岩田淳 医師 (いわたあつし)

東京都健康長寿医療センター

東京都板橋区栄町35-2

  • 脳神経内科
  • 内科総括部長(脳神経内科部長兼務)

脳神経内科 内科

専門

臨床神経学、認知症の診療および臨床研究、神経科学、分子生物学

岩田淳

岩田淳医師は、東京大学医学部附属病院神経内科の専門外来「メモリークリニック」にてアルツハイマー病(AD)やレビー小体病、前頭側頭葉型萎縮症等の疾患の診断、治療に当たっていた。特に超早期段階でのAD、レビー小体病の診断が専門。一方で同科に設立された「分子脳病態科学講座」おいて分子生物学的なアプローチによる認知機能障害を伴う神経変性疾患の病態解明に取り組んでいた。エピジェネティクスを通じた神経変性疾患の解析を行い、ADの根本治療薬の開発等先端的な取り組みを行っている。2020年4月より東京都健康長寿医療センターの脳神経内科部長として赴任。

診療を受けるには

岩田医師の外来は、月曜と水曜の午前・午後、木曜の午前。

医師プロフィール

1993年 東京大学医学部卒業、東京大学医学部附属病院 内科研修医
1994年 横浜労災病院 神経内科研修医
1995年 日本赤十字社医療センター 神経内科専修医
1996年 NTT関東逓信病院 神経内科専修医
1997年 東京大学医学部附属病院神経内科 医員
1998年 東京大学大学院医学系研究科大学院
2002年 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了博士(医学)、日本学術振興会特別研究員
2003年 スタンフォード大学ポスドク
2005年 東京大学大学院医学系研究科神経内科 研究拠点形成研究員
2007年 東京大学大学院医学系研究科神経内科 特任助教
2008年 東京大学大学院医学系研究科分子脳病態科学 特任准教授として現在に至る
2010年 (専)科学技術振興機構戦略的創造事業「さきがけ」研究員
2014年 (専)科学技術振興機構戦略的創造事業「さきがけ」研究員
2015年 (兼)東京大学医学部附属病院神経内科講師
2015年 (兼)科学技術振興機構戦略的創造事業「さきがけ」研究員
2016年3月 同退職
2017年4月 (専)東京大学医学部附属病院神経内科講師
2019年4月 東京大学医学部附属病院脳神経内科准教授
2020年4月 東京都健康長寿医療センター 脳神経内科部長

所属学会

日本神経学会認定神経内科専門医・指導医、日本内科学会認定内科医、日本認知症学会専門医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医、日本内科学会総合内科専門医
【所属学会】
日本神経学会(代議員,認知症ガイドライン委員会研究協力者,英文誌編集委員(managing editor)),日本認知症学会(評議員,基礎研究促進委員会委員),日本内科学会,日本脳卒中学会,日本認知症予防学会(専門医制度ワーキンググループ委員),日本頭痛学会,日本てんかん学会(選挙管理委員),日本神経治療学会,日本パーキンソン病・運動障害疾患学会,日本神経化学会,日本神経科学学会,日本抗加齢医学会(プログラム委員会委員),日本エピジェネティクス研究会,The Alzheimer's Association International Society to Advance Alzheimer's Research and Treatment (ISTAART), American Academy of Neurology,Movement disorder Society, Society for Neuroscience, American Society for Cell Biology

主な著書

『簡要神経学第4版』(2006年メディカル・サイエンス・インターナショナル社)

医師発信欄

(更新日:2023年8月14日)

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