横井則彦 医師 (よこいのりひこ)

京都府立医科大学附属病院

京都府京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465

  • 眼科
  • 客員教授

眼科

専門

ドライアイ、眼表面疾患、角膜疾患、涙液疾患

横井則彦

横井則彦医師は、ドライアイ研究会世話人代表、Asia dry eye society Presidentなどを務めるドライアイの診療・研究におけるプロフェッショナル。担当するドライアイ専門外来では、シェーグレン症候群を含むドライアイ、マイボーム腺機能不全、上輪部角結膜炎、結膜弛緩症などの結膜疾患の他、眼類天疱瘡、移植片対宿主病などの重症眼表面疾患、角膜疾患の診療を行っている。自ら共同開発した最新の検査法、診断法、治療法を用いて個々の患者さんの涙と上皮の状態を的確に診断。治療は、患者さんに合わせた点眼液の選択を的確に行うとともに、重症例に対しては、涙点閉鎖術、眼表面・眼瞼の形成術なども行う。病気の重症度と患者さんのニーズに合わせたテーラーメイドの治療を行なっている。

「ドライアイをはじめとする涙液関連眼表面疾患は、患者さんの生活の質(QOL)に大きくかかわる慢性疾患です。長く続く、治らない症状(眼の不快感)に悩んでおられる患者さんは、日常診療で、多く見られます。幸い、日本では、良好な改善が期待できるようになってきており、診断・治療が的確に行える環境が次第に整ってきています。」(横井医師)
横井医師は、的確な診断、治療と丁寧な説明につとめ、患者さんと共に改善を喜べるよう、ベストな診療を心がけている。


診療を受けるには

紹介状が必要。医師が不在でないか要確認。横井医師の診察日は金曜午前のみ。待ち時間は2時間以上になることも。医師の指名は可能。

医師プロフィール

1984年 京都府立医科大学 卒業
1986年 京都府立医科大学 助手
1995年 京都府立医科大学 講師
1996年 オックスフォード大学 ナフィールド眼研究所 研究員
1999年 京都府立医科大学 助教授
2007年 京都府立医科大学 准教授
2016年 京都府立医科大学 病院教授
2023年 京都府立医科大学 客員教授

所属学会

医学博士、日本眼科学会評議員、日本角膜学会評議員、ドライアイ研究会世話人代表、President of Asia Dry Eye Society、国際eスポーツ医学会理事

主な著書

『TFOD and TFOT Expert Lecture』(2020年メディカルレビュー社)
『先端技術が応える! 中高年の目の悩み』 (2011年 集英社新書)
(更新日:2024年6月14日)