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肌老化で起こる脂漏性角化症 ~紫外線対策とビタミン摂取で予防(日本赤十字社さいたま赤十字病院皮膚科 三石剛部長)~
脂漏性角化症は、薄いシミから盛り上がってできるいぼで、老人性疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれる。皮膚がんを心配する人も少なくないが、肌の…
認知症での身体拘束増加 ~新型コロナで医療窮迫(京都大学大学院医学研究科医療経済学分野 奥野琢也医師)~
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う2020年の1回目の緊急事態宣言で、ウイルス陽性患者の受け入れ病院が過酷な勤務状況に置かれたこと…
中年以降に増える女性の脱毛症 ~治療前の検査が重要(池袋駅前のだ皮膚科 野田真史院長)~
脱毛症は男性に多いイメージだが、女性でも悩んでいる人は少なくない。女性の場合は、症状や原因が男性とは異なることが多く、治療法も違う…
新しい治療法も―鼻腔腫瘍 ~出血抑え、機能を温存(東京慈恵会医科大学付属病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 大村和弘診療医長)~
鼻の内部や周囲の副鼻腔(びくう)の空洞にできる鼻腔腫瘍は、鼻が上顎や目、脳にも隣接しているため、進行によっては耳鼻咽喉科以外での診…
昼下がりの仮眠で活力を ~パワーナップの効果とは(広島大学大学院人間社会科学研究科 林光緒教授)~
午後の作業を再開した途端、睡魔に襲われ舟をこぐ―。そんな昼下がりの眠気対策に「パワーナップ(積極的仮眠)」が効果的という。短時間の…
内視鏡で胃を縮小化 ~傷を残さない減量手術(東京慈恵会医科大学内視鏡医学 炭山和毅教授)~
太る原因の一つは、食べる量が多過ぎること。重度の肥満に対して胃を外科手術で小さくする手法が既に効果を上げているが、最近、口から内視…
下痢、便秘に襲われる過敏性腸症候群 ~学業や仕事に悪影響~
一日に何度も激しい腹痛や下痢、便秘に襲われるが、検査をしても炎症やポリープなどの異常は見つからない-。そんな症状が続くのが過敏性腸…
新内服薬で「こぶ」が縮小 ~管腫などのリンパ管疾患(岐阜大学医学部付属病院小児科 小関道夫臨床准教授)~
体の隅々から老廃物を回収するリンパ管が膨らむリンパ管腫などの疾患は、有効な治療が手術などに限られていたが、2021年9月に新たな内…
軽い動作で息切れや疲れ―肺動脈性肺高血圧症 ~女性は妊娠・出産に影響も(国際医療福祉大学三田病院 田村雄一教授)~
心臓から肺に向かう肺動脈が狭まり、肺の血圧が上昇する肺動脈性肺高血圧症(PAH)。軽い動作でも息切れや疲れやすさなどの症状が表れ、…
胸のつかえや胸焼け ~診断が難しい好酸球性食道炎(国立成育医療研究センター好酸球性消化管疾患研究室 野村伊知郎室長)~
食道に好酸球という白血球が集まり炎症を起こす好酸球性食道炎(EoE)は厚生労働省の指定難病になっている。国立成育医療研究センター(…
寿命を縮める便秘 ~専門家警告「万病のもと」~
便秘というと、若い女性の悩みと思う人もいるかもしれない。しかし、高齢者の方が問題は深刻で、65歳以上では30人に1人が苦しんでいるとい…
段階的に子宮体がんへ進展も―子宮内膜増殖症 ~不正性器出血がサイン(大阪市立大学医学部付属病院女性診療科 角俊幸診療部長)~
月経時以外や閉経後の出血を引き起こす子宮内膜増殖症。大阪市立大学医学部付属病院(大阪市)女性診療科診療部長の角俊幸医師は「子宮体が…
高齢者の「ごみ屋敷症候群」 ~生活が荒廃する三つの要因(東京都健康長寿医療センター研究所 井藤佳恵部長)~
家の中や庭に、物が積み上げられ、片付けられない「ごみ屋敷」。原因は個人的事情もありさまざまだが、高齢者の場合は認知症などが背景に存…
薬の種類増え、治療が進化 ~若い女性に多い全身性エリテマトーデス(北海道大学病院リウマチ・腎臓内科 渥美達也教授)~
国の指定難病である全身性エリテマトーデス(SLE)は若い女性に多く、関節の痛みや皮膚の発疹といった多様な症状が表れる。薬の副作用に…
新型コロナ、後遺症に注意 ~長く続く嗅覚の異常~
新型コロナウイルス感染症に対し、ワクチンの接種と治療薬による「防戦」が続く。見落とされているのが、急性症状が収まってからも嗅覚や味…
乳房の皮膚が赤くむくむ炎症性乳がん ~しこりがなくても受診を(聖路加国際病院乳腺外科 山内英子部長)~
乳房の皮膚が赤くなる炎症性乳がんは、症状が急性乳腺炎と似ており、がんを疑われずに診断や治療が遅れるケースもある。聖路加国際病院(東…
男性器に曲がりや痛み ~中高年に多いペロニー病(東邦大学医療センター大森病院泌尿器科 三井要造講師)~
男性器が勃起した時に痛みを感じる症状があったら「ペロニー病」かもしれない。中高年男性に多く、性交の障害になることも。国内でペロニー…
ホルモンが影響する高血圧―原発性アルドステロン症 ~正常値でも油断は禁物(西川クリニック 西川哲男院長)~
副腎からアルドステロンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌する原発性アルドステロン症になると多くは高血圧になる。西川クリニック(横浜市)…
アトピーと目の合併症 ~定期的な眼科受診を(藤田医科大学ばんたね病院総合アレルギー科・総合アレルギーセンター 矢上晶子教授)~
アトピー性皮膚炎の合併症にアレルギー性結膜炎が多いことは知られているが、その他の目の疾患も起こり得る。藤田医科大学ばんたね病院(名…
てんかんがあっても出産は可能 ~計画的な薬剤調整でリスク軽減(新宿神経クリニック 渡辺雅子院長)~
治療の進歩でてんかんの患者も健康な人と変わりない生活が送れるようになったが、妊娠・出産には不安を抱く女性が少なくない。てんかんの診…
大半は自然に治る―子どものチック症 ~症状に困ったら受診を(東京大学医学部付属病院こころの発達診療部 金生由紀子准教授)~
不随意のまばたきやせき払いなど、ある動作や声を繰り返す子どものチック症について、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)こころの発達…
小児期に発症すると予後不良―ミトコンドリア心筋症 ~早期発見で進行を遅らせる(千葉県こども病院代謝科 村山圭部長)~
先天性の難病であるミトコンドリア病の一つ「ミトコンドリア心筋症」という心臓の病気は深刻な病状をたどることが多く、特に小児期に発症し…
誰でもかかる敗血症 ~治療しないと急速に重症化(千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学 中田孝明教授)~
敗血症は、新型コロナウイルス感染で重症化した人に高率のリスクがある上、世界で年間に約5千万人がかかり、うち1千万人以上が亡くなると…
慢性腰痛に有効―エピドラスコピー ~病巣をピンポイントで治療(自治医科大学付属病院麻酔科 五十嵐孝教授)~
長引く腰痛の治療に、エピドラスコピー(硬膜外腔内視鏡)を用いた手術への関心が高まっている。自治医科大学付属病院(栃木県下野市)麻酔…
冬になると表れる倦怠感―季節性うつ病 ~日照時間の減少が関与(やまでらクリニック 石本佳代院長)~
秋から冬にかけて症状が表れ、暖かくなる翌年の春頃に改善するパターンを繰り返す季節性うつ病。やまでらクリニック(東京都武蔵野市)の石…