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不適正な枕が不調の原因に ~自分に合う枕とは?(16号整形外科 山田朱織院長)~
朝起きたら肩が凝っていた、頭痛がする、首が痛い―などの症状で憂鬱(ゆううつ)な経験をしたことはないだろうか。16号整形外科(相模原…
過剰摂取、長期連用に注意 ~市販薬の正しい使い方(東京薬科大学 成井浩二准教授)~
薬局で手軽に購入できる市販薬。利用する人は多いが、「効果があるから」と大量に飲んだり、長期間使い続けたりすると、症状を悪化させるこ…
骨粗しょう症の薬で副作用 ~薬剤性顎骨壊死(長崎大学病院 大鶴光信講師)~
骨粗しょう症薬の重い副作用で、顎の骨が腐る「顎骨壊死(がっこつえし)」。抜歯などをきっかけに、歯を支えている骨が歯茎の奥でむき出し…
複合性局所疼痛症候群「CRPS」 ~外傷治癒後も痛みや腫れ(広島市立リハビリテーション病院 木村浩彰副院長)~
骨折や捻挫、手術後など、けがや傷が治ったにもかかわらず、手足に疼痛(とうつう)や腫れが残る複合性局所疼痛症候群(CRPS)。原因は…
寝かし付けを科学で検証 ~哺乳類に備わる「輸送反応」(理化学研究所脳神経科学研究センター 黒田公美チームリーダーら)~
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われるが、ミルクをあげたり抱っこをしたりしても泣きやまないと、親にはストレスになることがある。 この…
多発性骨髄腫 ~骨髄中の細胞ががん化(近畿大学 松村到教授)~
血液がんの一種の「多発性骨髄腫」。国立がん研究センターの統計(2018年)によると、10万人当たり約6.1人と発症頻度は高くないが…
「モンスターペイシェント」とは ~高齢男性に多く、思い通りにならず暴言(フラクタル法律事務所 田村勇人弁護士)~
「土下座しろ。何分待たせるんだ」。患者が医療機関の職員に、高圧的な態度で理不尽な要求をしたり、暴言を吐いたり、暴力を振るったりする…
子どもの偏食 ~食べさせる努力、逆効果にも(神奈川県立こども医療センター 大山牧子医師)~
離乳食が始まると、子どもが食べる量や種類は親の大きな関心事になる。子どもが食べないと、栄養不足や成長の遅れが心配になり、どうにか食…
加齢に伴う目の衰え ~アイフレイル、早期発見を(京都大学医学部付属病院 辻川明孝教授)~
目が疲れやすくなった、夕方になると物が見えにくい―などと感じることはないだろうか。加齢に伴うこうした症状は、放置すると「アイフレイ…
生活習慣改善で寿命延長 ~合併数が多いほど効果大(国立国際医療研究センター 磯博康グローバルヘルス政策研究センター長)~
健康のために生活習慣を改善することが良いのは分かるが、どの程度やれば効果があるのか―。そんな疑問に答える研究成果が明らかになった。…
早期発見で進行防ぐ―脂肪肝 ~肝がんや心筋梗塞のリスクも(武蔵野赤十字病院 泉並木院長)~
食事量が多く運動不足の人は、消費しきれない脂肪が肝臓に蓄積する脂肪肝のリスクが高い。その中で、肝臓が硬くなる肝硬変、肝がんへと移行…
耳かきの基礎知識 ~し過ぎは禁物(にしおぎ耳鼻咽喉科クリニック 金丸朝子院長)~
耳かきを定期的に行わないとすっきりしないと感じる人も多いだろう。一方で「耳かきはあえて行う必要はない」との専門家からの見解も聞かれ…
薬物依存の二次的な害を低減 ~ハームリダクション(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦部長)~
ニコチンやアルコール、ギャンブル、違法薬物など、心身に悪影響を及ぼす行動がやめられない依存症に対して、二次的に起こり得る健康被害や…
視野が欠けていく緑内障 ~早めの治療を(新潟大学医歯学総合病院 福地健郎教授)~
徐々に視野が欠けていく緑内障は40歳以上に多い。発症後も適切な治療で進行を抑えれば、それまでと変わらない生活が可能だという。新潟大…
受診する科が分からないとき ~幅広く診る総合診療科(北海道家庭医療学センター 草場鉄周理事長)~
体の具合が悪いが、何科にかかればよいのか分からず困ることがある。「総合診療科」はそんなときの受診先だ。日本プライマリ・ケア連合学会…
第二次性徴の乳房のしこり ~胸を押すと痛む(すずきこどもクリニック 鈴木幹啓院長)~
小学生から高校生くらいの子どもの胸にしこりができ、押すと痛むことがある。女子だけでなく、男子にもよく起こる。病気の心配はないのだろ…
適切な治療で不安を解消 ~悩む人多い―円形脱毛症(なごみ皮ふ科 斉藤典充院長)~
人知れず悩む人も多い「円形脱毛症」。ストレスが原因とのイメージが強いが、それだけではない。円形脱毛症の治療に詳しい斉藤典充・なごみ…
小腸の切除で成長に障害 ~子どもの短腸症候群(久留米大学病院 加治建教授)~
胃に続く消化管で栄養素の吸収を担う小腸。その大半を病気で切除したか、生まれつき短い子どもは、水分や栄養素を十分に吸収できず、下痢や…
耳の周りの小さな穴 ~先天性耳瘻孔(神楽坂肌と爪のクリニック 野田真喜副院長)~
生まれつき耳の周辺に直径1ミリほどの小さな穴がある人がいる。先天性耳瘻孔(じろうこう)といい、耳の近くが赤く腫れたりする症状の原因…
動物と触れ合うアニマルセラピー ~心身に良い影響(あいわクリニック 横山章光院長)~
動物と触れ合うと心が落ち着き、ストレスが和らぐ人は多いだろう。ペットを飼っている人はなでたり抱っこしたりすることで毎日のように実感…
活動量多いほど認知症リスク低下 ~余暇でも生活でも(新潟大学大学院 中村和利教授)~
運動や家事などで体を動かすことは認知症の予防に役立つと考えられている。どの程度の活動量が認知症にどのような影響を及ぼすのだろうか。…
診断されにくい急性ポルフィリン症 ~激しい腹痛、嘔吐など(済生会江津総合病院 堀江裕名誉院長)~
激しい腹痛、嘔吐(おうと)、体の痛みなど多岐にわたる症状が起こる遺伝性の病気「急性ポルフィリン症」。指定難病の一つで、診断を付けに…
月経痛に漢方 ~自分の体知るきっかけに(窪田クリニック 下村貴子副院長)~
月経痛(生理痛)は生活に支障が出るケースがあり、不安を覚える女性も多いのではないだろうか。症状がひどい場合は、会社や学校を休んで寝…
口臭の原因「舌苔」 ~正しく磨いて予防(日本歯科大学新潟病院 大森みさき准教授)~
口臭とは、本人と第三者が不快に感じる呼気をいう。歯周病と舌苔(ぜったい)がその二大原因といわれるが、一般に歯科医院では、歯周病のチ…
増える機能性表示食品 ~自分の健康目的に合った商品を(大阪大学大学院 森下竜一寄付講座教授)~
「脂肪の吸収を穏やかにします」などといった、健康の維持、増進に役立つ事柄を商品に示すことができる「機能性表示食品」の数が近年増えて…