木下真幸子 医師 (きのしたまさこ)

国立病院機構 宇多野病院

京都府京都市右京区鳴滝音戸山町8

  • 脳神経内科(発作科)
  • 医長

脳神経内科 神経内科 内科

専門

てんかん学、神経内科学、臨床神経生理学

木下真幸子

木下真幸子医師がてんかんの治療に深く関わるきっかけとなったのは、発作がありながらも自分のできることをやろうと一生懸命努力する患者の姿を見て、少しでもサポートしたいと思ったからだという。以後、十数年にわたり、てんかんや脳波分野の研究を重ね、てんかん治療に貢献してきた。てんかんの患者は、家族とともに受診することが多いが、木下医師の温かな雰囲気によって、緊張することなく細やかに症状を話すことも多いという。
「てんかんを診断する上で最も重要なのは、発作症状を適切に把握することです」(木下医師)
患者は発作症状を疾患だと思っていないことも多いため、訴えを丁寧に聞くことに加え、関連する項目を能動的に確認することが必要になるという。現在では年間に600人以上の患者が診察に訪れる。木下医師は、限られた時間の中でどれだけコミュニケーションを深めることができるのかを工夫し、的確な診断をくだしている。同時に、将来的な見通しを正しく伝え、納得のいく治療方法を選択するという診療を行っている。また、講演等も精力的に行い、てんかんのさらなる周知を目指したいという。「一人ひとりの患者さんの生き方と、きちんと向き合っていきたいと思います」(木下医師)

診療を受けるには

初診予約制。紹介状、検査結果(血液検査、脳波等)を持参。妊娠中・出生時の状況なども参考になるため母子手帳等も持参。初診専用予約枠は火曜の午前。

医師プロフィール

1996年3月 京都大学医学部 卒業
2005年3月 京都大学大学院医学研究科博士課程卒業
2005年4月 京都大学大学院医学研究科臨床神経学(神経内科)医員
2007年4月 独立行政法人国立病院機構宇多野病院神経内科(発作科)医師
2011年4月 国立病院機構 宇多野病院 神経内科(発作科)医長
2018年4月 奈良県立医科大学 脳神経内科 臨床教授(兼任)

所属学会

【所属学会】…日本神経学会、日本内科学会、日本てんかん学会、日本臨床神経生理学会、日本神経治療学会、日本神経科学学会、日本芸術療法学会、American Epilepsy Society、American Academy of Neurology

【学会資格】…日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会認定医、日本てんかん学会専門医・指導医、日本臨床神経生理学会専門医・指導医(脳波分野)

主な著書

『臨床検査技師の脳波検査実習における自己評価チェックシートの有用性』(2019年 臨床神経生理学)
『重症薬疹を引き起こさないために 間違いやすい処方例-ラモトリギンの多すぎる初回投与量-』(2019年 月刊薬事)
『トール・アンド・デコラティブ・ペインティングを用いた表現手段の獲得:広汎性発達障害症例における治療経験』(2018年 日本芸術療法学会誌)
『日本臨床神経生理学会 専門医・専門技術師 試験問題解説120』(2018年 診断と治療社)
『同僚のてんかん発作 必要な配慮や介助方法は?』(2018年すこやかファミリー)
『高齢者てんかんと鑑別すべき疾患』(2018年クリニシアン)
『薬剤関連てんかん発作:予防と対処法』(2018年Geriatric Medicine)
『全般発作の患者の脳波検査はどのモンタージュを選択するか?』(2017年 脳神経外科速報 )
『高齢者のてんかんの特色』(2017年CLINICAL NEUROSCIENCE)
『てんかん学用語事典 改訂第2版』(2017年 診断と治療社)
『長時間ビデオ脳波モニタリングの有用性とpitfalls』(2016年 神経内科)
『ここが知りたい!臨床神経生理』(2016年 中外医学社)
『てんかん外来 (神経内科外来シリーズ 4)』(2016年メジカルビュー社)
『妊娠可能年齢の女性におけるてんかん診療戦略』(2015年 最新医学)
『臨床てんかん学』(2015年 医学書院)
『症例から学ぶ戦略的てんかん診断・治療』(2014年 南山堂)
『てんかん専門医ガイドブック』(2014年 診断と治療社)
『誤診症例から学ぶ 認知症とその他の疾患の鑑別』(2013年 医学書院)
『高齢者の見えにくいてんかん、どう見る?どうケアする?』(2013年 月刊ナーシング)
『側頭葉てんかん』(2013年 精神科治療学 )
『てんかんと認知症はどう鑑別すればよいでしょうか?認知症と間違われやすいてんかん、および認知症に合併するてんかんについて教えてください』(2012年 治療)
『てんかんテキスト New Version (アクチュアル 脳・神経疾患の臨床) 』(2012年 中山書店)
『てんかん、けいれん発作発症後のケア』(2009年Brain Nursing )
『Pharma Medica てんかんの最新情報 新たな生理学的診断と治療』(2008年)
『てんかん研究 2001年国際てんかん診断大要案と2006年提言の有用性の検討』(2008年)
『CLINICAL NEUROSCIENCE てんかん発作の磁気刺激治療』(2008年)
等多数
(更新日:2019年6月18日)

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