三村將 医師 (みむらまさる)

慶應義塾大学病院

東京都新宿区信濃町35

  • 精神・神経科
  • 特任教授

精神科 神経科 内科

専門

老年期うつ病、認知症、高次脳機能障害

三村將

三村將医師は、老年精神医学と神経心理学を専門とし、老年期うつ病、認知症、もの忘れ、頭部外傷などのエキスパートとして知られている。テレビや本などメディアへの露出も多い。治療にあたっては院内他科との連携だけではなく、患者が生活している地域との連携も取り入れ、さらに専門的治療が必要な患者に対しては、専門施設との連携も積極的におこなっている。2011年3月に起きた東日本大震災後には慶應義塾大学医学部第9次医療団のメンバーとして、被災地の支援活動に参加。被災者の心のケアにあたった。

診療を受けるには

初診は予約制。本人・家族からは電話等で病院の初診予約に申し込む。診療機関からの初診予約はオンラインでも可能。原則として紹介状が必要だが、状況によってはなくても可能。初診時の待ち時間はその日の状況によるが、30分~1時間程度。初診の受付手続きには時間を要する。医師の指名は可能。

医師プロフィール

1984年3月 慶應義塾大学医学部 卒業
1984年4月 慶應義塾大学医学部精神神経科研修医
1990年5月 慶應義塾大学医学部精神神経科助手
1992年7月 ボストン大学医学部行動神経学部門(Martin L. Albert教授)、失語症研究センター(Harold Goodglass教授)、記憶障害研究センター(Laired Cermak教授)研究員
1994年6月 東京歯科大学市川総合病院精神神経科専任講師
2000年3月 昭和大学医学部精神医学教室助教授
2008年4月 スタンフォード大学精神科 訪問教授
2011年4月 慶應義塾大学医学部精神神経科学教室教授

所属学会

日本高次脳機能障害学会理事長、日本うつ病学会理事長、日本老年精神医学会副理事長、日本神経心理学会理事、日本精神神経学会理事、運転と認知機能研究会世話人代表、精神保健指定医、精神科専門医、老年精神医学会専門医など

主な著書

『精神科レジデントマニュアル』(2017年 医学書院)
『認知症ハンドブック』(2013年 医学書院)
『認知症と見分けにくい「老年期うつ病」がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)』(2013年 講談社)
『精神科研修ノート』(2011年 診断と治療社)
『精神6 認知症 新しい診断と治療のABC 66 (新しい診断と治療のABC)』(2010年 最新医学社)
『認知症の「みかた」』(2009年 医学書院)
『老年期うつ病ハンドブック』(2009年 診療と治療社)

医師発信欄

慶應義塾創立150年Webサイト|学問のすゝめ21 メルマガ|vol.30 三村將医師:http://keio150.jp/mm/bn030.html
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室:http://psy.keiomed.jp
(更新日:2024年12月2日)

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