泉並木 医師 (いずみなみき)

武蔵野赤十字病院

東京都武蔵野市境南町1-26-1

  • 消化器科
  • 院長

消化器科 内科

専門

消化器内科全般、特にB型・C型慢性肝炎の診断と治療、肝がんの診断とラジオ波焼灼療法、腹腔鏡手術

泉並木

泉並木医師は、武蔵野赤十字病院にて20年以上肝臓専門医として従事。インターフェロン治療に早くから取り組み、肝がんのラジオ波熱凝固療法の第一人者として世界的にも知られている。B型・C型慢性肝炎には最新の治療を取り入れ症例数は2,000超、肝がんラジオ波治療は1,500例を施行、5年生存率は70%という国内有数の成績を誇る。C型肝炎に対しては遺伝子検査を行い、治る確率を明らかにした上で最適な治療法を選択する。日本肝臓学会市民講座や肝がん撲滅運動の東京都責任者として社会活動にも積極的に参加している。

診療内容

肝炎のなかでも最も患者数が多いC型肝炎は、経口抗ウイルス薬で治療するか、シメプレビルを含めた副作用が少ないペグインターフェロン治療にするかは、C型肝炎ウイルスの薬剤耐性変異を測定して、もっとも適切な治療法を選ぶ体制を作っている。
B型肝炎の治療は「従来、B型肝炎の9割は、経過観察を受けていれば大丈夫ということで放置されていました。しかし昨今は、残りの1割は肝硬変や慢性肝炎、肝臓がんに進行するため、HBs抗原を測定し、治療の必要性の有無を調べることが重要視されるようになっています。特に40歳以上の方でウイルスの量が多い方は、進行性の場合が多く肝臓がんになる可能性が高いので、きちんと調べて、治療が必要かどうかを判断していただきたいですね」(泉医師)
もっか治療薬はラミブジン、エンデカビル、アデホビルという3つの薬が保険適応となっており、ペグインターフェロンを組み合わせて行う。治療を行った患者の1割は、B型肝炎の完全に克服に成功しており、今後の治療成績の向上が期待されている。
「とにかく最新の知識・技術を身につけることと、いいスタッフを集めることが、ますます重要になってきています。自分だけでカバーできる範囲は限られていますから、周りにいいスタッフがいないとできる医療が非常に狭まってしまいます。だから、常に、懐を大きくして、いいスタッフを集めて、いいスタッフにモチベーションをもって新しい技術・知識を勉強してきてもらい、みんなで共有することを大切にしています」(泉医師)
名医ではなく、名チームが重要だという。「自分の病院だけでなく、地元の医師会の医師とともに勉強会を行い、地域の医療レベルを上げ、質の高い医療を社会に還元していくことをめざしています」(泉医師)

医師プロフィール

1978年3月 東京医科歯科大学医学部卒業
1978年5月 東京医科歯科大学第二内科入局
1986年4月 武蔵野赤十字病院内科副部長
2001年10月 同 消化器科部長
2008年4月 武蔵野赤十字病院副院長
2017年 武蔵野赤十字病院院長