楠俊雄 医師 (くすのきとしお)

哲学堂くすのき皮膚科

東京都中野区松が丘1-7-7

  • 皮膚科
  • 院長

皮膚科

専門

真菌症(水虫)

楠俊雄

水虫を初めとする皮膚感染症や爪の病気に対し、日本トップクラスの実績を誇る専門医である。日本医科大学客員教授、東京都皮膚科医会会長、日本臨床皮膚科医会副会長等を歴任。様々なメディアで水虫に関する解説や監修を行い、情報を発信している。院長を務める同クリニックは、東京医科大学病院や日本医科大学付属病院などの都内各大学病院と密に連携を図り、難病や皮膚がんなどの検査・入院にも対応。併せて、各種アレルギー検査・ピアス・ケミカルピーリングも実施している。

診療内容

水虫には二つの段階がある。第1段階は菌が皮膚の表面にたくさんいて活発に増殖している状態。症状として挙げられるのは、指の周囲の皮がふやけたりカサカサになったりしてむける。または、土踏まずや足の縁に小さな水ぶくれができる。水ぶくれは自然に壊れ、かさぶたになる等。いずれの場合もかゆい。
治療は、市販の塗り薬を用いても治るが、市販薬を使う目安は2週間とされている。しかし、足の皮がむける・水ぶくれができる・かゆみもある……といった症状でも、水虫の診断の決め手は、その原因である白癬菌(はくせんきん)の検出だ。
皮膚科を来院する"自称"水虫患者の3人に1人は、他の皮膚疾患である。
楠医師は「現在は市販薬を2週間使っても改善しないなら、水虫以外の病気か、市販薬では治せない水虫の可能性が高いと言えます」と語る。
白癬菌による皮膚症状を水虫と呼び抗真菌薬で治療するが、一般細菌感染や湿疹・皮膚炎などが絡んでいる場合には、治療方法は異なる。すぐに抗真菌薬は使わず、他の感染症や炎症を抑える方が先決。正しい治療を施さないと、悪化させたりこじらせたりしてしまうのである。
水虫そのものも、第1段階でしっかり手を打たないと、再発を繰り返し、第2段階に進むケースも少なくない。菌は表面的には減ったように感じても、実は皮膚の奥深くに住み着いている。そして、足の裏が厚くガサガサになる「角化型(角質増殖型)」に変わるとされている。かゆみも少なく、水虫に見えないので、単なる乾燥と思う人も多い。しかし気づかないままさらに放置を続けると、爪が白く濁ってボロボロになる「爪水虫」になってしまう。
この段階では、塗り薬と飲み薬の併用が必要になり、治療期間も角化型で2~3カ月、爪水虫は半年に及ぶ。費用も3万円ほどかかる。
楠医師は「水虫と自己判断して市販の水虫薬を使用される方も多いかと思いますが、やはりきちんと診断をつけて、適切な治療を選択できるのは皮膚科専門医だけです。早めに受診してほしいですね」と語っている。

医師プロフィール

1971年 日本医科大学 卒業
1978年 米国CDC、エモリー大学留学、真菌症(カビの病気)を研究
1985年 清瀬市にて「くすのき皮膚科」を開院
2003年 中野区に移転し「哲学堂くすのき皮膚科」を開院