大和滋 医師 (やまとしげる)

大和内科・消化器内科クリニック

東京都世田谷区奥沢3-35-5

  • 内科・消化器内科
  • 院長

消化器科 内科

専門

消化器、過敏性腸症候群

大和滋

ストレスと関連する消化器疾患の診療に定評がある。なかでもIBSなど機能性消化管障害、潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患に多大な実績を上げている。IBSはその症状から大腸がんや腸に炎症を起こす病気、消化不良などと区別しなければならないが、治療の第1ステップは生活習慣の改善にあるといい、必要に応じて心療内科とも連携するなど、総合的なアプローチを実施している。また大和医師は腹痛や便通異常の診療、内視鏡検査や腹部超音波検査など、一般的な消化器診療も積極的に行っている。2013年2月同院を開業。

診療内容

検査ではっきりした異常が見つからないのに、腹痛や膨満感などの腹部の不快な症状、便秘や下痢といった便通の異常が起こるのが、過敏性腸症候群である。「腸の働きのアンバランスや内臓の感覚が過敏であることが原因と考えられていますが、食後や出社・登校時、ストレスがかかったときなどに症状が強くなり、睡眠中やゆったりした気分の時はあまり症状が出ないのが特徴です」と、大和医師は話す。決して珍しい病気ではなく、症状の軽い人も含めると、日本の全人口の 15~20%がこの病気であると言われている。
症状から大腸がんや腸に炎症を起こす病気、消化不良などと区別する必要があるが「最初は血液検査や便の検査などを行って判断をする必要があります」(大和医師)
そのタイプは「下痢型」「便秘型」「下痢と便秘の混合型」などに分けられるが、どの場合も治療の第1ステップは、まず生活習慣の改善にある。「不規則な食生活や睡眠不足、昼夜逆転の生活スタイルなどは腸の働きに影響し、症状を悪化させます。とくに食事と腸は深い関係にありますから、カフェインや香辛料を多く含むものや冷たいものなどは避けた方がいいでしょう」。薬による治療では「便の水分量を調節し下痢にも便秘にも有効な〈ポリカルポフィルカルシウム〉や、腸の粘膜から分泌されるセロトニンの作用を抑える〈ラモセトロン塩酸塩〉などが用いられます」。ストレスが症状を悪化させるので、それと上手に付き合うことも大事になってくる。「趣味や運動、自然に触れることなどで上手くストレスを発散することを考えましょう。症状をなくすことを目標にするのではなく、ある程度上手く付き合う気持ちも重要です」。まずは病気のことを正しく理解すること。治療はそこから始まる。

医師プロフィール

筑波大学医学専門学群卒業
国立国際医療研究センター内科研修医、同消化器科レジデント
米国ハーバード大学ベス・イスラエル病院消化器科
国立国際医療研究センター内視鏡医長
米国マサチューセッツ州VAホスピタル消化器科
国立国際医療研究センター消化器科医長
国立精神・神経医療研究センター国府台病院外来部長
国立精神・神経医療研究センター病院総合内科部長などを経て
2013年2月 大和内科・消化器内科クリニック開院 院長

「過敏性腸症候群」を専門とする医師