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「遺伝子が変異?」「がん誘発?」 ~コロナワクチン、風評に警鐘―東大医科研教授~
新型コロナウイルスの感染が一向に収まらない。予防の切り札とされるワクチンをめぐって風評が飛び交い、接種を控える人たちもいる。しかし…
上手に取り入れて―低用量ピル 正しい理解で、安全かつ効果的に(日本家族計画協会 北村邦夫理事長)
経口避妊薬(ピル)は、継続服用することで避妊効果が得られる薬だ。月経困難症などの子宮疾患の治療薬としても使用される。しかし、副作用…
かゆみやかぶれが出現―金属アレルギー ピアスや歯科金属などが原因に(日本医科大学付属病院皮膚科 藤本和久准教授)
アクセサリーなど身の回りの金属製品が直接肌に触れるなどして、かゆみやかぶれが生じる「金属アレルギー」。原因や対処法などについて、日…
顔や手足に突然のむくみ 命に関わることも―遺伝性血管性浮腫(埼友草加病院 大沢勲院長)
突然、顔や手足、喉などに浮腫(むくみ)が表れる遺伝性血管性浮腫(HAE)。窒息の恐れもあるなど重大な症状を来すが、まれな病気のため…
亜鉛不足で起こる皮膚炎 治療の基本は食事療法(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学 茂木精一郎教授)
ミネラルの一種で、人体にとって必須の栄養素である亜鉛。体内にある300種類以上の酵素の働きを助け、新陳代謝やタンパク質の合成に関わ…
大学生のメンタル不調 1人で悩まないで相談(早稲田大学保健センター 石井映美教授)
気分がふさぎがちで大学に行くのがおっくう、頭がぼーっとして学業に身が入らない―。こんな症状は心の病が原因かもしれない。早稲田大学保…
脚に広がる痛みとしびれ―座骨神経痛 不明点は主治医に確認を(東千葉メディカルセンター整形外科 青木保親部長)
座骨神経は体の中で最も長い神経で、腰から足先まで通っている。この通り道に生じる痛みやしびれを座骨神経痛と呼ぶ。正式な病名ではなく症…
日常生活に支障―片頭痛 新しい予防薬も登場(熊本市民病院脳神経内科 橋本洋一郎科長)
ズキンズキン、ドクンドクンと脈打つように痛む片頭痛。日常生活に支障を来し、ひどいと寝込むほどになる。診断、治療されていないケースも…
赤みのある湿疹やフケ―脂漏性皮膚炎 誤診されるケースも(帝京大学医学部皮膚科名誉教授 渡辺晋一医師)
髪の生え際を中心とする頭皮、両眉毛から鼻筋にかけてのいわゆるTゾーン、鼻の両脇、耳の後ろ、脇の下、胸、股間などは、皮脂の分泌が多い…
目的に合った目薬使用を~ドライアイ~
涙が不足して眼球表面が乾燥してしまうドライアイ。「ものが見えにくくなる」「目がゴロゴロする」など日常生活の違和感だけでなく、悪化す…
水仕事や乾燥が原因―手湿疹 小まめな保湿クリームで予防(野村皮膚科医院 野村有子院長)
家事や水仕事をする機会が多い人がなりやすい「手湿疹」。複数の要因が重なって発症することが多く、予防には日頃からのケアが大切だ。原因…
寝ている間に起こる異常行動―睡眠時随伴症 大声で叫ぶ、家族への危害も(杏林大学医学部付属病院精神神経科 中島亨兼担教授)
寝ぼけたまま起き上がって歩いたり、大声で叫んだり、時には暴れて家族にけがをさせることもある睡眠時随伴症(パラソムニア)。睡眠時に生…
第二次性徴の遅れ―思春期遅発症 将来のために原因追究を(昭和大学横浜市北部病院産婦人科 長塚正晃教授)
思春期は心や体が子どもから大人へと成熟する時期で、男女の特徴が顕著になる第二次性徴をきっかけに起こる。思春期遅発症は、この第二次性…
新型コロナでドライアイ悪化 ~在宅勤務、マスク着用が要因~
長期化するコロナ禍は、体のさまざまな場所に悪影響を与えている。スマートフォンやパソコン(PC)の長時間の使用が引き起こすドライアイも…
若い女性に多い膝蓋骨亜脱臼症候群 膝に違和感、軟骨損傷も(順天堂大学医学部付属順天堂医院整形外科・スポーツ診療科 池田浩准教授)
膝蓋(しつがい)骨亜脱臼症候群は、膝の皿と呼ばれる膝蓋骨が、定位置からずれかかっている状態(亜脱臼)で、完全にずれて脱臼に至ること…
2~3時間後に激しい嘔吐 赤ちゃんの食物蛋白誘発胃腸炎(国立成育医療研究センターアレルギー研究室 森田英明室長)
近年、ミルクや卵などのタンパク質を摂取して数時間を経てから嘔吐(おうと)や下痢などを起こす「食物蛋白(たんぱく)誘発胃腸炎」という…
知っておきたい「ぎっくり腰」 受診の見極めと予防法(久我山整形外科ペインクリニック 佐々木政幸院長)
日本では成人約2800万人が腰痛を抱えている。原因が特定できないものを非特異的腰痛と言い、代表的なのが「ぎっくり腰」だ。正式には「…
耐え難い激痛―急性根尖性歯周炎 口腔トラブルはしっかり治療を(有楽町デンタルオフィス 片山明彦理事長)
根尖性歯周炎とは、歯の根の先端部に起こる炎症をいう。何かのはずみで急に症状が進むと、歯茎が腫れ、激痛を伴う急性根尖性歯周炎になる。…
腎機能が低下している人は要注意 自覚しにくい高マグネシウム血症(なかもずクリニック 熊谷天哲院長)
マグネシウムは体内に存在するミネラルの一種で、骨や歯を形成する、体の調子を整えるなどの役割がある。しかし、過剰に摂取したまま、体外…
自律神経の乱れで鼻水 中年女性に多い寒暖差アレルギー(大阪市立大学医学部付属病院耳鼻咽喉科 阪本浩一病院教授)
スギ花粉などが原因でくしゃみや鼻水などが出るのがアレルギー性鼻炎だが、暖かい場所から寒い場所へ移動した時や冷気を吸うなどの「寒冷刺…
高血圧症患者は夏に注意 ~降圧剤が低血圧招く恐れ~
今年の夏は全国的に猛暑が予想される。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒が続く一方で、熱中症など、暑さによる健康への悪影響も軽…
「たかが月経痛」と我慢しない―チョコレート嚢胞 予後不良の卵巣がんリスクも(奈良県立医科大学付属病院産婦人科 川口龍二准教授)
子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にしか存在しない子宮内膜の細胞が子宮の壁(子宮筋層内)や卵巣、腹膜などに侵入し、女性ホルモンの影響…
加齢とともに衰える舌の機能 リハビリなどで維持・向上を(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 菊谷武院長)
年を取ってもおいしく食事をするには歯の健康が大切。そう思う人は多いだろうが、忘れてならないのが舌の役割だ。食べ物をかむ、飲み込む、…
低下した臓器の機能が改善 全身性ALアミロイドーシスの新薬(京都鞍馬口医療センター 島崎千尋院長)
異常なタンパク質が全身に蓄積し、さまざまな臓器の働きが低下する全身性ALアミロイドーシス。心臓の機能に障害が引き起こされると命に関…
関節リウマチで起こる骨粗しょう症 炎症抑制と骨ケアの両輪で予防(湯川リウマチ内科クリニック 湯川宗之助院長)
関節リウマチは、体に入ってきたウイルスや細菌を攻撃する免疫機能が暴走し自分の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患だが、合併症の存在も見…