角南貴司子 医師 (すなみきしこ)

大阪市立大学医学部附属病院

大阪府大阪市阿倍野区旭町1-5-7

  • 耳鼻咽喉科
  • 講師

耳鼻咽喉科 頭頸部外科 神経内科

専門

神経耳科学、めまい、側頭骨外科学、耳科手術

角南貴司子

大阪市立大学医学部附属病院耳鼻咽喉科は、鼓室形成術、頭頚部手術、内視鏡下副鼻腔手術など外科的治療を積極的に行うと共に、難聴・めまいなどの神経耳科、アレルギー性疾患や睡眠時無呼吸症候群などの治療を行っている。得意とする診療の一つに挙げられているのが、角南貴司子医師らが担当するめまい疾患。特殊内耳外来にてメニエール病、良性発作性頭位眩暈症を中心に各種めまい疾患への診察・治療を行っている。

診療内容

特殊内耳外来では、めまい疾患(メニエール病患者(主に月曜日)、良性発作性頭位めまい症患者(主に木曜日))などを診察している。
「めまいは日常生活に支障をきたす病気、難聴や耳鳴りを伴うめまいを起こすメニエール病や頭位を変換する際に起こる良性発作性頭位めまいなどでは神経耳科的な専門治療が必要となる場合も少なくありません。耳性のめまいが疑われる場合は早めに医療機関へご相談ください」と角南医師は言う。
また「頭頸部がんは進行すると根治が難しくなるため、なによりも早期発見・早期治療が重要です。長期間続く声がれや舌の痛み、縮小しない頚部腫瘤などは要注意です。おかしいなっと思ったらまずはご相談を」とも言う。
メニエール病患者で、めまい発症頻度が多く、内服・点滴等でコントロールが困難な患者にはゲンタマイスンの鼓室内注入術も施行している。良性発作性頭位めまい症患者には、浮遊耳石置換法も行っており、良好な成績を収めている。その他の前庭性めまいや片頭痛関連めまい、小児のめまいについても積極的に加療を行っている。摘出部の欠損が起こり得る悪性腫瘍の手術治療では、形態的な再建のみならず機能の回復も重視し、QOLの向上させるために再建手術を形成外科や外科とタイアップして行っている。顕微鏡下に血管縫合し再建しており大変良い効果が得られている。また原発不明の腫瘍の検索や再発に対する早期診断にPETを用いており治療に役立てている。頭頸部がん治療における放射線化学療法と再建手術、良性発作性頭位めまいに対する浮遊耳石置換法。また、外耳道閉鎖症に対する外耳道造設術、突発性難聴に対する利尿剤を使ったステロイド治療なども行っている。
「めまい疾患は、器質的な異常だけでなく心因的背景を考慮した治療を積極的に取り入れていく方針と角南医師。また、めまいとストレスとの関係については「メニエール病のようにめまい発作の出現にストレスが強く関与する場合、めまいがストレスとなり発症する恐怖性姿勢めまい、自律神経機能障害によるめまいなどがある」(角南医師)
頭頸部がんでは年間約40例に根治手術を施行し、良好な成績を得ているが、今後は超選択的動注化学療法などの導入により、根治拡大手術を回避し、機能を温存した根治治療を積極的に考えている。

医師プロフィール

2005年~現職  大阪市立大学 / 大学院・医学研究科 / 講師
2002年~2005年 大阪市立大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 助手
2002年~2004年 大阪市立大学 / 大学院・医学研究科 / 助手
2002年 大阪市立大学大学院医学研究科卒業
1996年 大阪市立大学医学部卒業