山中敏彰 医師 (やまなかとしあき)

奈良県立医科大学附属病院

奈良県橿原市四条町840

  • めまいセンター/耳鼻咽喉・頭頸部外科
  • 病院教授(副センター長)

耳鼻咽喉科 頭頸部外科

専門

耳鼻咽喉・頭頸部外科(めまい)

山中敏彰

耳科疾患を中心に耳鼻咽喉・頭頸部外科全領域に対しての先進医療を目指し、臨床、研究、教育の現場で活動する。なかでもめまい・平衡障害を多方面から診断し、あらゆる治療手段を駆使し診療にあたっている。最近では、治癒が難しかった最重度平衡障害に対して、感覚代行治療という世界でも新しい治療システムを開発し、画期的治療法として専門学会やメディアにも取り上げられ脚光を浴びる。また、最前線の手術治療も行っており高い改善率を得ている。現在、国内外の専門機関と積極的に共同研究を行い、耳科・神経耳科分野に置いて注目されている医師である。同院は、2016年5月よりめまいセンターを設立、山中医師は病院教授として、先進めまい診療をめざし、医療と社会(スポーツ、福祉、旅行など)の結びつきをテーマに研究を行う。

診療内容

めまい・ふらつきは様々な原因で生じる現代病。メニエール病、良性発作性頭位めまい、前庭神経炎などの「内耳性めまい」や椎骨脳底動脈循環不全や聴神経腫瘍などの「中枢性めまい」がある。そのほか、自律神経失調や更年期障害、血圧異常、ストレスなどの全身的な要因によって起こることもある。これらの疾患を平衡機能検査や画像検査などを使って診断するが、なかには原因不明で診断を確定できない「いわゆるめまい症」も少なくない。
治療は、薬物治療や運動療法が中心であるが、慢性中耳炎(真珠腫)や外リンパ漏によるめまいに対しては中耳手術、メニエール病や良性発作性頭位めまいに対しては内耳手術を行っている。山中医師とスタッフは、めまいを引き起こす中耳・内耳機能障害などの耳科疾患を専門としており、平衡のニューロリハビリテーション(神経機能回復の促進を目的にしたリハビリテーション)や手術療法などのめまい治療の研究・開発に積極的に取り組んでいる。今まで薬物治療で効果が得られなかった難治性の患者にとって、実用化が期待されている。
予防として心がけたいのは、塩分控えめ、脂肪分少なめ、水分多め、カルシウムとビタミンDを減らさないこと。節酒。カフェイン控えめ、いずれにしてもバランスのよい食生活をお勧めする。
規則正しい入眠時刻と睡眠時間、節煙、適度な運動(とくに下肢)、良い姿勢、ポジティブ思考(思い悩みは3分間で終了)、いずれにしてもリズムのよい生活習慣がよい。

医師プロフィール

1988年 奈良県立医科大学 卒業
1989年 大阪府立成人病センター中央手術部
1994年 奈良県立医科大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学 助手
1997年 英国エジンバラ大学医学部神経科学センター
2000年 奈良県立医科大学医学部 講師
2005年 米国ウィスコンシン大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科
2009年 奈良県立医科大学医学部 准教授
2016年 奈良県立医科大学附属病院 めまいセンター教授