石橋英明 医師 (いしばしひであき)

伊奈病院

埼玉県北足立郡伊奈町大字小室9419

  • 整形外科
  • 部長

整形外科 リウマチ科 外科

専門

骨粗鬆症、関節リウマチ、関節外科

石橋英明

日本における骨粗鬆症の権威。レントゲンや骨密度測定・骨代謝マーカー、さらに、骨折の危険度を算出するFRAX(フラックス)等も取り入れ、専門的な骨粗鬆症診療を提供している。一方で、高齢者の骨や関節の病気について必要で正確な知識を具体的に普及していくため、2005年にNPO法人「高齢者運動器疾患研究所」を設立。講演活動やニュースレター発刊などを通じて幅広い活動を展開している。現在はロコモティブシンドローム(運動器症候群)の普及にも力を入れている。

診療内容

同科は、関節外科や骨粗鬆症を専門とする同科部長の石橋英明医師をはじめ、スポーツ整形医・脊椎外科医など5名の専門医を配し、ほぼすべての整形外科疾患(悪性腫瘍や先天性疾患を除く)に対して外来から入院・手術に至るまで充実の医療を提供している。特に、骨粗鬆症については、土曜日に「骨粗鬆症外来」を開設し、専門的な骨粗鬆症診療に積極的に取り組んでいる。骨粗鬆症は、骨折を起こしたとき以外は変化のわかりにくい疾患である。診療の第一歩は、検査と言われており、石橋医師もレントゲン・骨密度測定・骨代謝マーカーを駆使し、患者の骨の状況を把握して丁寧な説明を行うことから始め、適切な治療や指導を行っていく。レントゲンでは、背骨の変形の程度や圧迫骨折の有無などを確認。骨密度は、腰椎や大腿骨の骨密度を測定できる機器を備え、デキサ法で測定。血液検査によって行われる骨代謝マーカーでは、骨の強度を左右する骨代謝の速度を診る。半年に一度の骨密度検査や骨代謝マーカーの変化など鑑みて、その時の状態に応じた投薬を行う。さらに、今後の骨折の危険度を算出するFRAX(フラックス)を取り入れることにより、骨折の確率を算出できるようになっている。その確率が半減するよう、最も効果的な投薬など、専門的な治療を展開していくのである。もしも骨折したり、継続的な痛みを有したりする場合にも、石橋医師のこれまでの実績や技術を生かし、的確な判断で対応している。さらに、石橋医師は、中高年の膝や股関節の痛みの原因となる変形性関節症には、薬や注射・運動療法を含めた保存的治療や、人工関節を中心とした手術を行う。関節リウマチには、生物学的製剤も含め、適切な薬剤選択による調整を行いながら、必要な場合は人工関節手術、足趾の変形矯正、手関節形成術などの手術にも対応している。
石橋医師は、これら高齢者の骨や関節の病気は「生活習慣の改善や運動習慣をつけることによってその多くを予防・改善できる」と考えており、こうした見解から、2005年にNPO法人「高齢者運動器疾患研究所」を設立した。講演活動などを通じて、運動器に関する重要な知識を伝える活動を広く展開している。2008年からはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の普及にも力を入れており、高齢化が進む現代において、さらなる活躍が期待される国内屈指の専門医なのである。

医師プロフィール

1988年 東京大学卒業後、三井記念病院、東京都老人医療センター、東芝中央病院整形外科に勤務
1992年 東京大学大学院で骨代謝研究に従事
1996年 学位取得。米国ミズーリ州セントルイスのワシントン大学に博士研究員として留学
1999年 東京都老人医療センター(現・東京都健康長寿医療センター)整形外科に勤務
2001年 同センター医長に就任
2004年 伊奈病院に勤務 整形外科部長に就任