比野平恭之 医師 (ひのひらやすゆき)

昭和大学江東豊洲病院

東京都江東区豊洲5-1-38

  • 耳鼻咽喉科
  • 准教授

耳鼻咽喉科

専門

副鼻腔炎

比野平恭之

比野平恭之医師は、日本における鼻副鼻腔疾患のスペシャリストとして、多くの患者から圧倒的な信頼を集める。副鼻腔炎(蓄膿症)の治療は、副鼻腔に溜まった膿を除去するために内服治療や吸入治療を行う。軽快しない場合は、内視鏡下鼻内副鼻腔手術にて対応。鼻の穴から内視鏡を入れて炎症の起きている副鼻腔を開放するものであるが、比野平医師の実績や高い技術も相まって安定的な低侵襲手術が可能になった。投薬等を含めた術後の経過観察もしっかり行い、完治を実現している。

診療内容

副鼻腔炎は、副鼻腔に炎症がおきる病気であり、慢性化した場合の通称は蓄膿症である。
鼻のなかにある空洞(副鼻腔)に鼻水等が溜まり、細菌感染などによって膿となってしまうものである。
鼻汁が3か月以上持続したり、強い鼻閉感を覚えたりし、それによって、痛みを伴う・呼吸がしにくい・気分が悪くなる・やる気がなくなるといった症状が起こる。レントゲンやCTスキャンによって副鼻腔にどれくらい膿が溜まっているかを確認し、診断する。治療としては、まずは、定期的に副鼻腔にたまった鼻汁を取り除くことが大切となり、その上で、細菌除去のために抗生物質を使用する。マクロライド系抗生剤を少量ずつ長期に渡って使用し、効果が認められる場合も多い。
このような治療を数カ月行っても効果がない・または不十分といったケースでは、内視鏡を使用した鼻内手術を行う。
手術は、鼻内から副鼻腔の入り口を開放して中にたまった膿を除去するものである。光学機器(内視鏡)を用い、患者への侵襲の少ない手術を基本としている。手術後に、手術前から使用していた薬を続けることも必要となる。
慢性副鼻腔炎において難治例と言われているのが、気管支喘息合併例。
まず内科専門医に気管支喘息の治療をしてもらい、その上で慢性副鼻腔炎に対して、耳鼻咽喉科専門医が抗ロイコトリエン薬や抗アレルギー薬、副腎皮質ステロイド薬を入れる点鼻薬等を使用する。積極的に内視鏡手術を行うケースも多い。また、成長発育期に起こってくる子供の慢性副鼻腔炎は、副鼻腔の成長の程度・周囲のアデノイド・扁桃などの慢性炎症の影響を受けやすく、また、アレルギー体質等の全身的背景も多大な影響を有するものである。
成長過程で自然に治っていく傾向も高い一方、治らないまま成人性慢性副鼻腔炎に移行する場合もあるため、早期発見・早期治療により、移行を阻止することが重要となる。

医師プロフィール

1985年3月 愛媛大学医学部 卒業
1991年3月 愛媛大学大学院修了
1991年4月 愛媛大学医学部 助手
1992年2月~1993年10月 スウェーデン国 カロリンスカ研究所 訪問研究員
1997年3月 医療法人聖光会鷹の子病院 耳鼻咽喉科部長
2007年1月 愛媛大学医学部 講師
2009年4月 高知大学医学部 講師
2009年10月~昭和大学医学部 講師
2014年3月 昭和大学江東豊洲病院耳鼻咽喉科 准教授