厚生労働省の専門部会は24日、富士フイルム富山化学(東京)が開発した新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、マダニが媒介する感染症重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の治療薬としても使えるよう適用拡大を了承した。同省によると、承認されればSFTSの治療薬は世界初。
 塩野義製薬(大阪)が開発し、継続審議となっていた新型コロナワクチン「コブゴーズ」も製造販売の承認を了承した。いずれも厚労省が近く正式承認する見通し。 (C)時事通信社