約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
急増する高齢者の骨折をどう防ぐ? ~整形外科医に賢くかかる~
平均寿命世界一、超高齢社会の日本が活力を維持していくためには、高齢者の運動機能の低下を防ぎ、健康で自立した生活をいかに維持するかが…
依存症の夫支えた誤り
前回、「依存症の夫から逃げ出した女性」の話を書いた。今回はその女性(真理子さん・仮名)が夫に振り回され、結局は夫が酒を飲み続けるこ…
脳卒中の治療で大事な病院間連携 ~早期のリハビリで日常生活動作の向上目指す~
脳卒中は高齢化を背景に増加傾向にあるが、発症後に後遺症が残り、日常生活で不自由を余儀なくされている人は少なくない。脳卒中による機能…
普及進まぬ頭皮冷却療法 ~虎の門病院が導入できた理由~
抗がん剤による脱毛を防ぐ頭皮冷却療法は、患者からのニーズが高いにもかかわらず、導入している医療機関が限られており、普及が進んでいな…
シュールな現代アートと放射線治療 ~週5日の長丁場~
2020年12月4日、乳がんの温存手術の後に続く放射線治療が始まった。乳がんは、がんの中では生存率が高く、予後の良いがんだと言われている…
前進する手術後回復プログラム ~働き方改革の切り札にも~
前回紹介した「術後回復能力強化プログラム」の概念は、世界中に広がっています。具体的に言えば、手術のやり方(術式)も消化器外科をはじ…
気付かない人は意外に多い、大腸がんの代表的症状「血便」
今、わが国で最も罹患(りかん)数の多いがんは、大腸がんですが、その代表的な症状に「血便」があります。 がんの表面は組織がもろく、細…
自己流対処では症状悪化も ~標準治療が最適~
花粉症の診断や治療では、受診率の低さが問題となる。有病率は増加傾向にあるが、医療機関で正しく診断を受けていなかったり、適切な治療を…
4月からの3カ月は適応障害に注意 ~環境の変化が生むストレスを避けるには~
新入社員が研修をスタートする季節がやってきました。これから6月までの3カ月は、環境が変わる人の適応障害に特に気を配りたい時期と言え…
導入までのハードル ~多大な看護師の負担~
頭皮を冷やして抗がん剤による脱毛を防ぐ「頭皮冷却療法」は、英国で生まれ、2019年に日本でも医療機器として承認された。承認から3年たつ…
医師も人間、完璧はない ~自分の直感を信じる~
私は2020年10月30日、乳がんの手術を受けた。右乳房上外側のしこりの感触に慌てて乳腺専門クリニックで診察を受けた、その約1年前、「以前…
西欧で流行再燃 ~日本の出口戦略への教訓~
日本ではオミクロン株の流行が2022年2月初旬をピークに減少に転じています。しかし、その減少スピードは緩やかで、現在もピーク時の半分近…
そんなに食べていないのに太ってしまう二つの理由
肥満症の患者さんの診察時に、「適切と言われる量しか食べていないのに、どんどん太っていきます」と言われることが多々、あります。そんな…
依存症の夫から逃げ出した女性
これは、アルコール依存症の夫を持った女性の物語である。 ◇ケースワーカーの優しい言葉 「もう駄目」。夫の元をやっとのことで逃げ出し…
脳卒中の発症要因となる高血圧 ~自覚症状に乏しく、推定患者数は4300万人~
脳卒中発症の要因の一つとなる高血圧は、自覚のないまま放置されているケースが少なくない。日本における高血圧症患者の数は推計4300万人。…
英で始まった頭皮冷却療法 ~抗がん剤投与への抵抗減る~
抗がん剤治療による脱毛を防ぐ方法があることをご存じだろうか?2019年3月に厚生労働省が薬事承認した後、21年版の「がん治療におけるアピ…
まさかのリンパ節転移 ~「毎年検診してきたのに」~
2020年10月30日、私は乳がんの手術を終え、麻酔から目が覚めていた。がんの全容は手術が終わってみないと分からない。事前の検査で、ある程…
「神の手」からシステムへ ~進歩する手術前後の医療~
もし自分が病気になったと考えたとき、まず病気自体や治療によるつらさを思い描くでしょう。特に医師から「手術が必要です」と宣告されると…
社会問題に果たすAIの役割 ~オピオイド危機への活用~
「オピオイド」とは、天然由来の有機化合物である麻薬系鎮痛薬や、それに関連する合成鎮痛薬などの総称だ。疼痛管理に強い効果が期待できる…
進む患者の低年齢化 ~アレルギーマーチ防止で早期対策が必要~
アレルギー疾患は低年齢化が進んでおり、アレルギー性鼻炎もその例外ではない。血液検査では、1歳未満のアレルギー性鼻炎患者が存在すると…
脳卒中予防は若い頃からの生活習慣が大事 ~高齢者は心房細動に注意~
2019年の人口動態統計によると、脳卒中は「がん」「心疾患」「老衰」に次いで死亡原因の第4位だが、循環器疾患を合わせると後期高齢者の死…
もしかしたら「病気のサイン」かも? ~不眠、食欲不振、痛み…放置せず対処を~
病気の中には突然発症したり、あっという間に重症化したりするものもありますが、それ以前に体がSOSを発している場合があります。この連載…
快適な入院生活の先に ~続く激しい痛み~
2020年10月30日、私は都内の病院で乳がんの乳房温存手術を受けた。手術は右乳房の脇を6センチほど切開し、がんとその周辺組織を摘出すると…
第6波収束への道 ~GW、久しぶりの楽しい休日も~
新型コロナウイルスの第6波の流行がようやく収束に向かっています。「まん延防止等重点措置」を取っている自治体でも、解除の動きが見られ…
「デコパウチ」に託すオストメイトの思い ~アートで照らす人工肛門の日常~
「ストーマ」という言葉をご存じですか? ギリシャ語で「口」という意味のストーマは、事故やさまざまな病気のために排せつが困難になった…