小阪憲司 医師 (こさかけんじ)

横浜ほうゆう病院

神奈川県横浜市旭区金が谷644-1

  • 非常勤
  • 横浜市立大学医学部名誉教授

精神科 内科

専門

アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症などの認知症全般

小阪憲司

小阪憲司医師は、60年代後半より認知症の臨床や脳病理の研究に携わり、第一線の認知症の臨床医・研究者として高い評価を得ている。レビー小体型認知症の発見者として世界的に知られている。日本老年精神医学会・日本認知症学会・日本神経精神医学会・日本神経病理学会の名誉会員、レビー小体型認知症研究会の代表世話人、レビー小体型認知症家族支える会顧問などを務めた。日本の認知症医療と家族のサポートなどを牽引。また、認知症関連の著作も多く、全国各地で講演・セミナーなども行い、認知症の啓発活動に努めている。

診療を受けるには

完全予約制。小阪医師の診察については病院に要問合せ。

医師プロフィール

1965年 金沢大学医学部 卒業
1976年 大脳皮質にも多数のレビー小体が出現する認知症を報告。
その後、アルツハイマー病の発見者であるAlzheimerやレビー小体の発見者であるLewyがいたことのあるミュンヘン大学精神医学研究所を前身とするMax-Planck精神医学研究所の客員研究員。同研究所において、ドイツ人の認知症の症例でも大脳皮質にレビー小体が多数認められる2症例を報告し、これがヨーロッパでの初めてのレビー小体型認知症の報告となる。
1980年 レビー小体病という名称を提唱
1984年 びまん性レビー小体病を提唱
1991年 横浜市立大学医学部精神医学教室教授就任
1996年 横浜市立大学医学部附属浦舟病院長就任
1999年 横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター精神医療センター長兼務
2003年 横浜市立大学医学部精神医学教室名誉教授、福祉村病院院長および長寿医学研究所顧問に就任
2005年 聖マリアンナ医学研究所所長に就任
2007年 横浜ほうゆう病院 院長に就任
2011年 メディカルケアコートクリニック 院長就任 
2014年 医療法人社団ヒルデモア クリニック医庵 センター南
2018年 医療法人社団みのり会 湘南いなほクリニック 名誉顧問
2018年 横浜いるかクリニック名誉院長

所属学会

日本神経精神医学会名誉会員、日本認知症学会名誉会員、日本老年精神医学会名誉会員、 日本神経病理学会名誉会員、レビー小体型認知症研究会代表世話人

主な著書

『レビー小体認知症がよくわかる本』(2014年 講談社)
『第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今』(2012年紀伊国屋書店)
『「パーキンソン病」「レビー小体型認知症」がわかるQAブック』(2011年メディカ出版)
『レビー小体型認知症の臨床 (神経心理学コレクション) 』(2010年 医学書院)
『知っていますか? レビー小体型認知症』(2009年メディカ出版)
『レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック』(2010年メディカ出版)
『認知症の最新治療法』(2012年 洋泉社)
『大活字版最新 認知症はここまで治る・防げる』(2006年 主婦と生活社)
『認知症の防ぎ方と介護のコツ 毎日が発見ブックス』(2011年角川マーケティング)
『プライマリケア医の認知症診療入門セミナー』(2011年 新興医学出版社)
『トーク認知症―臨床と病理 (神経心理学コレクション)』(2007年 医学書院)
『ウエルニッケ・コルサコフ脳症』(1984年 星和書店)
など

医師発信欄

レビー小体型認知症研究会ホームページ: http://www.d-lewy.com/
(更新日:2023年3月9日)

同じ疾病を専門とする医師一覧