奥村利勝 医師 (おくむらとしかつ)

旭川医科大学病院

北海道旭川市緑が丘東二条1-1-1

  • 第三内科(消化器内科/血液・腫瘍内科)
  • 科長 教授

内科 消化器科

専門

過敏性腸症候群、神経消化器病学、糖尿病学、心身医学

奥村利勝

ストレスなどにより腸の動きが不調になる過敏性腸症候群のほか、糖尿病、心身医学を専門とし、日々診察と治療にあたっている。専門領域を持ちつつ、患者がどの診療科を受診すれば良いのかわからない場合などには、総合診療医としてあらゆる疾患に対応する。心がけているのは、速やかかつ正確な診断のもと、患者と信頼関係を構築していくこと。常により良い治療を提供することを目指しており、豊富な臨床実績を用いた様々な研究にも積極的に取り組み、発見を診療にいかしている。

診療内容

紹介状を持たない初診の患者や、他の医療機関で「問題がない」とされた患者を含め、いかなる患者にも対応している。目標は、可能な限り初診日当日に診断をし、今後の方針を示すこと。必要に応じて院内の救急部や専門診療科と密接に連携しながら治療にあたる。
近年、腹痛や腹部不快感があるのに、検査をしても病変がみつからない機能性消化管疾患が世界中で増えている。奥村医師は2010年に発表した論文で、同科を消化器症状が原因で受診した患者約800名のうち、約30%は急性胃腸炎や胃十二指腸潰瘍などの消化器系疾患、約15%は整形外科・泌尿器科・婦人科・精神科領域の疾患であったと報告。その他、約40%には消化器症状があるが、内視鏡診断や画像診断、血液検査をしても器質的異常が見つからない機能性消化管障害だった。
奥村医師は、過敏性腸症候群を含む機能性消化管障害を専門にしている。過敏性腸症候群の背景には、ストレスや心理的問題を抱えていることも多く、治療の際には全人的な医療を心がけている。その一方、未解明な領域が多い分野のため、より良い治療法を求め研究にも積極的に取り組んでいる。

医師プロフィール

1984年 旭川医科大学医学部卒業
1988年 旭川医科大学医学部大学院卒業
1988年 旭川医科大学附属病院 医員
1992年 米国Duke大学留学
1994年 奥村医院(釧路市)
1995年 旭川医科大学医学部 医員
1997年 旭川医科大学医学部 第3内科 助手
2000年 旭川医科大学医学部 第3内科 講師
2002年 旭川医科大学医学部附属病院 総合診療部 教授
2016年 旭川医科大学 内科学講座 消化器・血液腫瘍制御内科学分野 教授

「過敏性腸症候群」を専門とする医師