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状態に合わせ、選択肢増える ~がんの痛みの緩和治療(国見病院 鹿田康紀院長)~
がんは、進行に伴って全身の倦怠(けんたい)感や食欲不振、睡眠障害などのさまざまな症状が出る。とりわけ、痛みは症状の中で早い時期から…
女性特有のがん、早期治療が要 ~ガイドラインで正しい情報を~
女性特有のがんである、子宮頸(けい)がん、子宮体がん、卵巣がん。定期検診やセルフチェックなどで早期発見すれば完治が可能なものもある…
皮膚に食い込み痛む ~陥入爪(埼玉医科大学病院 簗由一郎医師)~
爪の端が周りの皮膚に食い込み、痛みや炎症が生じる陥入爪(かんにゅうそう)。足の親指に起きやすく、爪の切り方や靴の履き方、生まれつき…
難聴児の人工内耳 ~音声言語獲得へ道(東京医療センター 南修司郎・耳鼻咽喉科長)~
赤ん坊は周囲の声を聞きながら言葉を学ぶが、難聴のために音が十分に聞こえない場合、こうした言葉の獲得が難しくなる。音を難聴児の脳に届…
歯磨き不足、肺炎リスク上昇と関連 ~1日1回以下で増加(東京医科歯科大学 相田潤教授ら)~
肺炎球菌ワクチンを接種していない高齢者で、1日の歯磨き回数が少ないほど肺炎のリスクが高くなるとの研究成果が9月、発表された。研究を…
進行期に新たな治療法 ~パーキンソン病(国立病院機構旭川医療センター 木村隆院長)~
動作が遅く手足が震える症状が特徴のパーキンソン病。飲み薬で改善するが、治療を始めて数年たつと、薬の効き目が早めに切れてしまい、急に…
長期のフォロー重要 ~尿道下裂(兵庫医科大学病院 兼松明弘教授)~
男児の尿の出口(外尿道口)が陰茎の途中にあり、陰茎が腹部側に曲がった状態になる尿道下裂(かれつ)は、先天的な病気の一つだ。200~…
食物と運動が引き金 ~食物依存性運動誘発アナフィラキシー(埼玉医科大学病院 永田真アレルギーセンター長)~
食後に運動をしていたら、急にじんましんやせきが出てきて息苦しくなった―。このような症状が見られたら、「食物依存性運動誘発アナフィラ…
透析患者の歯周炎 ~動脈硬化のリスクに(東京医科歯科大学大学院 水谷幸嗣講師ら)~
透析患者で糖尿病、喫煙習慣などがあると、脳、心臓などの動脈が細くなったり、詰まったりする動脈硬化性疾患が起こりやすくなるが、歯周炎…
多様な診療科連携するセンター ~重症下肢虚血(藤田医科大学 山之内大教授)~
重症下肢虚血は、下肢の動脈硬化が主な原因で起こる末梢(まっしょう)動脈疾患の最重症型とされる。これを放置した場合、1年以内に30%…
がん化するタイプも ~鼻副鼻腔乳頭腫(東京慈恵会医科大学 由井亮輔助教)~
鼻副鼻腔乳頭腫(びふくびくうにゅうとうしゅ)は鼻の中にできる良性の腫瘍だ。鼻詰まりなどの症状が見られるが、東京慈恵会医科大学(東京…
量、質、時間を見直す ~糖尿病でも楽しく食事(京都医療センター 坂根直樹室長)~
糖尿病治療は食事療法と運動を基本とし、必要に応じて薬物療法が用いられる。食事療法は厳密なカロリー計算や糖質制限など「食べたい物が食…
ビタミンB1、不足に注意 ~欠乏すると心臓の負担増す(静岡県立総合病院 田中清臨床研究部長)~
食事などで摂取した糖質からエネルギーを生み出すのに欠かせないビタミンB1。代表的な欠乏症の「かっけ」は江戸時代から大正時代にかけて…
赤ちゃんの「かゆい」見逃さないで ~早め対処でアレルギー疾患連鎖を予防~
アレルギーマーチとは、食物アレルギー、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が、年齢によって次々に現れることを言う。…
良い睡眠が認知症を防ぐ ~原因物質の排せつを促進(国立精神・神経医療研究センター病院 阿部康二病院長)~
最近の研究で、良い睡眠はアルツハイマー病の原因物質が脳にたまることの防止に役立つことが分かってきた。国立精神・神経医療研究センター…
スマホ見過ぎで目やに ~乾燥と涙の変質で(梶田眼科 梶田雅義院長)~
スマホ老眼やスマホ内斜視といった言葉が知られるようになり、スマホによる目の健康への影響に関心が高まっている。目やにもスマホが関連す…
小児の顎関節症 ~生活習慣やストレスで(日本歯科大学 岡本亜祐子助教ら)~
顎(がく)関節は顎を動かすための関節で、耳のすぐ前にある。ここに炎症が起こって痛みが出たり、顎を動かすときに音がしたりするのが顎関…
化粧で傷痕隠し心を元気に ~「メークセラピー」(日本医科大学 朝日林太郎講師)~
あざ、やけどなど傷痕を化粧でカバーすることで元の状態に近づける「メークセラピー」。2001年から専門外来を設けている日本医科大学(…
ALT、30U/L超は受診を ~肝臓病のサインかも(奈良県立医科大学 吉治仁志教授)~
肝臓に最も多く含まれる酵素の一種ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、健康診断や医療機関の定期検査での血液検査項目の一つ。…
いびきに潜むリスク ~自己判断せず早期受診を(千里中央メディカルクリニック 松島勇介院長)~
睡眠中のいびきは、誰しも多少はかくものだが、症状によっては思わぬ病気が隠れていることがある。特に注意が必要なのが睡眠時無呼吸症候群…
一刻を争う精巣捻転症 ~突然の激痛(倉敷中央病院 井上幸治主任部長)~
陰嚢(いんのう)が突然激しく痛んで腫れる急性陰嚢症の中でも、最も緊急性が高いとされる「精巣捻転症」。思春期に発症しやすく、受診や診…
排便の習慣化と姿勢で改善 ~認知症高齢者の慢性便秘(聖隷クリストファー大学 内藤智義准教授)~
国内外の研究では介護施設に入所する高齢者の50~80%が慢性便秘と報告されている。認知症高齢者の慢性便秘の改善方法について、聖隷ク…
加齢による声の衰え ~リハビリで改善も(国際医療福祉大学 渡辺雄介・東京ボイスセンター長)~
加齢などにより喉の筋力が衰えたり声帯が萎縮したりして、声がかれる、以前は出せた音域が出ないなどの症状が見られる加齢性声帯萎縮症。「…
上手な医療の受け方 ~気持ちを素直に伝える(東京医療センター 尾藤誠司医長)~
治療を納得して受けるために、医師に症状を正確に伝えたいと思っても、緊張や遠慮からうまく話せなかった経験はないだろうか。医師との円滑…
翌朝の血圧が過度に上昇 ~休日の朝寝坊―社会的時差ぼけ(早稲田大学 谷沢薫平准教授)~
休日に遅く起きる、あるいは夜更かしをしたことで、生活リズムが平日と数時間ずれてしまう「社会的時差ぼけ」。早稲田大学スポーツ科学学術…