最新医療ニュース

生活保護申請、１４カ月ぶり減少＝厚労省

　厚生労働省は１日、２０２４年２月の生活保護申請件数が前年同月比４．６％減の１万８４２７件（速報値）だったと発表した。前年同月を下回ったのは１４カ月ぶりだが、同省はコロナ禍や物価高騰の影響が依然として…

DOAC＋ジルチアゼムで出血リスク上昇

DOAC＋ジルチアゼムで出血の危険

「エクソソーム治療」の指針策定＝老化防止など自由診療拡大―再生医療学会

　老化防止などをうたい、細胞から分泌される小胞「エクソソーム」を用いた自由診療が広がる中、日本再生医療学会は３０日、治療提供上の注意点をまとめた指針を発表した。製造工程で医薬品医療機器法などに準じた品…

廃園など求め、遺族が署名提出＝女児バス置き去り死―静岡

　静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で２０２２年９月、河本千奈ちゃん＝当時（３）＝が通園バス内に取り残され熱中症で死亡した事件で、千奈ちゃんの父親（３９）が３０日、同園の廃園か他法人への運営の…

小野薬品、米医薬ベンチャー買収＝約３７００億円、がん領域強化

　小野薬品工業は３０日、米バイオ医薬品ベンチャーのＤｅｃｉｐｈｅｒａ（デサイフィラ、マサチューセッツ州）を買収し、完全子会社化すると発表した。がん領域の医薬品開発強化などにつなげる。買収額は２４億ドル…

住友化学、赤字幅が拡大＝過去最大、医薬子会社苦境で

　住友化学は３０日、２０２４年３月期連結業績予想について、純損失が従来予想の２４５０億円から過去最大の３１２０億円に拡大すると発表した。医薬子会社の住友ファーマで特許権の減損損失を計上することなどが響…

胃腸障害発生率、驚異の0.000045％

胃腸障害発生率、驚異の0.000045％

マヒドン大学と共同研究契約を締結＝ＡＩメディカルサービス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】内視鏡の画像診断支援ＡＩ（人工知能）を開発するＡＩメディカルサービスは、今年３月１日にタイのマヒドン大学と共同研究契約を締結し、４月１日から内視鏡ＡＩに関する共同研究を開始したと発…

エルラナタマブ、多発性骨髄腫治療に変革

エルラナタマブ、骨髄腫治療に変革

パンデミックに「早期警報」案＝途上国支援は難航―ＷＨＯ交渉

　【パリ時事】コロナ禍を教訓に、新たな感染症のパンデミック（世界的大流行）に備える体制づくりの議論が世界保健機関（ＷＨＯ）で大詰めを迎えている。これまでの交渉で、ＷＨＯによる「緊急事態」宣言に先立って…

「シェルター」に公民館、スーパー＝熱中症対策で確保進む―自治体

　熱中症のリスクが高まった際の一時避難場所として、各地の自治体が冷房を備えた「クーリングシェルター」の確保を進めている。住民に身近な公民館やスーパーなどをシェルターに指定。２４日に運用が始まった新たな…

北海道や東北北部で真夏日＝２８日も熱中症注意

　北海道と東北地方北部では２７日、晴れて気温が上がり、３０度以上の真夏日になる所があった。気象庁によると、青森県三戸町で３１．２度、北海道遠軽町で３０．１度、岩手県軽米町で３０．０度を観測した。

ｉＰＳ心筋球移植で心臓再生＝サル実験、副作用少なく―信州大など

　ヒトの人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）から作った心筋（心臓の筋肉）細胞の塊「心筋球」を、心筋梗塞を発症したカニクイザルに移植したところ、心臓の機能が回復したと、信州大などの研究グループが２６日発表した…

ホームレス、過去最少更新＝全国２８２０人、８％減―厚労省調査

　厚生労働省は２６日、１月時点の全国のホームレスの人数が前年比８．０％減の２８２０人だったと発表した。２００３年の調査開始以降で最少を更新した。同省は、生活困窮者向けの支援策に一定の効果があったためと…

女性患者は女性医師から受ける便益大きい

女性患者は女性医師の治療の便益大

パキスタン女性、印で心臓移植＝国の対立超え、美談に―報道

　【ニューデリー時事】１９歳のパキスタン人女性が、脳死判定されたインド人から提供を受けた心臓の移植手術に成功した。インドメディアが２６日までに伝えた。両国は分離独立以来３度の戦火を交えた敵国同士だが、…

マイナ保険証誤登録９２４０件に＝厚労省

　厚生労働省は２６日までに、マイナンバーと健康保険証のひも付けミスが新たに５４５件あったと明らかにした。誤った登録は既に判明している分を含めて計９２４０件となった。　（Ｃ）時事通信社

子ども性被害防止へ総合対策＝岸田首相「政府一丸で環境整備を」―政府

　政府は２５日、子ども・若者の性被害防止のための総合的対策を取りまとめた。保育所などでの虐待を防止するため、発見者に通報を義務付ける児童福祉法改正に取り組む方針を明記。「ワンストップ支援センター」での…

ハンセン病家族補償、改正案を了承＝請求期限を５年延長―超党派議員団

　ハンセン病隔離政策で差別を受けた元患者家族に最大１８０万円を支給する補償法について、超党派の議員グループは２５日、今年１１月までの請求期限を５年間延長する改正案を了承した。差別や偏見を恐れて申請して…

ＥＵ、中国の医療機器市場を調査＝公共調達での自国優遇を懸念

　【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）は２４日、中国の医療機器市場に関する調査を開始したと発表した。中国が公共調達の際、自国企業を優遇する措置を取っている疑いがあるという。ＥＵは、公平な市場を目指す目…

医療機器販売会社に排除命令へ＝内視鏡消毒液「抱き合わせ」―公取委

　内視鏡に使う消毒液の販売を巡って公正な競争を妨害した疑いがあるとして、公正取引委員会が医療機器販売会社「ＡＳＰ　Ｊａｐａｎ」（東京都港区）に対し、独禁法違反（不公正な取引方法）で再発防止などを求める…

成人向け予防接種プログラムに関するリポートを発表＝英ＯＨＥ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】英国の非営利研究機関のオフィス・オブ・ヘルス・エコノミクス（ＯＨＥ）は、成人向け予防接種プログラムに関するリポートを発表した。同リポートによると、成人向け予防接種プログラムはすべて…

政府行動計画案を大筋で了承＝感染症対策、初の抜本改定

　政府は２４日、新たな感染症危機に備えて専門家らが対応方針を議論する「新型インフルエンザ等対策推進会議」を開催し、国の行動計画の改定案を大筋で了承した。新型コロナウイルス対応の経験を踏まえたもので、抜…

朗報！内視鏡AIが診療報酬加算対象に

内視鏡AIの保険区分、何が変わった？

機能性表示食品巡り意見聴取＝消費者、事業者双方から―消費者庁

　消費者庁は２４日、機能性表示食品制度に関する有識者検討会の第２回会合をオンラインで開き、消費者側、事業者側の計６団体から意見を聞いた。小林製薬の紅麹（べにこうじ）製品による健康被害問題を受けた対応で…

保険料率９．３２％で過去最高＝２４年度予算、９割弱が赤字―健保連

　健康保険組合連合会（健保連）は２３日、大企業の従業員と家族が加入する健保組合の２０２４年度予算の集計結果を公表した。高齢者医療への拠出金増加のため、平均保険料率は前年度比０．０５ポイント増の９．３２…

４０年には熱中症搬送倍増も＝３都府県、温暖化と高齢化要因―名工大など予測

　東京、大阪、愛知の３都府県では２０４０年、熱中症の救急搬送者数が１３～１９年平均と比較して倍増するとの予測を、名古屋工業大の平田晃正教授（医用工学）らの共同研究グループがまとめた。地球温暖化や高齢化…

「特別警戒アラート」運用開始＝熱中症対策、２４日から―環境省

　環境省は２４日から、熱中症を防ぐための新たな警戒情報「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始する。過去に例のない危険な暑さで健康に重大な被害が出る恐れがある場合、都道府県単位で発表し、冷房の使用や外出…

高齢透析患者への造影検査、その課題とは？

高齢透析患者への造影検査の課題

コーヒーでパーキンソン病リスク低下

コーヒーでパーキンソン病リスク減