医師の紹介
日本生殖医学会が認定する生殖医療専門医は大勢いるが、大半は婦人科医だ。泌尿器科医で男性を専門に診る医師はとても少なく日本全体でも54名、岩本晃明医師はその男性不妊専門医の資格を有する。さまざまな研究や調査に携わり、1999年から2003年には旧厚生省の依頼でコペンハーゲン大が主宰している男性生殖器能の国際疫学調査に日本側の代表として参加して若年男性、妊孕能を有する男性を調査した。若年男性に将来の不妊予備軍が34%いることが判明し若者の精子数減少を危惧している。これらのデータを2013年の国際誌に発表している。しかし環境ホルモンとの関係は現在でも明らかでない。また最近では「トマトジュースに男性不妊を予防・改善する効果が期待」カゴメ研究所との共同研究で岩本医師は、トマトジュースの継続的な摂取が男性不妊患者の精子の運動率や精液中の白血球数(炎症の度合いを示す指標)を改善することを確認。トマトジュースを飲むことで男性不妊の予防や改善が期待されると発表した。その他男性不妊症の論文も多数発表している。
医師プロフィール
1970年 横浜市立大学医学部 卒業
1986年 カナダ・ケベック州マックギル大学医学部 客員教授(カナダロイヤルビクトリア病院 泌尿器科学研究室)男性不妊症についての研究のため留学
1996年 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室 教授
2007年 国際医療福祉大学 大学院教授 国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター、男性不妊部門長
2016年 国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授、山王病院リプロダクションセンター男性不妊部門長
1986年 カナダ・ケベック州マックギル大学医学部 客員教授(カナダロイヤルビクトリア病院 泌尿器科学研究室)男性不妊症についての研究のため留学
1996年 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室 教授
2007年 国際医療福祉大学 大学院教授 国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター、男性不妊部門長
2016年 国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授、山王病院リプロダクションセンター男性不妊部門長
所属学会
Society for Vascular Surgery (米国血管外科学会)Endovascular Issues Committee, 2003-present
(更新日:2018年10月23日)