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てんかんによく似た心因性発作 脳波に異常なし、ストレスが原因に
「心因性非てんかん発作(PNES)」は、てんかん発作とよく似た症状を示すため、治療に抗てんかん薬が使われるケースが多い。しかし、真…
声帯の異常で声が詰まったり震えたり 20~40代女性に多い内転型痙攣性発声障害
自分の意思とは関係なく喉の筋肉がけいれんし、うまく発声できなくなる「痙攣(けいれん)性発声障害」。発声障害の一つであり、内転型、外…
物忘れより人格変化や行動異常 働き盛りで発症する前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は、脳の前方にある前頭葉や側頭葉が萎縮する認知症だ。脳の海馬が萎縮するアルツハイマー型認知症と異なり、物忘れの症状…
風邪薬で生じる排尿障害 持病のある人は薬剤師に相談を
風邪を引いた時に市販の総合感冒薬を服用する人は少なくない。さまざまな症状を緩和してくれる効果を期待してのことだろう。ところが総合感…
インフルが早期流行の兆候 慌てる必要なし、従来通りの予防を
例年より早く、10月上旬からインフルエンザの流行による学級閉鎖が報告された。予防接種を早めに受けようとする動きも出ている。しかし、…
中高年登山者の脱水対策 計画的な水分補給と休憩で予防を
中高年の登山では、体内の水分量が不足して起こる脱水症に気を付けたい。高齢者は食事や水分の摂取量が減りがちなことに加え、暑さや喉の渇…
子どもの便秘は慢性化に注意 兆しあれば食事や運動で改善を
便秘というと大人の病気と思われがちだが、子どもでも決して少なくない。さいたま市立病院(さいたま市)小児外科・排便外来の中野美和子医…
中高年に多い肩腱板断裂 治りにくい五十肩は要注意
肩関節にある「腱板(けんばん)」が切れて、肩の動きに異常が表れたり、痛みを生じたりする「肩腱板断裂」。物を持ち上げる動作が難しくな…
幼児にウイルス性の発疹―ジアノッティ症候群 ワクチン接種きっかけに発症も
ジアノッティ症候群は、ウイルス感染で発疹が出る病気だ。B型肝炎ウイルスを原因とするジアノッティ病という病気が先に報告されたが、その…
睡眠中の異常な行動―パラソムニア 認知症やパーキンソン病につながるケースも
パラソムニア(睡眠時随伴症)は睡眠覚醒障害の一つで、睡眠中の異常行動を指す。寝ぼけている半覚醒の状態で、大声を出して歩き回ったり壁…
視力低下起こす加齢黄斑変性 薬剤で視力の維持・改善が可能に
目の網膜の中心部にあり、物を見るのに重要な役割を果たす「黄斑」が、加齢により傷むのが加齢黄斑変性(AMD)だ。2008年以降、注射…
突然の激しい腹痛―急性膵炎 大量飲酒が引き金に
急性膵炎(すいえん)は、消化酵素を含む膵液が膵臓そのものを溶かし、強い炎症を生じる病気だ。近年、患者数は増加している。みぞおち付近…
体操で平衡機能を底上げ 薬以外でめまい治療
めまいは誰にも起こり得るありふれた症状だ。治療は主に薬を使って行われるが、薬だけでは改善しないケースも多い。横浜市立みなと赤十字病…
サーフィンを安全に楽しむには ルールとマナー守ってけがを回避
サーフィンは危険なスポーツと思われがちだが、2020年の東京五輪で公式競技に採用されたこともあり、競技人口の増加が期待されている。…
COPDと歯周病が関連 サルコペニアのリスクも
肺に炎症を起こして呼吸機能が低下する慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)と、歯周病との関係が報告され、注目されている。東京歯科…
新薬の選択肢が拡大―過活動ぼうこう 突然起こる強い尿意や尿漏れ
我慢できないほどの急な尿意や、昼夜問わず頻尿の症状が表れる「過活動ぼうこう(OAB)」。常にトイレの場所を気にしたり、遠出を控えた…
流産繰り返す「抗リン脂質抗体症候群」 不育症や血栓症の原因に
流産や死産を繰り返してなかなか子どもが持てない状態を不育症と言い、流産を3回以上繰り返す習慣流産とほぼ同義で使われる。不育症の原因…
下肢の壊死から巻き爪まで 足の総合医療センター開設―順天堂大
下肢の壊死(えし)・切断に至る可能性もある糖尿病による血行障害といった重病から、静脈瘤(りゅう)や外反母趾(ぼし)、巻き爪など日…
鼓膜に白い塊―真珠腫性中耳炎 難聴や顔面神経まひ、めまい
真珠腫性中耳炎は慢性中耳炎の一種だ。鼓膜にできたへこみに耳あかがたまって真珠のような白い塊になり、炎症が起きて進行すると、音を伝え…
胃や腸の筋肉層にできる「GIST」 自覚症状少なく、発見遅れることも
歌手で俳優の萩原健一さんが2019年3月、8年間にわたる闘病の末、68歳で亡くなった。病名は消化管間質腫瘍(GIST=ジスト)。胃…
貼り薬のトラブルに注意 保湿剤で皮膚のバリアーを保護
肌に貼ることで、有効成分が皮膚から吸収される貼り薬。飲み薬を服用できない人でも使用できるほか、飲み忘れを起こしにくく、服薬継続率の…
胃の症状は膵臓の叫び―慢性膵炎 糖尿病やがん化のリスクも
膵臓(すいぞう)は胃の後ろに位置するオタマジャクシのような形をした臓器で、インスリンや消化を助ける膵液を分泌している。慢性膵炎(す…
増える子どもの脂肪肝リスク―NAFLD 小児期の治療で肝硬変回避
子どもの脂肪肝が増えている。背景には、メタボ予備軍として社会的な関心を集める小児肥満の増加がある。「早期に発見して治療を始め、肝硬…
妊娠・出産に悪影響なし―多発性硬化症 まず症状を安定させて
多発性硬化症(MS)は中枢神経系の難病であり、好発年齢は20~40代で、女性に多い。若い女性が発症しやすい病気であることから、妊娠…
心不全患者でも栄養管理が重要 体重減少が悪化のリスク要因に
栄養を十分吸収、利用できず、筋力低下や体重減少を来す「カヘキシー」と呼ばれる状態は、心不全患者の経過を悪くする要因になることが分か…