オスグッド・シュラッター病〔おすぐっど・しゅらったーびょう〕

 成長期特有のスポーツ障害で、筋収縮によるくり返しの牽引(けんいん)ストレスが成長軟骨にかかってひき起こされる、いわゆる“使いすぎ症候群”です。“成長痛”といわれるもので、ピークは13歳ごろです。症状はスポーツ後の脛骨粗面(けいこつそめん:膝下前面の突出部)の痛み、はれ、骨性の隆起などで、診断は容易ですが、骨腫瘍の好発部位と一致するためスポーツ専門医の受診が必要です。

[治療]
 運動の質と量の軽減または休止、十分なストレッチ、スポーツ終了後の入念なアイシング(患部を冷やす)が必要です。さらにひざバンド(オスグッドバンド:ひざ専用のサポーター)も痛みの軽減に有効です。遊離骨片の形成や骨性隆起のために疼痛が遺残する場合には、手術的に切除する場合があります。
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