嘉川亜希子 医師 (よしかわあきこ)

鹿児島大学病院

鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1

  • 女性専用外来(心臓血管・高血圧内科)
  • 研修登録医

内科 婦人科 循環器科

専門

更年期障害(更年期女性の心疾患)、生活習慣病

嘉川亜希子

性差医療(男女の差異による疾患や病態の違いを念頭に行う医療)に携わり、2001年、鹿児島大学心臓血管内科において、全国の国公立病院に先駆けた「女性医師による女性専用外来」発足に尽力。性差医療における国内第一人者として更年期障害に対する実績も高く、特に専門の心疾患からのアプローチで、様々な研究成果を治療に反映させている。研究の傍ら、各地でセミナーや講演を行い、女性が直面する健康上の問題やその重要性を訴えるなど、様々な活動を展開している。

診療内容

嘉川医師は、同院において全国の大学病院に先駆けて「女性医師による女性専用外来」が発足された時の中心メンバーであり、2013年1月から上山医院(鹿児島市)に出向中の現在も、毎週火曜日午前中は同外来を担当している性差医療のエキスパートである。更年期障害には様々な症状が現れ、受診をしてもすぐには改善しないというケースが少なくない。
いわゆる「不定愁訴」と言われるもので、多角的な診断や治療が求められるものである。
同外来は、鹿児島大学病院の各種診療科に所属する女性医師が日替わりで担当し、様々な症状に幅広く対応できるようなシステムとなっている。嘉川医師も、訪れる女性患者に寄り添い、循環器の専門医としての立場から、診断・治療法を実施していく。
例えば、高血圧の患者に対しては、まずは家庭血圧測定を指導し、自分の血圧値を知ることを治療の第一段階とする。次に生活習慣の修正を求め、併せて、投薬を試みる。一方、研究者としての立場でも「虚血性心疾患は男性の病気」という従来の認識や、女性の非典型的な症状から心筋梗塞が疑われなかったり、閉経前には冠危険因子を認めなかったので閉経後も低リスクが続いていたり等の認識のために男性よりも研究が遅れていた女性の心血管疾患について研究を重ねてデータを収集している。
特に閉経前後で心臓の冠血管機能が大きく変化することや、冠血管機能には男女差がありその機能に影響を及ぼす危険因子にも性差があること等、興味深い研究結果を導いている。
これらの成果が更年期障害に苦しむ女性の治療の一助となるよう、嘉川医師は日々取り組みを重ねている。

医師プロフィール

1993年3月 琉球大学医学部医学科 卒業
1993年10月 鹿児島大学医学部附属病院第一内科入局 
2004年5月 メイヨークリニック(米国)留学(~2005年10月)
2007年10月 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院、循環器・呼吸器・代謝内科学 特任助教(~2012年11月)
2013年1月 上山病院(鹿児島市内)出向

「更年期障害」を専門とする医師