＩ（人工知能）チャットボット「一般用漢方製剤Ｋ―Ｃｈａｔ」をホームページ上で公開したと発表した。これまで同社に寄せられた問い合わせを集約し、漢方薬の飲み合わせや服用時間…

イメージ覆すか、大麻の「効果」＝てんかん治療に光明、患者ら期待―法改正で「解禁」、市場も拡大

　健康被害が出たグミや学生の逮捕が相次いだ違法薬物事件など、悪いイメージが強かった大麻のプラス面に注目が集まっている。大麻由来成分を含む医薬品を認める大麻取締法の改正法が成立し、難治性てんかんの治療薬…

米当局、重い貧血の治療法承認＝ノーベル賞技術を応用

　【ニューヨーク時事】米食品医薬品局（ＦＤＡ）は８日、重度の貧血を引き起こす「鎌状赤血球症」について、遺伝子を効率よく改変する「ゲノム編集」技術を応用した治療法を承認したと発表した。２０２０年のノーベ…

医療界・財務省が真っ向対立＝診療報酬改定へ議論ヤマ場

　２０２４年度予算編成で焦点の診療報酬改定に向けた議論が今後、ヤマ場を迎える。物価高で賃上げ機運が高まっていることを理由に、医療界は診療報酬の引き上げを主張。これに、財務省が国民負担を抑制するため引き…

オリンパスとソニー、医療分野の協業拡大＝次世代内視鏡システム開発

　オリンパスとソニーは８日、医療分野での協業を拡大すると発表した。共同出資会社のソニー・オリンパスメディカルソリューションズ（東京）で手掛ける製品開発の範囲を、消化器や呼吸器分野の内視鏡にも広げ、次世…