最新医療ニュース

明治、ヨーグルトも約１１万個回収＝抗菌性物質含む可能性

　明治は１３日、「明治ブルガリアヨーグルトＬＢ８１プレーン」（４００グラム）１１万７６１８個を自主回収すると発表した。牛の感染症予防・治療などに使われる抗菌性物質「スルファモノメトキシン」が一部に含ま…

仕事と介護、両立支援で法案＝離職防止へ次期通常国会に―岸田首相指示

　政府は１３日、当事者や家族らが参加する「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」の会合を開いた。岸田文雄首相は、仕事と介護の両立ができないことによる離職を防止するための制度について、「次期通常国会での…

卵子形成にがん抑制分子が関与＝細胞分裂を制御―熊本大など

　熊本大などの研究チームは１３日までに、がんを抑制する働きを持つたんぱく質が卵子の形成に関与していることを突き止め、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。成果は女性の不妊症解明など…

岸田首相、７回目のワクチン接種

　岸田文雄首相は１１日、東京都庁内の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を訪れ、７回目の接種を受けた。接種は６月２４日以来、約５カ月ぶり。９月から使用されているオミクロン株派生型「ＸＢＢ」系統に…

大気汚染対策で初の人工降雨？＝印首都、スモッグ深刻化で検討

　【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーで１１月に入り、近郊の野焼きや車の排ガスなどによる大気汚染が深刻化し、街がスモッグに覆われる日が続いている。首都圏政府は対策として、人工降雨計画の検討を始…

「明治牛乳」４万本回収＝抗菌性物質を検出

　明治は１１日、主に宅配用で瓶入りの「明治牛乳」（１８０ミリリットル）４万４５７７本を回収すると発表した。牛の感染症予防・治療などに使われる抗菌性物質「スルファモノメトキシン」が一部で検出されたため。…

プール熱、１０道府県で「警報」＝患者報告数、基準に到達―感染研

　流行が続く咽頭結膜熱（プール熱）の患者報告数が１０道府県で警報レベルの基準に達していることが１１日までに、国立感染症研究所の調査で分かった。自治体などは手洗いの徹底やタオルを共有しないことなどを呼び…

「ガザは医療崩壊寸前」＝ＷＨＯトップ、病院保護訴え―安保理会合

　【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は１０日、イスラエルと交戦するイスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化を受け、緊急の公開会合を開いた。世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス…

腸内細菌叢の乱れは川崎病の発症リスク？

腸内細菌叢の乱れは川崎病リスク？

インフル、４週連続「注意報」＝新型コロナは減少続く―厚労省

　厚生労働省は１０日、全国約５０００の定点医療機関から５日までの１週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が１医療機関当たり２１．１３人だったと発表した。前週から１．４５人増え、４週連続で注意報の基…

早期退職に６４５人＝大正製薬ＨＤ

　大正製薬ホールディングス（ＨＤ）は１０日、早期退職優遇制度に６４５人の応募があったと発表した。組織改革の一環で、９月３０日までに全員が退職した。早期退職の実施は２０１８年以来。割増退職金などの費用約…

特養、初の赤字＝物価高で収支悪化―厚労省調査

　厚生労働省は１０日、社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の介護給付費分科会に、２０２４年度介護報酬改定の基礎資料となる介護事業所の経営実態調査結果を報告した。物価高騰が響き、新型コロナウイルス関連や物…

介護職、月６０００円賃上げ＝人材流出抑制で―厚労省・補正予算

　厚生労働省は、人手不足が深刻な介護職員らの処遇改善のため、賃金を２％程度、月額で約６０００円を引き上げる。関連経費約５３９億円を２０２３年度補正予算案に盛り込んだ。都道府県を通じ、来年２～５月の賃上…

サリルマブ、リウマチ性多発筋痛症に有効

リウマチ性多発筋痛症にIL-6阻害薬

中国拠点ＣＲＯのデナリ・メドファーマを買収＝米リゾリアン〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】低分子・高分子の薬物代謝と薬物動態を専門とするバイオ分析分野の医薬品開発業務受託機関（ＣＲＯ）の米リゾリアンは、中国を拠点とする大手生物分析ＣＲＯであるデナリ・メドファーマを買収し…

強度近視リスクをＡＩで予測＝失明予防治療に期待―東京医科歯科大

　東京医科歯科大は９日、失明リスクのある「強度近視」の患者の長期的な視力低下や視覚障害のリスクを高い精度で予測する方法を人工知能（ＡＩ）を使って開発したと発表した。失明予防の治療などにつながる可能性が…

マウスと同じ方法でキメラサル＝遺伝的に異なる細胞混在―中国チーム

　遺伝的に異なる細胞がモザイク状に混在する「キメラ」のサルを誕生させたと、中国科学院神経科学研究所などの研究チームが９日付の米科学誌セルに発表した。遺伝子の働きを調べる実験でよく作られるキメラマウスの…

神経刺激でインスリン細胞増加＝糖尿病の治療法開発に期待―東北大

　脳と膵臓（すいぞう）をつなぐ神経に刺激を加えるとインスリン分泌細胞が増えることを、東北大の研究グループがマウスを使った実験で発見した。てんかんや一部の腸炎などでは神経に電気刺激を与える治療法が既に確…

特許切れ先発薬、負担増＝後発品の使用促進―厚労省

　厚生労働省は９日に開催された社会保障審議会（厚労相の諮問機関）の部会で、原則として１～３割の支払いを求める薬代の窓口負担に関する見直し案を示した。特許が切れて既に安価な後発品がある先発薬について、後…

超音波腎デナベーション治療がＦＤＡ承認取得＝大塚メディカルデバイス〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】大塚メディカルデバイス（東京都千代田区）と子会社の米リコー・メディカルは、同社の「パラダイス超音波腎デナベーションシステム」が米食品医薬品局（ＦＤＡ）の承認を取得したと発表した。同…

サリルマブ、リウマチ性多発筋痛症に有効

リウマチ性多発筋痛症にIL-6阻害薬

医療保険料上乗せ案を提示＝少子化対策の財源議論開始―こども家庭庁

　こども家庭庁は９日、少子化対策の財源確保のために創設する「新たな支援金制度」を話し合う有識者会議の初会合を開き、公的医療保険料に上乗せして徴収する案を示した。集めた支援金を児童手当の拡充や「こども誰…

米ＦＤＡ、肥満治療用でも承認＝イーライリリーの糖尿病薬

　【ニューヨーク時事】米食品医薬品局（ＦＤＡ）は８日、米製薬大手イーライリリーが開発した肥満症治療薬「ゼップバウンド」を承認したと発表した。同じ有効成分を使った２型糖尿病治療薬は「マンジャロ」として既…

尋常性疣贅にMMRワクチン病変内注射が有効

尋常性疣贅にMMRワクチン注射が有効

５類半年で「感染動向注視」＝松野官房長官

　松野博一官房長官は８日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「５類」になり半年を迎えたことについて「引き続き感染動向を注視し、国民に適切な感染防止対策に努めていただくよう呼び掛けて…

独自のｍＲＮＡ肝外送達の前臨床データ発表＝米ＲｅＮＡｇａｄｅ〔ＢＷ〕

　【ビジネスワイヤ】ＲＮＡ医薬品開発の米ＲｅＮＡｇａｄｅセラピューティクスは、ドイツ・ベルリンで開催された第１１回国際ｍＲＮＡ健康カンファレンスで、独自の脂質ナノ粒子によるｍＲＮＡ肝外送達を実証する前…

牛乳アレルギーの治療効果にビフィズス菌が関連

腸内細菌叢、牛乳アレルギー治療に関連

妊娠・出産時１０万円給付を恒久化＝２５年度創設へ―こども家庭庁

　こども家庭庁は７日、子育て支援策として妊娠時と出産時に計１０万円相当を支給する「出産・子育て応援交付金」について、２０２５年度から恒久的な制度とする方針を明らかにした。来年の通常国会に提出予定の子ど…

生殖法案に「出自知る権利」＝提供者身長、血液型など開示―通常国会提出へ・超党派議連

　第三者の精子・卵子を用いて子を授かる生殖補助医療の在り方を考える超党派の議員連盟（会長・野田聖子元少子化担当相）は７日、同医療のルールを定めた法案の「たたき台」の修正版をまとめた。生まれた子の「出自…

キヤノンと東大が産学協創協定＝医療分野で初、最適医療で「病と共生」

　キヤノンと傘下の医療機器会社キヤノンメディカルシステムズ（栃木県大田原市）、東京大学は７日、産学協創協定を結んだ。長寿化で病を抱えながら人生を送るケースも増える中、患者の希望に添った医療の提供などを…