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周期的に発熱を繰り返す―PFAPA症候群 ~扁桃炎や咽頭炎と区別が重要(東京医科歯科大学医学部付属病院小児科 森尾友宏科長)~
喉の腫れを伴うPFAPA症候群は耳鼻咽喉科などで反復性の扁桃(へんとう)炎などと診断されるケースもある。東京医科歯科大学医学部付属…
災害時の行政職員のメンタル ~精神的負担大きく(東北大大学院教育学研究科臨床心理学 若島孔文教授)~
台風や地震などで大きな被害を受けると、被災住民の支援に当たる行政職員も強いストレスにさらされ、心身に不調を来すことも少なくない。東…
年末年始の帰省は可能? ~感染症に詳しい濱田教授に聞く~
2021年末、新型コロナウイルスの流行は収束したかに見られてきた。しかし、新しい変異株・オミクロンが出現し、世界各地で患者数が急増。東…
皮膚が擦れただけで水膨れ ~有効な治療法がない表皮水疱症(北海道大学医学部皮膚科学 夏賀健准教授)~
生まれつき皮膚が弱く、擦れたり、軽くぶつけたりしただけで水膨れができてしまう―。重症の場合、手や足の指同士がくっつき、指が使えなく…
「不妊治療」を受けやすい職場環境を ~東大医学部・原田美由紀准教授インタビュー~
2022年度から保険適用化が予定されている不妊治療。 希望するカップルの経済的な負担が軽減されることは期待できるが、当事者が抱える…
9400人程度採用の見通し ~来春研修開始の専攻医―日本専門医機構~
日本専門医機構の寺本民生理事長は20日、オンラインでの記者会見で、来年4月から研修が始まる専攻医に9400人程度が採用されるとの見…
良性でも死に至ることも ~細かな症状でも注意を―聴神経腫瘍(神戸大学医学部付属病院脳神経外科 篠山隆司診療科長)~
聴神経腫瘍は悪性の腫瘍(がん)と違い、転移などの恐れは少ないとされるが、「できる場所は小脳と脳幹の間の小脳橋角部というわずかな隙間…
妻の心身に不調来す ~夫が原因の“夫源病”(眼科いしくらクリニック 石蔵文信医師)~
夫の言動や存在自体がストレスとなり、妻の心身に不調が表れることを「夫源病」という。医学的な病名ではなく、眼科いしくらクリニック(大…
腸内細菌が歯周病に関係 ~マウス使った実験で判明(理化学研究所生命医科学研究センター 山崎和久客員主管研究員)~
歯を支える歯周組織の炎症で歯がぐらつき、抜けてしまうこともある歯周病に肥満が関係することや悪化の仕組みが分かってきた。脂肪の取り過…
「不育症」への正しい理解とケアを ~山王病院・藤井知行病院長インタビュー~
流産や死産を繰り返す「不育症」。 検査費用の国による助成制度が創設され、2021年度から実施されているが、当事者以外が不育症のこと…
不妊の原因にも ~多嚢胞性卵巣症候群(東邦大学医療センター大森病院産婦人科 片桐由起子教授)~
多嚢胞(のうほう)性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害による不妊症の原因として多い病気だ。東邦大学医療センター大森病院(東京都大田…
「第6波」に備えよ ~新型コロナ、専門家が警鐘~
新型コロナウイルスの感染者は減少したが、終息したわけではない。普通の風邪(感冒)を引き起こすコロナウイルスは、気温が低下し乾燥する…
食事に対する不健康な執着 ~摂食障害の一種―オルトレキシア(パークサイド日比谷クリニック 立川秀樹院長)~
「健康的な食べ物への不健康な執着」と呼ばれるオルトレキシアは自分が考える健康的な食事に執着し、それしか口にできなくなる摂食障害の一…
子どもの「浮き指」 ~心配がない場合が多い(山梨大大学院整形外科講座 藤巻太郎特任助教)~
足の指が地面に着かず、浮いた状態になる「浮き指」。大人の場合は歩行やバランス機能、姿勢などに影響があると言われる。最近増えていると…
成長止まった歯を再生 ~リバスクラリゼーション法(鶴見大学歯学部付属病院 細矢哲康教授)~
未発達な段階の永久歯の成長が虫歯などが原因で止まった場合、もろくなって割れたり感染症になったりすることがある。それを防ぐための歯の…
十分寝ても昼に眠気―特発性過眠症 ~睡眠の専門医受診を(すなおクリニック 内田直院長)~
夜十分に眠っても日中に強い眠気に襲われる特発性過眠症は、睡眠障害の中では比較的よく見られるが、一般的な睡眠不足との違いの見極めは難…
2020大会が示す理想と現実 ~多様性、共生の理念は実現できたか~
障害のある選手によるスポーツの総合大会、第16回夏季パラリンピック東京大会。国内で新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、東京都な…
小まめな保湿が予防の基本 ~唇も要注意―コロナ禍のスキンケア~
「木枯らし1号」が伝えられると、湿度が下がり皮膚の乾燥に悩む人も増えてくる。新型コロナウイルス対策で、マスクの着用や頻繁な手指の消…
口の衛生は体の健康に ~予防のために歯科受診を(笠島歯科室 笠島生也室長)~
重症化する人は少なくなっているものの、55歳以上の50%超が歯周病という調査結果もあり、患者の数は減っていない。予防歯科の重要性を…
認知症を過剰に恐れないで ~患者への意識調査で浮き彫りに(弘前大学大学院保健学研究科 大庭輝准教授)~
高齢者にとって認知症は恐ろしい病気と考えられているが、認知症を正しく理解することで適切な治療・サポートを受けることができる。しかし…
頻尿や痛みが治らない ~間質性ぼうこう炎の可能性も(東京慈恵会医科大学付属病院泌尿器科 古田昭診療医長)~
排尿回数が多い(頻尿)、尿意を我慢できない(尿意切迫感)、尿がたくさんたまった時にぼうこうが痛む。そんな症状が長く続き、泌尿器科に…
不健康な寝だめ習慣 ~ソーシャルジェットラグ(秋田大学医学部付属病院精神科 三島和夫診療科長)~
休日は昼まで寝る。それが習慣となっている人は少なくないだろう。しかし、意識しないうちにソーシャルジェットラグ(社会的時差ぼけ)とい…
コロナ禍で増加―慢性前立腺炎 ~座りっぱなし、飲酒は控えて(おとなとこどもの仙川泌尿器科 上杉達也院長)~
新型コロナウイルス感染症の影響で意外な病気が増えている。おとなとこどもの仙川泌尿器科(東京都調布市)の上杉達也院長は「慢性前立腺炎…
唾液があふれ出る―流涎症 ~病気や義歯、加齢が影響(鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科 中川洋一学内教授)~
口の中にたまった唾液が飲み込む量を超えて口からあふれ出る症状が病的に続く状態を流涎(りゅうぜん)症という。原因や治療について、鶴見…
目元、口元がぴくぴくする―顔面けいれん ~症状で悩んだら脳神経外科へ(東京女子医科大学東医療センター脳神経外科 糟谷英俊教授)~
「目元がぴくぴくする」という症状の多くは疲労などによって生じる一過性のものだが、表情筋の運動をつかさどる顔面神経が圧迫されて生じる…