イヌ糸状虫症〔いぬしじょうちゅうしょう〕

 イヌ糸状虫はイヌの肺動脈に寄生し、血液中に仔虫(こむし:ミクロフィラリア)を産みます。感染したイヌをカが吸血したときにミクロフィラリアを取り込みます。そのカに人が刺されると、幼虫が侵入して、ある程度発育することがあります。ほとんどの場合、肺の血管内に寄生した虫体が、胸部X線検査で銭形陰影(コインリージョン)として発見され、肺がんの疑いで手術されています。また、幼虫が皮膚の浅いところをはったり、こぶを形成したりすることもあります。
 近年、飼い犬のフィラリア予防接種の推進により、人への感染は減少しています。
医師を探す