「女性外来」の先駆者―対馬ルリ子氏|一流に学ぶ

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  • 2018/02/01 10:00

    (第2回)
    花の東京浪人生活
    同級の女生徒とルームシェア

    21歳の時、お正月に晴れ着姿で写真撮影をした 「周りのみんなが地元の国立狙いなのに、私はさっさと八戸を離れて東京に出て遊びたい、東京に行くなら東大と軽く考えていたんです」と対馬ルリ子氏。しかし現役での受験は失敗に終わる。東京の予…

    (第2回)
花の東京浪人生活
同級の女生徒とルームシェア
  • 2018/02/08 10:00

    (第3回)
    女性の自立を目指して
    バンドなど課外活動にも熱

    大学ではロックバンドのキーボード。バンドのメンバーと撮影 弘前大学医学部に入学し、対馬ルリ子氏はすぐに「まずいことになった」と思った。医学部の教授らが『おじい様には大変お世話になりました』とあいさつに来たのだ。学長を2期務め、人…

    (第3回)
女性の自立を目指して
バンドなど課外活動にも熱
  • 2018/02/15 09:20

    (第4回)
    「女性は無理」を押し切って産婦人科へ
    「大丈夫。ぜひ」と東大病院に

     医師としての専門分野を決める際、女性を助ける仕事をするための選択肢として、産婦人科、精神科、小児科、公衆衛生の母子保健などが頭に浮かんだ。「でも、まずは手に職、スキルがあることが大事だと思って産婦人科にしました」と対馬ルリ子氏…

    (第4回)
「女性は無理」を押し切って産婦人科へ
「大丈夫。ぜひ」と東大病院に
  • 2018/02/22 05:55

    (第5回)
    周囲に助けられた修行時代
    保育園探しに奔走したことも

    千葉県柏市の公園で娘たちとお花見。子育て真っただ中 長女出産の後、対馬ルリ子氏は保育園探しに奔走した。「公立保育園には、区役所に何度通ってお願いしても入れてもらえませんでした。ようやく見つかったのが小規模な無認可保育園で、引っ越…

    (第5回)
周囲に助けられた修行時代
保育園探しに奔走したことも
  • 2018/03/01 10:00

    (第6回)
    医師7年目の緊急事態
    2週間泊まり込み、チーム全員で対応

     対馬ルリ子氏が医師になって7年目の1991年、胎盤早期剥離による大出血で危険な状態の女性が、他病院から東大病院に搬送された。胎盤早期剥離とは、おなかに赤ちゃんがいる状態で、子宮壁から胎盤が剥がれてしまうこと。最悪の場合、妊婦、…

    (第6回)
医師7年目の緊急事態
2週間泊まり込み、チーム全員で対応
  • 2018/03/08 07:16

    (第7回)
    低用量ピルの解禁目指す
    自ら治験に参加、認可繰り延べに疑問

     対馬ルリ子氏が勤務先として、東大病院とその関連病院を行き来しているうちに、子どもたちは成長した。次女が小学校に入ると、少し自分の時間が持てるようになった。ちょうどその頃、医師人生を大きく変える出来事があった。 大先輩の産婦人科…

    (第7回)
低用量ピルの解禁目指す
自ら治験に参加、認可繰り延べに疑問
  • 2018/03/15 10:00

    (第8回)
    遅い受診、残念な思い強く
    晩婚化で、足遠のく産婦人科

    墨東病院周産期センター医長の時。右端が対馬氏 「もっと早く、産婦人科にかかっていれば、こんなことにならなかったのに」。東京都立墨東病院周産期センター医長になった対馬ルリ子氏は、日々の診療の中で何度となくこうした思いに駆られた。…

    (第8回)
遅い受診、残念な思い強く
晩婚化で、足遠のく産婦人科
  • 2018/03/22 10:00

    (第9回)
    女性トータルヘルス、紆余曲折経て実現
    都内にクリニック開業

     女性のためのトータルヘルスをやりたいと熱望していたとき、ある法人から「器を用意するからやってみないか」という声が掛かった。産婦人科の対馬ルリ子氏をはじめ、内科、泌尿器科、精神科の女性医師が集まり、2001年に女性のための生涯医…

    (第9回)
女性トータルヘルス、紆余曲折経て実現
都内にクリニック開業
  • 2018/03/29 10:00

    (第10回)
    理念共有へ、勉強会でレベルアップ図る
    女性医療ブームに危機感も

     対馬ルリ子氏らが女性のための医療センターを立ち上げた2001年には、千葉県立東金病院が女性外来を開設した。女性外来はその後、時代のニーズをつかんで、全国の国公立病院、地域の中核病院、大学病院にも設けられ、03年ごろまでに瞬く…

    (第10回)
理念共有へ、勉強会でレベルアップ図る
女性医療ブームに危機感も
  • 2018/04/05 10:00

    (第11回)
    荒れた思春期も、同じ医師の道へ
    親の苦悩、一貫校も途中離脱

    対馬ルリ子氏の娘たち 「私が『うちの子なんて中学と高校で、2回も学校を辞めたんですよ』と話すと、子どものことで悩んでいた患者さんの顔がパっと明るくなるんです」。対馬ルリ子氏の2人の娘はいずれも中学受験を経て、中高一貫の私学に進学…

    (第11回)
荒れた思春期も、同じ医師の道へ
親の苦悩、一貫校も途中離脱
  • 2018/04/12 10:00

    (最終回)
    女性の健康支援へ、法整備働き掛け
    「国全体での仕組みづくり必要」

    リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)分野で活躍する第一人者の功績をたたえる松本賞を受賞。授賞式で家族の記念撮影=2017年6月、東京都新宿区 対馬ルリ子氏のクリニックでは、病気の治療は保険診療で行うが、定期的な検診…

    (最終回)
女性の健康支援へ、法整備働き掛け
「国全体での仕組みづくり必要」