松田昌子 医師 (まつだまさこ)

山口大学医学部附属病院

山口県宇部市南小串1-1-1

  • 女性診療外来
  • 主任

循環器科 呼吸器科 婦人科

専門

更年期障害、循環器疾患、呼吸器疾患

松田昌子

2003年に開設された「女性診療外来」を支える松田昌子医師。専門の循環器・呼吸器内科医としての経験や技術を活かしつつ、更年期症候群など女性特有の疾患群にも対応する。ホルモン補充療法や運動療法の研究を進めながら、それぞれの患者に応じた細やかな医療を提供。閉経期を迎えた女性の動悸・頭痛・ホットフラッシュ(ほてり)などの具体的な症状はもとより「どこに受診したらいいかわからない」といった不安等の健康相談全般に対応し、患者のQOL(生活の質)向上を目指している。

診療内容

同院「女性診療外来」は女性患者を対象に、主任である松田医師をはじめ医師も看護師もすべて女性スタッフで対応している。完全予約制であり、患者1人の診療時間を十分に確保。プライバシーの確保された診察室で、患者の訴えにしっかり耳を傾け、症状やそれぞれの立場に配慮した医療提供を心がけている。
女性診療外来で診療している主な疾患は、更年期障害・メンタルヘルス・乳腺疾患・婦人科系がん・骨粗鬆症・循環器疾患・消化器疾患等で、診療にはそれぞれの専門医(循環器内科医師2名、消化器内科医師1名、婦人科医師2名、外科医師1名、精神科医師1名の計7名)があたる。他にも「とにかく調子が悪いがどこに受診したらいいかわからない」といった患者へのアドバイスなど、健康相談全般に対応可能。
女性診療外来では、簡単な検査や薬の処方はするが、必要に応じて、附属病院内の他の専門外来に紹介する。診療の他、運動療法の指導、公開講座や医療用かつら、ブラなどの相談会を主催するなど、女性をサポートするための繊細で手厚いシステムが特徴となっている。更年期障害に対しては、生活習慣の見直しや運動療法を基本に、場合によってはホルモン補充療法や漢方薬を用い、症状に応じた治療を紹介していく。
松田医師は次のように語っている。「私たちの外来は、女性であれば年齢、症状を問わず、ご自分の健康に不安がある、受診する科がわからないという方たちに気軽に来ていただくところです。これまで10代~80代まで幅広い年齢層の方が受診されていますが、多いのは30代、40代、50代でそれぞれ全体の20%を占めています。更年期症状で受診されるのは50代が最も多いのですが、閉経を迎える前、40代から症状を訴える方もおられます。のぼせや冷え、動悸、全身倦怠感、めまい、不安・不眠など不定愁訴とひとくくりにされがちで、受診しても“命に別状ないから・・・”で終わってしまうことも少なくありません。そこで、インターネットやマスコミの情報を探される方が多いのですが、山のような情報の中から正しいもの、自分に合ったものを探し出すのは容易ではありません。時には更年期症状と思っていたのが、実は別に原因があったということもありますので、“更年期症状かな”と思われたら一度、医療機関を受診され、他の病気ではないことを確かめておいたほうがいいと思います。薬を必要とされる場合は、欠乏している女性ホルモンを補うホルモン補充療法や、漢方薬、安定剤などその方に応じたお薬を処方します」

医師プロフィール

1973年3月 山口大学医学部 卒業
1976~1978年 米国マウントサイナイ病院勤務
1978年 山口大学医学部第二内科入局
1987年 山口大学医療技術短期大学部講師
1988年 同助教授
1994年8月 米国ケース・ウェスタン・リザーブ大学循環生理学研究所(文部省在外研究員)
2000年4月 山口大学医学部保健学科 教授
2003年3月 山口大学医学部附属病院「女性診療外来」主任(併任)
現在に至る

「更年期障害」を専門とする医師