吉田幸彦 医師 (よしだゆきひこ)

名古屋第二赤十字病院

愛知県名古屋市昭和区妙見町2-9

  • 第一循環器内科
  • 部長

循環器科 内科

専門

難治性不整脈・心不全の非薬物療法、心筋焼灼術(カテーテル・アブレーション)

吉田幸彦

吉田幸彦医師は、難治性の不整脈・心不全治療のエキスパート。心房細動に対するカテーテル・アブレーション(心筋焼灼術)の実績を数多くもっている。心不全に対する心臓再同期療法(両心室ペーシング)にも詳しく、安全・確実かつスピーディな治療をめざす。一般の人々に向けて不整脈の危険性を訴えるなど市民講座で講演を行う機会が多いほか、カテーテル・アブレーションの技術を若手医師らに伝承する勉強会にも講師として精力的に参加し、次世代を担う循環器医師の育成に力を注いでいる。

診療内容

吉田医師は不整脈治療のなかでも難治性の不整脈については豊富な実績をもつ。
名古屋第二赤十字病院は、不整脈治療として「カテーテル・アブレーション(=心筋焼灼術。以下アブレーションという)」を中部地方の病院として初めて行ったことで知られている。現在、同院ではアブレーションは356例、そのうち心房細動アブレーションは279例の実績がある(2014年現在)。これは愛知県内では第3位の症例数だ。
心房細動は難治性不整脈の一つで、発症頻度は加齢に伴って増加するもの。心原性脳塞栓の原因となる怖い病気で、心不全の予後を悪化させると言われている。同院では上記のとおり心房細動の症例数が多いが、合併症が発症する割合はきわめて低いという(合併症は4年間でわずか0.66%ほどの発症率にとどまる)。
また、吉田医師はペースメーカーによる心不全治療「心臓再同期療法(=両心室ペーシング、CRT)」の実績も比較的多く、その成績もかなり良好である。その治療にあたる自らのモットーや今後の展望について吉田医師は次のように語る。「当院で心臓再同期療法の専門医は現在のところ私だけですが、他の非専門医の若手医師らとともに、安全(Safe)、スピーディ(Speedy)、シンプル(simple)という3つのSをモットーとして、患者さんの苦痛の少ない治療を心がけています。高水準の手技を後進の各地域の医師にも伝承し、心筋焼灼術の治療が全国的に広がることを望んでいます」

医師プロフィール

1989年3月 名古屋大学医学部 卒業
2008年4月 名古屋第二赤十字病院 第二循環器内科部長
2016年 名古屋第二赤十字病院 第一循環器内科部長

「不整脈」を専門とする医師