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雇用・待遇格差が健康に影響 ~企業トップの意識改革不可欠~
産業医として行う企業の従業員との面談で、非正規雇用の人から不眠や食欲不振などの相談を受けることがよくあります。将来に対する不安や賃…
よき臨床医を育てる ~卒前卒後のシームレスな教育―日本大学医学部~
日本大学医学部は1925年に日本大学専門部医学科として東京都千代田区神田駿河台に開設された。その後、板橋区に本拠地を移し、2025年に創立…
医師の燃え尽きを防ぐ ~臨床現場を救うAI活用~
燃え尽き症候群(バーンアウト)は、過剰なストレスの結果として深刻な消耗感を来した状態を指し、典型的には意欲の喪失や情緒的な荒廃が見…
秋以降に迫る次の波 ~なぜ第7波は大流行になったのか~
2022年7月から始まった新型コロナの第7波は予想を大きく上回る大流行になりました。感染者数が20万人を超える日も多く、世界保健機関(WHO…
「塩分は控えめに」も状況によりけり これが不足すると本当に怖いです
今回は実際の症例から、皆さんに知っておいてほしいと思ったものを紹介します(個人情報を含むため内容の一部を編集しています)。 〔症例〕…
「ブラックアウト」
その男性は子どもの頃は米国に住んでいた。父親のルーツはアイルランドからの移民、母親は日本人。ジュニアハイスクールに入る頃に両親は離…
職場の喫煙対策を考える
喫煙は健康に良くないと分かっていてもなかなかやめられなかったり、職場では今でも喫煙所でのコミュニケーションが大事などと言ったりする…
皮膚科医不足の知られざる事情 ~女性医師7割で起きている偏在~
皮膚疾患は直接命に関わることは少ないとはいえ、かゆみや痛み、外見上の問題を伴い、耐え難い苦痛や集中力の低下、睡眠障害など生活の質を…
「死体を見せてほしい」
妻に「もう、一緒に住めない」と告げられた横沢さん(仮名)はアパートを借りた。「復職まで2週間以上ある。1週間飲んで、次の週に酒をや…
WHOはなぜ緊急事態を宣言したか ~サル痘と新型コロナの違い~
2022年7月23日、世界保健機関(WHO)はサル痘の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であることを宣言しました。この感染症…
他人の痛みを正確に知る方法はあるか 医療現場ではツールを使用
世の中には、たくさんの種類の「痛み止め」があります。「ロキソニン」や「ボルタレン」、「カロナール」といった商品名は、誰もが知ってい…
陸上中長距離の選手に無月経の症状 ~まだまだ不十分な生理への理解~ ―札幌厚生病院の三国雅人医師―(2)
北海道の女性アスリートを心身両面で支援する「女性アスリート健康サポート北海道」の立ち上げに尽力した札幌厚生病院婦人科・生殖内分泌科…
飲酒で人身事故起こす
「会社に行くためには、この酒を飲まなくてはならない。だから仕方がないんだ」 朝まだき、団地内のごみの集積場に隠しておいたボトルから…
コロナ疑いの患者さんが殺到 今も続く休日の緊急外来のリアル
ワクチンが普及したこともあり、コロナウイルス感染症による死亡・重症者は減っていますが、感染者数は増減を繰り返し、一向にコントロール…
女性アスリート支援の団体結成に尽力 ~まだまだ不十分な生理への理解~ ―札幌厚生病院の三国雅人医師―(1)
命を守り、QOL向上 ~アフターコロナの耳鼻咽喉科~
「耳鼻咽喉科学」は約130年前、世界に先駆けて日本で確立された。耳、鼻、喉に始まり、脳と眼球を除く鎖骨から上と、「聴覚」、「嗅覚」、…
「ブレイン・コンピューター・インターフェース」 ~AIが脳とコンピューターの接続を加速~
「ブレイン・コンピューター・インターフェース」(BCI)という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは脳とコンピューター(やその他の外…
子どものやる気、どうしたら芽生える?
夏休みが近くなると、話題になる子どもの「やる気」。どうしたらやる気が出るかは、子どもだけでなく大人にとっても重大な関心事です。私は…
「どうして守ってしまったのか」 ~バルセロナとアトランタ両五輪で得た貴重な経験~(2)
1992年バルセロナ五輪(スペイン)と96年アトランタ五輪(米国)の女子柔道72キロ級でいずれも銀メダルを獲得した日本大学法学部の田辺陽子…
「BA.5」は大流行するか ~海外の状況から読み解く~
2022年7月に入り、国内の新型コロナウイルス感染者数が再び増加しています。この原因と考えられているのがBA.5というオミクロン株の新しい…
何としても飲み続ける
離婚を避けるために、横沢さん(仮名)は妻の両親に向かって「今後は一切、酒は飲みません」と宣言した。空手形であることは本人ばかりか、…
在宅医療を支える地域の輪 ~つながりを広げ、経験をつなぐ~
救急医としてスタートした二ノ坂保喜医師が在宅医療に取り組むきっかけとなったのは、長崎県のへき地などでの地域医療の経験だという。福岡…
「同じ銀メダルでも中身が違う」 ~バルセロナとアトランタ両五輪で得た貴重な経験~(1)
1992年バルセロナ五輪(スペイン)と96年アトランタ五輪(米国)の女子柔道72キロ級で、いずれも銀メダルを獲得した日本大学法学部の田辺陽…
最も優れたがん治療とは何か ~情報に翻弄されないために~
例えば、あなたが重いがんにかかり、抗がん剤治療が必要だと医師から告げられたとします。 きっとあなたは、そのがんについて、いろいろと…
病気を診ずして病人を診よ ~社会的な視野を持った医師を育てる―東京慈恵会医科大学~
東京慈恵会医科大学は、脚気(かっけ)の研究者として歴史に名を残す高木兼寛氏が1881年に開設した成医会講習所を前身としている。ドイツ医…