永尾光一 医師 (ながおこういち)
東邦大学医療センター大森病院
東京都大田区大森西6-11-1
- リプロダクションセンター(泌尿器科)
- センター長
専門
泌尿器形成手術、小児泌尿器奇形、性機能障害、男性不妊症
医師の紹介
診療内容
EDの治療法としてよく行なわれている陰茎注射は以前、パパベリンが使用されていたが、持続勃起症や陰茎海綿体内の線維化をおこし勃起障害を悪化させる副作用が多くあった。そこで東邦大学石井教授が世界で初めて血管拡張薬としてプロスタグランジンE1の陰茎海綿体注射を行った。プロスタグランジンE1は副作用も少なく、その後すぐに世界中の国々で認められた。しかし、皮肉なことに日本だけは認可されていないのが現状だ。日本性機能学会では厚生労働省に認可を働きかける一方、自主研究という名目でそれぞれの病院の倫理委員会を通して積極的にプロスタグランジンE1の陰茎海綿体注射療法を行なっている。こうした経緯もあり、東邦大学は国内では同僚法のパイオニア的な存在だ。ただし、永尾医師は「この療法は患者と医師の自己責任で行なわなければならない」ことに注意が必要だとしている。
「プロスタグランジンE1の陰茎海綿体注射などは安全で、有効率も70%と専門医が認めている。そうした薬を使い、EDを治すことができるにも関らず病院に来る人は5%にもならない。勃起障害は、重大な病。残りの人生を豊かなものにするためにもとにかく病院に相談に来てほしい」と永尾医師は訴えている。
医師プロフィール
1990年 川崎病院 部長
1992年 東邦大学病院
1997年 博慈会記念総合病院 部長
1999年 東邦大学医学部講師
2007年 同准教授、北京大学客員 教授
2009年~ 現職
「ED(性機能障害)」を専門とする医師
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天野俊康 医師 (あまのとしやす)
長野赤十字病院
第1泌尿器科 部長
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木元康介 医師 (きもとやすすけ)
労働者健康福祉機構 総合せき損センター
泌尿器科 部長
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佐々木春明 医師 (ささきはるあき)
昭和大学藤が丘病院
泌尿器科 副院長 教授
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佐藤嘉一 医師 (さとうよしかず)
三樹会病院
泌尿器科 院長
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白井將文 医師 (しらいまさふみ)
博慈会記念総合病院
泌尿器科 顧問、非常勤医師
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髙橋悟 医師 (たかはしさとる)
日本大学医学部附属板橋病院
泌尿器科 副病院長 部長
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久末伸一 医師 (ひさすえしんいち)
順天堂大学医学部附属順天堂医院
泌尿器外科 准教授
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松木孝和 医師 (まつきたかかず)
松木泌尿器科医院
泌尿器科、性病科 院長
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丸茂健 医師 (まるもけん)
まるも腎・泌尿器科クリニック
院長