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人工肛門でも支障なく生活 前向きに捉え人生楽しむ(国立がん研究センター中央病院大腸外科 金光幸秀科長)
大腸がんの再発を防ぐために、直腸とともに肛門を切除し、人工肛門を造ることがある。器具の改良も進み、人工肛門になっても大きな支障なく…
突発性の強いめまい―前庭神経炎 発症前に風邪のような症状(てらお耳鼻咽喉科 寺尾元院長)
目がぐるぐると回るめまいの多くは耳のトラブルが原因で起こる。中でも激しい回転性のめまいが生じるのが「前庭神経炎」だ。てらお耳鼻咽喉…
天然ゴムで皮膚障害に―ラテックスアレルギー 命に関わることも(山梨大学医学部付属病院皮膚科 三井広講師)
ゴム手袋などの天然ゴム製品に触れることで皮膚にかゆみや赤み、じんましんなどが生じるラテックスアレルギー。まれにアナフィラキシーショ…
生活習慣病の治療中断でハイリスク化 ~短期間で多臓器不全も―新型コロナ~
新型コロナウイルス感染症の流行拡大は一部で減速の兆しも見えてきたが、医療関係者の間では、糖尿病や高血圧などの慢性疾患のある人の受診…
ウイルス性のいぼ―疣贅 皮膚科で適切な治療を(東京女子医科大学付属八千代医療センター皮膚科診療科長 三石剛医師)
いぼには、加齢や紫外線が原因のものと、ウイルスが原因のものがある。ウイルス性のいぼは年齢を問わずにできる。代表的なウイルス性のいぼ…
大人もかかる「りんご病」 妊婦や特定の持病は要注意(藤沢市民病院臨床検査科 清水博之診療科部長)
両頬がリンゴのように赤くなることから、「りんご病」とも呼ばれる伝染性紅斑。9歳以下の子どもに多い感染症だが、大人でも小児期に感染し…
症状なくても「次」のリスク―無症候性脳梗塞 生活習慣の改善で予防(東京都済生会中央病院 星野晴彦副院長)
脳卒中の一種で、脳の血管が詰まってその先に酸素や栄養が運ばれず、組織が壊死(えし)する脳梗塞。手足のまひやしびれ、言語障害などの症…
緊急事態宣言、再延長も視野 専門家「新型コロナ対策緩めるな」
新型コロナウイルスの新規患者数は減少傾向に入るようにもみられ、緊急事態宣言の対象となった自治体からは前倒し解除や延長しないよう求め…
高リスク児には予防注射を RSウイルス感染の重症化対策(日本医科大学付属病院小児科 伊藤保彦部長)
RSウイルスは風邪のウイルスの一種で、2歳になるまでにほぼ全員が感染するというごくありふれたウイルスだ。ただ、初感染の場合は重症化…
妊活中のED 薬を上手に利用するのも手(浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長)
子づくりのストレスから勃起不全(ED)に悩む男性は少なくない。安心して「妊活」に専念するにはED治療薬を上手に活用するのも一つの方…
どうする? コロナ下のがん治療 自己判断せず、主治医に相談を(北里大学病院集学的がん診療センター 佐々木治一郎センター長)
乳がんの治療を受けていた女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスに感染して亡くなったことで、がん患者に不安や動揺が広がった。コロナ…
女性に多い顔のしみ―肝斑 レーザー治療で悪化も(日本医科大学付属病院皮膚科 船坂陽子教授)
顔に現れるしみと呼ばれる色素疾患には老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)などがあるが、「肝斑(かんぱん)」もその一つだ。頬骨の上に左右…
再発予防のための治療―心臓リハビリテーション 適切な運動や生活習慣の継続が大事(国立循環器病研究センター病院 中西道郎医長)
心臓や血管の病気(心血管病)は一度発症すると再発の可能性が高いため、再発予防への取り組みが重要になる。患者が再発予防を心掛けること…
痩せ過ぎなのに脂肪肝!? 放置しないで―栄養障害性脂肪肝(大阪府済生会吹田病院 島俊英院長)
肝臓に中性脂肪が多くたまった状態を脂肪肝と言う。脂肪肝は、お酒を大量に飲み続けた人がなる「アルコール性」と、お酒をあまり、または全…
関節破壊抑制する内服薬が拡充 リウマチ治療のJAK阻害薬(北里大学病院膠原病・感染内科 山岡邦宏科長)
関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じてやがて変形することもある関節リウマチ。この20年間で薬による治療が大きく進歩し、発症早期から…
流産や死産繰り返す不育症 適切な治療で8割以上が出産(神戸大学医学部付属病院産科婦人科 山田秀人教授)
流産(妊娠22週未満の妊娠中断)または死産(妊娠22週以降の胎児死亡)を2回以上繰り返す病気を不育症という。流産や死産を経験した人…
大人の夜尿症 病気が隠れている可能性も(日本医科大学付属病院泌尿器科 戸山友香助教)
睡眠中に無意識に排尿するおねしょ(夜尿)。主に子どもで見られるが、脳やぼうこうの成長に伴って減っていき、通常は4歳ごろまでになくな…
気になる子どものO脚とX脚 治療や経過観察が必要なケースも(千葉こどもとおとなの整形外科 西須孝副院長)
子どものO脚やX脚は親にとって心配の種だが、大半は病的なものではない。ただし、見逃してはいけない疾患が隠れていることもあり注意が必…
自己治癒力高める注目の治療法―PRP療法 筋肉やけん、関節にも(順天堂大学医学部付属順天堂医院 小林洋平医師)
PRP(多血小板血漿=けっしょう)療法は、患者の血液から血漿成分を取り出して患部に注入する治療法で、組織の治癒力を高める効果がある…
脳の血流低下で起こる失神 原因によって異なる対処法(聖マリアンナ医科大学東横病院失神センター 古川俊行准教授)
血圧と心拍数が下がり、脳への血流量が減って意識を失う「失神」。大抵は数分で自然に意識が戻るため命に関わることはないが、危険な病気が…
限界迫る重症患者の治療 新型コロナ、専門家から切実な声
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、東京都や大阪府など10都府県で緊急事態宣言が延長された。重症患者は減らず、受け入れ…
代謝が鈍って不調が表れる―橋本病 甲状腺機能低下症になる場合も(横浜関内わだクリニック 和田修幸院長)
喉仏にある小さな臓器で、甲状腺ホルモンを分泌して全身の代謝を調節する甲状腺。橋本病は甲状腺に慢性の炎症が起きる病気で、慢性甲状腺炎…
“動くと、しんどい”は肺高血圧症かも? 年のせいにしないで(大阪大学医学部付属病院循環器内科肺高血圧専門外来担当 瀧原圭子医師)
心臓から肺へ向かう肺動脈の血圧(肺動脈圧)が25mmHg以上になる病気を広く肺高血圧症という。原因別に大きく1~5群に分類されるが…
潜在的な患者多く―女性の痔 妊娠や出産との関連も(吉祥寺グリーンクリニック 菅野淳子院長)
痔は肛門周辺の病気の総称で、「恥ずかしい」「人に知られたくない」という思いが先に立ち受診をためらいがちなため、潜在的な患者は多い。…
痛風予備軍の無症候性高尿酸血症 まずは生活習慣の改善を(複十字病院膠原病リウマチ科 谷口敦夫医師)
健康診断の項目でよく見掛ける「尿酸値」。血液1デシリットル中の尿酸が7ミリグラムを超えると高尿酸血症と診断される。それ自体に自覚症…