重野浩一郎 医師 (しげのこういちろう)

重野耳鼻咽喉科医院

長崎県長崎市扇町1-21

  • 耳鼻咽喉科
  • 院長

耳鼻咽喉科 頭頸部外科

専門

めまい、難聴、耳鳴

重野浩一郎

重野耳鼻咽喉科医院めまい・難聴クリニックでは、中耳炎や副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科の代表的な病気の他に、神経耳科と呼ばれる領域(めまいや難聴・耳鳴など)を専門としている。重野浩一郎医師は日本めまい平衡医学会の専門会員として「良性発作性頭位めまい症診療ガイドライン(医師用)」の作成に携わるなどこの分野の指導者の一人。めまいの診断と良性発作性頭位めまい症の耳石置換法などのめまいの治療を行っている。 患者主体の医療を信条として、丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明を心がけている。

診療内容

めまいは、耳からおこるめまい(内耳や内耳神経の障害)と、頭の中からおこるめまい(脳幹や小脳の障害)に大別される。重野医師は「耳からおこるめまいの割合は多く、生命の危険はないが繰り返したり日常生活が制限される。一方、頭の中からおこるめまいは生命に関わることがある」として、まず耳からおこるめまいか頭の中からおこるめまいかを鑑別し、その後どのような疾患であるかを診断することが重要だという。耳からおこるめまいであれば、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、めまいを伴う突発性難聴などが代表的な疾患、頭の中からおこるめまいであれば、椎骨脳底動脈循環不全、聴神経腫瘍、脳幹・小脳の出血や梗塞などが代表的な疾患である。初診時あるいは再診時には、問診といくつかの検査を選択して行うことが必要となる。
 検査としては、純音聴力検査、語音聴力検査、内耳機能検査、耳音響放射検査、耳鳴検査などの聴力検査や直立検査、足踏検査、注視眼振検査、頭位・頭位変換眼振検査、回転検査、自覚的視性垂直位検査、重心動揺検査、追跡眼球運動検査、視運動性眼振検査、温度刺激検査などのめまい検査を行っている。その他、側頭骨・頭部CT(自院)や頭部MRI・MRA(他病院へ紹介)を行う。
 治療については、耳から起こるめまい(内耳や内耳神経の障害)に対しては、良性発作性頭位めまい症に対する耳石置換法(Epley法や健側135度法など)や予防、メニエール病に対する薬物療法や有酸素運動療法あるいは効果が乏しい場合は中耳加圧治療、前庭神経炎に対するリハビリなどを積極的に行なっている。特に良性発作性頭位めまい症ではこれらの頭位治療により翌日あるいは翌々日には約90%が完全にめまいや眼振(目がまわる症状)が消失している。一方、頭から起こるめまい(脳幹や小脳の障害)には、椎骨脳底動脈循環不全症に対する5%炭酸ガス吸入(95%は酸素)などの治療を行っている。また、内耳障害による耳鳴の治療としては、薬物療法に加え5%炭酸ガス吸入(95%は酸素)、TRT療法(耳鳴を意識しないように訓練する治療)や補聴器フィティングを行っている。

医師プロフィール

1977年 長崎大学医学部卒、長崎大学耳鼻咽喉科入局
1978~1982年 佐世保市立総合病院、長崎市立市民病院、国立嬉野病院などを勤務
1983年 長崎大学助手
1986年 同大講師(医局長)
1989年 国立長崎中央病院(現国立病院機構長崎医療センター)医長
1996年 長崎大学助教授
2003年 重野耳鼻咽喉科めまい・難聴クリニック院長