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顔半分にへこみ―ロンバーグ病 皮膚のひきつれ、歯の欠損、白斑も
顔の片側が徐々にへこんでいく進行性顔面半側萎縮症(ロンバーグ病)という病気がある。痛みはないが、顔つきが大きく変わってしまう。どの…
血液によるうつ病の補助診断 確率9割に迫るPEA検査
気力や思考力、集中力の減退、不眠や過眠などの症状が続くうつ病。通院患者は増えているが、高血圧や糖尿病のように数値で診断する方法は、…
相談しづらいお尻のかゆみ―肛門掻痒症 温水洗浄の使い方にも注意
肛門の病気を抱え、人知れず悩んでいる人は少なくない。肛門とその周辺にかゆみが生じる肛門掻痒(そうよう)症もその一つだ。便をきれいに…
前立腺がんの放射線療法に新技法 仕事とがん治療を両立
前立腺がんは、高齢化や食生活の欧米化を背景に患者数が急増している。手術支援ロボットによる手術が注目されるほか、2018年6月には、…
皮膚科で適切な治療を―背中のニキビ マラセチア毛包炎との区別がカギ
背中が大きく開いた服や水着の着用時など、肌の露出度が高いと背中のニキビが気になる。背中に自信が持てるようにするにはどうしたらよいか…
まるで物語の世界―不思議の国のアリス症候群 一過性に生じる幻覚
「不思議の国のアリス症候群」と呼ばれる病気がある。世界的に知られる物語のタイトルを病名にした由来は、主人公のアリスの体が大きくなっ…
進行遅く、除菌療法で多くが治癒 胃の粘膜に発生する胃マルトリンパ腫
胃の悪性腫瘍の一つに、粘膜に発生する「胃マルトリンパ腫」がある。悪性度の低いリンパ腫で、その発症には胃がんの原因にもなっているヘリ…
長寿の秘訣はかみ合わせ 歯並び整え、食事もおいしく
歯の状態はQOL(生活の質)に大きく影響し、健康で生きられる時間を左右する―。長寿のための秘訣(ひけつ)、ポイントは何か。日本臨床…
小まめな休息で予防―VDT症候群 デジタル機器の使用による心身の不調
パソコン(PC)の画面を同じ姿勢で長時間見続けることにより、心身にさまざまな不調が表れる「VDT(ビジュアル・ディスプレー・ターミ…
頭蓋底腫瘍で新手術法開発 全摘出できれば完治も
頭蓋骨は、脳を上から包み込む頭蓋(とうがい)冠と、脳の底を支える頭蓋底に分けられる。この頭蓋底に発生した腫瘍は、下垂体腺腫、転移性…
手術以外の選択肢―腎がんの凍結療法 高齢や合併症ありでも
腎臓にできる腎がんは、高齢化とともに増加傾向にある。手術が難しい患者に対しては凍結療法という選択肢があり、近年普及しつつある。東京…
てんかん患者の妊娠・出産 諦めずに計画的な治療を
脳の神経細胞が過剰に興奮して、意識障害やけいれんなどの発作が起こる「てんかん」。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で発症し、患者数は…
遺伝子から治療法探る がん遺伝子パネル検査が保険適用に
がんの発生に関連する複数の遺伝子を網羅的に検査して、個々の患者に最適な薬を探す―。そんな医療が保険診療で受けられるようになった。2…
不慣れな育児によるメンタルの不調 長引く場合は相談を
出産後、何もする気が起こらない、突然涙が出るなど、情緒が不安定になる妊産婦は少なくない。「うつ病などの精神疾患とは異なり、一時的な…
スポーツ外傷で多い―急性硬膜下血腫 早めの対応が命を救う
交通事故や高所からの転落による死亡は、急性硬膜下血腫が原因であることが多い。頭を強く打ったことで脳の表面にある血管が切れ、流れ出た…
天気の変化で体調不良―気象病 自律神経が乱れ、めまいや頭痛
ゲリラ豪雨や大型台風、干ばつ、猛暑など、世界的に気候変動に伴う異常気象が多くなり、体の不調を訴える人が増えている。気象病・天気病外…
「死の病」ではなくなったエイズ 鍵は早期発見、早期治療
12月1日は「世界エイズデー」。かつて「不治の病」といわれたエイズは治療の進歩によって、もはや死の病ではなくなった。しかし、患者が…
脳卒中・心筋梗塞リスク高める糖尿病 腎や網膜の障害、下肢の壊疽に加え
糖尿病の9割以上を占める「2型糖尿病」=用語説明参照=の患者が急増し、大きな問題になっている。この病気自体が引き起こす高血糖は病状…
精神疾患の薬物治療 患者と主治医で方針の共有を
近年の診療報酬改定により、精神疾患に使う薬(向精神薬)の多剤処方をした場合は診療報酬が減点されるようになった。「精神疾患の治療にお…
遺伝子が関連するがん―リンチ症候群 自覚症状なくても早期から検診を
かつて「がん家系症候群」とも呼ばれた「リンチ症候群」は、生まれつきがんを発症しやすい遺伝子の変異を持つことが原因で起こる遺伝性の疾…
皮膚や爪に褐色の色素沈着―アジソン病 慢性的な副腎皮質ホルモン分泌の低下
体内で作られるホルモンは100種類以上あり、毎日必要な量が過不足なく作られている。アジソン病は、副腎皮質で作られるホルモンが、何ら…
腕の痛みやしびれ 握力に影響も―胸郭出口症候群
電車のつり革をつかもうとした時や、目線より高い所で作業をした時、重い物を持ってしばらくした時などに、腕にしびれや痛みを感じる人は「…
6カ月以上の激しい倦怠感―慢性疲労症候群 免疫異常による脳神経疾患
ウイルスなどによる感染症を発症後に、体を動かせないほどの疲労感が長く続き、日常生活に支障を来す慢性疲労症候群(CFS)。単に疲労が…
転移なく生存できる期間を延ばす 前立腺がんの新薬が登場
前立腺がんは5年生存率が97.5%と、比較的経過の良いがんとして知られる。だが進行してがんが骨や他の臓器に転移してしまうと、根治が…
進歩する白内障手術 ライフスタイルで眼内レンズ選択
加齢に伴って起きる目の病気が白内障だ。カメラのレンズに当たるのが、水晶体。加齢などが原因で水晶体が白く濁る。若くてもけがをしたり、…