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脚の血流が障害される閉塞性動脈硬化症 遺伝子治療薬が登場
脚の動脈硬化が進み、血管が詰まって血流が悪くなる「閉塞性動脈硬化症(ASO)」。重症になると脚の切断に至るケースもあるほか、心臓や…
遺伝性の不整脈―先天性QT延長症候群 症状乏しく、突然死の危険も
先天性QT延長症候群は遺伝性の不整脈で、症状がないまま、突然死につながることもある注意したい病気だ。日本医科大学付属病院(東京都文…
男性にも産前・産後うつ? 食事と睡眠を優先して
妊娠中や出産後に女性が憂鬱(ゆううつ)な気持ちになったり(マタニティブルー)、より深刻化してうつ病を発症したりすることは知られてい…
原因不明の小児難病―若年性特発性関節炎 治療を変えた生物学的製剤
若年性特発性関節炎(JIA)は、16歳未満の子どもに発症する原因不明の関節炎だ。関節の炎症が6週間以上続き、痛んだり腫れたりして動…
発熱が長引く乳幼児の病気―川崎病 心筋梗塞の発症リスクも
全身の血管に炎症が起こり、心臓に酸素や栄養を送る動脈である冠動脈にこぶ(冠動脈瘤=りゅう)ができる川崎病。冠動脈瘤が形成されると心…
頭痛からめまいや耳鳴りに―脳過敏症候群 片頭痛への誤った対処法が原因
慢性的な片頭痛があるにもかかわらず、医療機関を受診せずに市販の鎮痛薬で痛みを紛らわせたり、我慢を続けたりしている人は多いようだ。こ…
高齢化に伴い増加―嗜銀顆粒性認知症 頑固で怒りっぽくなる
脳に嗜銀顆粒(しぎんかりゅう)と呼ばれる物質が蓄積して発症する嗜銀顆粒性認知症は、高齢者の増加とともに増える傾向にある。愛知医科大…
糖尿病治療中の重症低血糖 主治医と相談しながら予防対策を
糖尿病の薬物治療では血糖値が下がり過ぎる重症低血糖に注意する必要がある。けいれんや昏睡(こんすい)に陥るだけでなく、対応が遅れれば…
目の酷使が原因か 増える角膜上皮障害
パソコンやスマートフォンの急速な普及で、目を酷使する人が増えている。画面を長時間注視すると、角膜が乾燥して表面が傷つきやすくなる。…
小児期に発症多い遺伝性疾患―ファブリー病 経口薬登場で選択肢が拡大
先天的な遺伝子の異常により、細胞内で「αガラクトシダーゼA(GLA)」という酵素が不足して発症するファブリー病。GLAが分解すべき…
脱力や赤褐色の尿―横紋筋融解症 放置で腎不全の危険も
横紋筋融解症は、横紋筋という筋肉の細胞が大量に壊死(えし)して起こる全身症状のこと。事故や災害時のクラッシュ症候群がよく知られてい…
文字が読めない―発達性読み書き障害 見逃されるケースが大半
特異的読字障害は「発達性読み書き障害」とも呼ばれ、脳に損傷がないのに文字が習得できない状態で、俳優のトム・クルーズさんが抱えている…
片側の目の奥に激痛「群発頭痛」 発作を予防し、症状を軽減
目の奥の辺りにキリキリと激しい痛みが生じ、涙や鼻水などの症状を伴う群発頭痛。その痛みは「焼け火箸で目を突き刺されるよう」「目をえぐ…
足指の付け根に痛み「モートン病」 圧迫されて神経を刺激
歩行時に足の指の付け根にぴりぴりした痛みやしびれを感じたら、「モートン病(モートン神経腫)」の可能性がある。中高年の女性に多い病気…
急な関節の痛みと腫れ―結晶性関節炎 迅速な診断と治療を
関節が急に腫れて痛くなる結晶性関節炎は、関節内などに沈着した結晶により引き起こされる。中年男性に多い痛風性関節炎(いわゆる痛風)と…
「自傷他傷」に至ったケースも 子供の心に「コロナの傷」
「自分の体を傷つけたり、家族やペットに暴力をふるってしまう」「最近、集中できない」―。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う自粛や休…
慢性化したむくみで生じる「うっ滞性皮膚炎」 脚の血管のこぶに警戒を
血管には、酸素や栄養分を運ぶ動脈と、老廃物を運び出して心臓に戻す静脈がある。二足歩行の人間の場合、心臓は脚よりも高い位置にあるため…
変形性膝関節症のPRP療法 手術前の新たな選択肢に
加齢とともに膝の軟骨がすり減り、痛みが表れる変形性膝関節症。近年注目されているのは再生医療で、薬で痛みが改善しないが、手術には踏み…
若年で心筋梗塞発症も 頻度の高い遺伝病―家族性高コレステロール血症
血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール、以下LDL―C)値が生まれつき異常に高く、若いうちから動脈硬化が進行する「家族性…
脳の血管が狭まる―もやもや病 子どもの脳卒中の主因
もやもや病は日本で発見された病気で、小児の脳卒中の原因として代表的なものだ。運動障害や意識障害などの後遺症が残ることがあり、18歳…
突然死の原因にも―腹部大動脈瘤 心臓血管外科医に相談を
無症状で進行する腹部大動脈瘤(りゅう)は、ある日突然破裂して急速に危険な状態を引き起こして命を脅かす。「腹部大動脈瘤は突然死の原因…
治りにくい蓄膿症―好酸球性副鼻腔炎 悪化するとポリープの形成も
鼻の粘膜が炎症を起こし、腫れて垂れ下がってキノコ状のポリープになったものを「鼻茸(はなたけ)」と言う。鼻の中(鼻腔=びくう)やその…
高齢者の頭部外傷による出血 抗血栓薬服用者は重症化のリスク
浴室で滑って転ぶ、階段を踏み外すなど、高齢者の転倒・転落事故は多い。頭部を打ったことが原因で、頭蓋骨の内側に出血(頭蓋内出血)が生…
長引く声がれ、喉の違和感―声帯結節 治療の基本は「声の安静」
声帯は、喉の奥にある閉じたり開いたりするひだのことで、声を出すときは肺から出す空気(息)で声帯が振動する。声帯を使い過ぎたり、無理…
片側の腕や手に痛み・しびれ 頸椎症性神経根症
首の骨(頸椎=けいつい)が変形して神経を圧迫し、片側の肩や腕、手に痛みやしびれが表れる頸椎症性神経根症。7個の骨が積み重なっている…